CM・広告の仕組み PR

広告代理店が解説するテレビCM放映のやり方

CMを放映するやり方
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テレビCMを放映してみたい!というお客様はきっと、テレビCMのことについてわからないことだらけだと思います。

 

料金の仕組みや放映の仕方、

とりあえず何を決めて、どのように進めていけばいいのか。

 

テレビCM放映経験がない方には出発地点すらわからないでしょう。

 

実はテレビCMというのはなかなか仕組みを簡単に説明できるものではありません。

セットプランがいくつかあってそこから選んだら、終わり、という単純明快なものでもないのです。

 

今回はテレビCMがどのような仕組みで放映されているのか、ということを広告代理店である弊社ライズアドバートがなるべくわかりやすくお話してみたいと思います。

 

枠の考え方

 

まずテレビCMを放映するにはその放映枠を獲得する必要があります。

 

せっかくCMの動画素材を作っても放映する枠がなければ放映することはできませんからね。

 

このCM放映枠も実はいろいろ種類があります。

それぞれ説明してみたいと思います。

 

タイムCM

 

タイムCMというのは特定の番組のスポンサーになってその番組の中で流れるCMの枠でCMを放映する方法です。

テレビ番組を見ていて、「番組提供」というものがクレジットされると思いますが、あそこに名前が入っているのがその番組のスポンサーになっている会社、ということですね。

 

この場合はその番組の中のCM枠で数回CMを流すことができるので、番組をずっと見てくれている視聴者には

複数回に渡ってCMを見てもらうことができ、非常に効率的なCM放映ができます。

 

一般的にテレビCMは同じCMを3回は見ないと記憶に残らないと言われているので、このように短時間の間に複数回CMを放映する、というのは非常に効果を得やすいんです。

 

ただ、これは番組のクールにも合わせていかなくてはいけないですし、ある程度準備が必要なCM放映方法になるので、

テレビCMを初めてやる、という方にはおすすめできる方法ではありません。

 

もちろん番組の視聴者層とCMのターゲット層とが合致している、と思えるならば、このタイムCMにチャレンジしてみてもいいと思います。

関連記事:番組のスポンサー【タイムCM】とは

 

スポットCM

 

スポットCMというのは決まった番組のスポンサーに入るのではなく、

いろいろな放送枠を使ってCMを放送するやり方です。

 

CMのターゲット層に合わせて時間帯や曜日を指定して放送することができます。

例えば

  • 全日スポットCM
  • ゴールデンスポットCM
  • コの字スポットCM
  • ヨの字スポットCM
  • 逆LスポットCM

といった種類があります。

 

全日、ゴールデン、はお分かりになると思いますが、他のスポットは時間帯を文字で表しています。

 

例えばコの字スポットCMは図にしてみると下図のような形になります。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
             
             
             
             
             
             

 

これはターゲット層が平日働いているサラリーマンやOLの時に使う手法です。

 

同じようにヨの字の場合は下図のような形です。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
             
             
             
             
             
             
             

 

これは先ほどのコの字にお昼帯が加わったものですね。

 

逆Lが下図のような形になります。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
             
             
             
             
             
             

 

逆Lはもっとも忙しい業種についているサラリーマンを対象にした放送枠です。

 

スポットCMの場合はこういった時間帯で指定してCMを流す、ということができるんですね。

 

番組スポンサーになるわけではないのでタイムCMよりは融通がききます。

なので初めてCMをやる、という方にはおすすめしている放映方法です。

関連記事:テレビのスポットCMを打つ意味

 

パブリシティ

 

パブリシティといって、ある程度放送枠を確保した時におまけでついてくるCM放送枠というものがあります。

 

ものをたくさん買うとサービスで何かがついてくる、ということは普段のお買い物でもよくあることですよね。

それと同じで、CMにもサービスで放送枠がついてくることがあるんです。

 

これがパブリシティ。

パブ、とも呼ばれています。

 

しかしこのパブはそのクールの番組編成にもよりますし、扱い方は局や地域によって違います。

 

ここらへんはテレビ局と広告代理店のやりとりで決まるものなので、お客様とご相談させていただきながら、といった形になります。

 

必ずしもパブがついてくるわけでもありません。

関連記事:テレビCMとパブリシティ

 

放映地域

 

放送枠を考える時は放送地域を考えることも大切です。

 

視聴者が多い地域に関してはやはり放送枠は高くなります。

しかしそれに対して、視聴者が少ない地域や、独立局だったりすると、地域を限定して放送することで安価にCMを放映することができることが多いんですね。

 

これももちろん全部が全部そうというわけではありませんし、時期によっても異なるのですが、

まずは商品CMを地方から放映して、徐々に地域を拡大させていく、という方法はよく使われる方法です。

 

CMというのは放映してみないとどれくらい効果が得られるかわからないものなので、地方の限定的な地域でまず始めてみて

ABテストをしながら地域を広げていく、という方法をとる企業様が多いんです。

 

つまり、テレビCM業界にも「お試し」というものがあるんですね。

関連記事:CMのお試しをしてみませんか?

 

CM素材の制作

 

CM放送枠獲得のためにかかるお金以外にかかってくる費用がCM素材の制作費になります。

 

これは工夫の仕方によっては想像よりも安く仕上げることが可能です。

 

タレントを起用しないで何枚かの画にナレーションをつける、という方向で制作をすると20万前後で制作することが可能になってきます。

 

こちらも予算に合わせて調整していくのをおすすめします。

関連記事:CM制作費の相場はいくらか

 

テレビCMを放映するなら

 

テレビCMを放映するのにかかる費用は大まかに言うと

  • CM放送枠の獲得費用
  • CM素材制作費用

の2つになります。

 

本来であればこれは広告代理店と映像制作会社にそれぞれお願いするものなのですが

弊社ライズアドバートでは放送枠の獲得から映像制作までワンストップサービスでご提供させていただいておりますので、さらに費用を抑えてCMを放映することが可能となっております。

 

CMを初めてやる、という方にはわからないことがまずわからないといった状況かもしれません。

ぜひお気軽にご質問、ご相談等お寄せください。

下記フォームよりお問い合わせいただければと思います。

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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