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テレビとSNSの可能性

テレビとsns
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若い人たちの情報源がどんどんSNSに傾きつつある今、テレビの在り方も昔と少しずつ変わってきたように思います。

SNSの広がりと共に少しずつ変化しているテレビと、視聴者の感じ方、

そしてこれからのテレビとSNSとの関係の可能性について今回は話を広げてみたいと思います。

 

SNSとは

 

SNSとはソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service)の略で主に今日本でユーザー数が多いのは

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE

などといったものが挙げられます。

wikipediaによるとSNSの定義は

広義には、社会的ネットワークの構築の出来るサービスやウェブサイトであれば、ソーシャル・ネットワーキング・サービスまたはソーシャル・ネットワーキング・サイトと定義される。

この為、コメントやトラックバックなどのコミュニケーション機能を有しているブログや、電子掲示板も広義的にはソーシャル・ネットワーキング・サービスに含まれることがある。

狭義には、ソーシャル・ネットワーキング・サービスとは人と人とのつながりを促進・サポートする、「コミュニティ型の会員制のサービス」と定義される。

あるいはそういったサービスを提供するウェブサイトも含まれる。

とされています。

 

基本的にはSNSは個人間のコミュニケーションをメインにしたサービスだと言えるかと思います。

 

SNSの特徴

 

まずはSNS上で交わされているコミュニケーションの特徴について考えてみたいと思います。

SNSの特性を理解し、どのようにテレビと親和性があるのか、ということを考えていきましょう。

 

率直な意見

 

基本的に誰でも書き込みができるSNSの世界では率直な意見が飛び交っています。

 

普段口にはあまり出さないようなこともSNS上だとかなり気軽に発言することができると言えるでしょう。

匿名性もありますし、インターネット上のサービスなので、対人の発言ほどの影響力がない、と考えている人が多い、ということもあるかもしれません。

 

良い意見も悪い意見も率直に述べられているので、SNS上にある物事に対する評価というのは総合的に見て非常に客観的な評価だと思われます。

なのでSNS上の評価が消費者の購買決定要因になったりすることもあるようです。

 

リアルタイム

 

SNSは発信する事でそれがリアルタイムで全世界に広まっていくサービスです。

すると、発信や、その発信によるコミュニケーションがよりリアルタイムで行われるようになっています。

 

LINEを例にあげると、

ひと昔前は連絡手段はメールが基本でしたが、それがLINEに変わってからは既読機能もついているためかよりスピーディーに、さらに内容自体もどんどん短文化していったように思います。

このリアルタイム感に現代人はどんどん引き込まれていっている気がします。

 

コミュニケーションツールがどんどん「対人会話」に近づいていっているのかもしれません。

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SNSの影響によるテレビ視聴者の変化

 

最近ではSNSの影響でテレビにも少しずつ変化が出てくるようになってきました。

それは視聴者がテレビを見ながらスマホをいじってSNSをする、というながら視聴の風潮が高まってきたからだと思います。

 

よりリアルを重視

 

SNSが率直な意見を発信できる場だと先述しましたが、そういった一般ユーザーの率直な意見が世界的に発信できる場ができたことにより、

テレビの視聴者もテレビによりリアルを求める風潮が強まった気がします。

 

最近のテレビに芸能人ではなく一般人を巻き込む番組が多い気がするのもそういった理由があるのではないかと思うのです。

 

また、購買決定要因ともなるほどユーザーがSNSを利用している頻度が高いので、テレビでも「良い側面と悪い側面」どちらも映っている番組の方がより人気があるように思います。

きらびやかなだけでなく、事実をリアルに映しているテレビ番組の方が現代では需要が高いのかもしれません。

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リアルタイムに面白みを感じる

 

SNSの台頭でよりリアルタイムでのコミュニケーションが普及していく中、テレビの感想などをSNS上で発信してそこからSNSユーザー同士の新しいコミュニケーションが生まれることも増えてきています。

 

テレビで天空の城ラピュタが放送された時に

SNS利用者がテレビ番組内のセリフ「バルス!」に合わせて一斉に視聴者が発信をし、2ちゃんねるやTwitterなどのサーバーが落ちる現象が一時期有名になりましたが、

このようにリアルタイムに面白みを感じる現象が確かに起きているのです。

 

テレビという情報源を離れてみている各個人が「一緒に見ているような感覚」や「共感している感覚」を味わうことができる、というのがこういった現象の理由なのでしょう。

 

これからのテレビとSNS

 

最近のテレビを見ていると、番組に対するTwitterのツイートをそのまま番組内でリアルタイムで流したり、スマホでアンケートや景品応募ができるようなながら視聴を促す番組の作りも増えてきたように思います。

 

より「リアル」で離れた個人同士が「一緒にみているような感覚」を味わえるようなテレビの在り方が今後は求められていくのかなと感じています。

インターネットの普及でテレビはなくなるのか、という論議をよく見かけますが、テレビがなくなるというよりはどんどんネットと融合していって新しいテレビの形が出来上がってくるのだろうと思います。

 

テレビが変わってくればそれに付随してテレビ上の宣伝のあり方もどんどん変わってくるでしょう。

これからテレビがどう変化していくのか、楽しみですね。

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ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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