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初めてテレビコマーシャルをやる時のCMの作り方

初めてコマーシャルをやる時の作り方
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新しい店舗をオープンする時や事業を立ち上げた時など、最初にすることは宣伝なのではないでしょうか。

 

そしてその宣伝方法の中に「テレビコマーシャル」という選択肢があることもあるでしょう。

 

しかしながら、テレビコマーシャルというのは初めてやる人にとっては複雑過ぎてなかなか理解しがたい仕組みで成り立っています。

 

今回は初めてテレビコマーシャルに挑戦してみたい、と思っている方へ向けて、

テレビコマーシャルを初めてやる時にどんなことを考えたらいいのか、ということを書いてみたいと思います。

 

しっかりとターゲット層を決める

 

商材がある場合は、おそらくある程度ターゲット層を明確化して商品を開発していると思いますが、

テレビコマーシャルをやる場合は、さらにそのターゲット層を明確化する必要性があります。

 

例えばターゲット層がどういった時間帯でどんな生活を送っているのか、ということを明確化することによって

テレビコマーシャルのどの放送枠を獲得するか、ということが変わってきたりするんですね。

 

ターゲット層がどんな時間帯にテレビを見ているのか、ということから逆算して放送枠を決めていかないと、ターゲット層が全くテレビを見ていない時間にコマーシャルを放送することになってしまいます。

 

それなりの予算を割いてテレビコマーシャルをするわけですから、一番効果が出やすいやり方を選択したいですよね。

 

そのためにも、ターゲット層のライフスタイルまで明確化することがとても大切なのです。

関連記事:売れるCMを作るためにはターゲットの設定が重要

 

予算をおおまかに決める

 

テレビCMの予算を決めるのはとても難しいことです。

 

なぜならテレビコマーシャルというものにはセットプランのようなものがあるわけではなく、

やり方によってかかる費用がかなり変わってくるからです。

 

コマーシャルをやる時期によっても値段が変わってきます。

3月は通常CMをしたい企業が多くなるので、値段が高くなる傾向があります。

引っ越しや転勤も多く、新生活を始める人が多いので、それに伴う商品が多いからです。

また、決算前の時期になると、企業の予算を調整したくてテレビコマーシャルをやりたい、というところが増えたりもします。

なのでその時期はコマーシャルの放映枠の単価が高くなったりするんですね。

 

そういった関係で、「テレビコマーシャルはいくらでできます!」というようなかっちりと決まった料金相場はないのです。

安い時に安い方法でやれば数十万でやることもできますし、時期が変わると同じ方法、内容でも全く違う予算が出てきたりするわけなのです。

 

さて、コマーシャルを打つ料金というのは

  • コマーシャル素材の制作費
  • 放映枠の料金

の二つの要素から成り立っています。

 

映像制作に関しては、欲を言わずに一番安く仕上げると20万円前後で作ることができます。

そこから放送枠の獲得になるので、最低でも数十万、というのがコマーシャルの予算ですね。

 

そこからいろいろやりたいことを足していって予算が上がっていく、という流れになります。

これは広告代理店と相談しながら決めていくのがいいと思います。

 

その時期によってできることも異なってきますからね。

 

これをもとに大体の予算を考えて広告代理店に相談してもらえれば、その案にあったやり方を提供させていただきます。

関連記事:CM予算はどうやって決めるべきか

 

コマーシャルには厳正な考査がある

 

テレビコマーシャルをやる場合には厳正な考査を通過しなくてはいけません。

これが今でもテレビの信頼が保ち続けられている理由だと思います。

 

公共の電波に乗る、ということはそれだけですごいことなのです。

 

実体のよくわからない会社や団体はコマーシャルをやることはできません。

 

初めてテレビコマーシャルをやる場合はそういったところも気をつけておく必要があります。

 

  • 企業のホームページまたはパンフレット
  • 事業内容
  • CM内容

などといったものが考査の対象となり、これが通らないとテレビコマーシャルをすることはできないのです。

 

ホームページなんかは絶対に作っておいた方が良いですね。

関連記事:CMの考査って何だろう?を代理店が徹底解説!

 

コマーシャルをする目的を明確に

 

テレビコマーシャルをするとなると、どうしても「コマーシャルが印象に残るように!」というところがメインになってしまって

肝心の目的を見失ってしまうことがよくあります。

 

そのテレビコマーシャルをやることによって何をしたいのか。

  • 会社の知名度を上げたいのか
  • 商品の売上を伸ばしたいのか
  • 新規顧客層に訴えたいのか
  • 店舗の所在地を認知させたいのか

いろいろあると思います。

 

そういったことも先に決めておいて、そこから逆算してテレビコマーシャルを作っていく、ということをした方がいいと思います。

関連記事:商品の魅力を引き出すことができるテレビCMとは

 

コマーシャルのやり方

 

コマーシャルのやり方にもいろいろな方法があります。

 

  • タイムCM
  • スポットCM
  • パブリシティ

など、初めてコマーシャルをやる方にはなかなか専門用語が多くて難しいと思います。

 

こういったところは予算や大まかな目的が決まっていれば広告代理店の方から提案することができるので、

なんとなく知っておく、くらいでもいいと思います。

 

例えば狭い地域で始めて、少しずつ放映地域を拡大していく、だとか

一つの番組のスポンサーになって長くやる、だとか

いろいろ方法があるのです。

関連記事:広告代理店が解説するテレビCM放映のやり方

 

広告代理店と相談

 

予算や大まかな内容がなんとなく決まっていれば、そこからは広告代理店と相談しながら決めていけば良いと思います。

 

テレビコマーシャル業界はわからないことがたくさんあると思いますし、

「こんなことから聞いてもいいのかな?」と思うこともあるかと思いますが、

テレビ放送事業とお客様を繋ぐのが広告代理店の仕事です。

 

弊社ライズアドバートでは予算やご要望に合わせたコマーシャルのやり方、内容についてご提案させていただきますので、ご相談ご質問は小さなことでもお気軽に下記フォームよりお問い合わせください。

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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