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テレビ関係の仕事のお給料事情!働く会社の選び方

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テレビ業界で仕事をすることを考えている人が一番気になるのはお給料のことだと思います。

テレビ関係の仕事といっても働く場所は様々ですから、どのような会社に就職するかによってお給料も変わってきます。

 

今回はテレビ関係の仕事のお給料について解説していきたいと思います。

 

 

テレビ関係の仕事に未経験で就職する場合は最初はアシスタントディレクターとして働くことになります。

3年から5年ほどはアシスタントディレクターとしてテレビ制作の経験を積む必要があり、その後ディレクターやプロデューサーといった仕事を任せてもらえるようになるかと思います。

 

ただしディレクターやプロデューサーになるのも資格試験のようなものがあるわけではなく、周りの人に認められて徐々に声がかかるような制度になっているので

必ずしもアシスタントディレクターからディレクターやプロデューサーになれるというわけではありません。

 

そういった仕事をしていきたいという意欲を守った上で真摯に仕事に取り組んでいかなければならないのです。

ずっとアシスタントディレクターという人もいます。

 

アシスタントディレクターの平均月給は25万円前後で、初任給は15万円〜20万円ほどです。

就職する企業や何年アシスタントディレクターをやっているかによって月収が変わってきます。

 

アシスタントディレクターの平均年収は366万円で、大企業に勤めるサラリーマンの平均年収が415万円なので、アシスタントディレクターとして働いていく間は年収は高い方とは言えないでしょう。

 

給料としてはやはり

  1. 東京キー局
  2. 地方局
  3. 制作会社

の順に高いです。

関連記事:バラエティ番組制作の現場で働く第二新卒の新人ADさんにインタビュー!

ディレクター職になってから

 

東京キー局

 

やはりテレビ業界の最大手となると東京キー局になります。

  • 日本テレビ(NTV)
  • 東京放送(TBS)
  • フジテレビ(CX)
  • テレビ朝日(EX)
  • テレビ東京(TX)

以上の五つの局ですね。

採用倍率は毎年数百倍から1000倍を超えることもあります。

アシスタントディレクターの間はそこまでお給料に開きはないものの、ディレクター職になってくると東京キー局の場合は年収が1000万円を超えることもあります。

 

実力主義の厳しい世界ではありますが、番組制作の核となるメンバーになることができれば、給料水準もかなり高くなってきます。

 

ただし注意したいのはテレビ局に就職したからといって必ずしも制作の現場で働くことができるわけではないということです。

 

基本的にテレビ局は

  • アナウンス部
  • 総合職
  • 技術職

の大きく三つに分かれて作業を行うことが多いです。

 

アナウンサーを募集するアナウンス部と、技術的なスキルが求められる技術職以外の仕事は全て総合職、又は一般職として採用されます。

 

制作だけではなく経理や編成、営業などの仕事もあるため、制作を希望していても制作の現場に携われない仕事になってしまうこともあるわけです。

テレビ局の中にどのような仕事があるのかということもあらかじめ調べておくと良いでしょう。

関連記事:テレビ業界にはどんな職種があるのか

地方局

 

地方局になってくるとディレクター職の年収は500万円から600万円程度になることがあります。

キー局に比べると自局で制作をしている番組なども多いですし、地元密着型の番組を制作しているので、キー局とはまた違った楽しさがあると思います。

 

またキー局に比べると人手が足りていないというのもあり、ADやディレクターという役職はあっても、マルチに動ける人が求められています。

自分の仕事だけにこだわりすぎず、例えばディレクターでもカメラを回したりリポートをしたりすることがあります。

 

様々な仕事に関わることができるという意味では地方局も楽しいかもしれません。

制作会社

 

ほとんどのテレビ局は局員でテレビ番組を制作しているのではなく、番組制作会社に番組の制作を依頼する形で制作を行っています。

制作の現場にはテレビ局員ではなく、制作会社のスタッフが多く働いているんですね。

 

テレビ局に就職するのとは違い、制作会社に就職すれば必ず番組制作に携わることができます。

 

ただしテレビ局に比べるとやはりお給料は下がってしまいます。

キャリアにもよりますが年収は大体200万円から400万円くらいだと思っておいた方が良いでしょう。

関連記事:番組制作会社の仕事内容は?テレビ局とどう違うの?

 

手当や給与体系もチェック

 

特にアシスタントディレクターとして働く間はかなり忙しくなります。

企業によっては残業ありきの給与体系になっていますので、基本給が低くても各種手当によって給料が大幅にアップすることもあります。

 

逆に年俸制で採用している企業もあり、その場合はどれほど残業しても残業代が出ませんので注意が必要です。

年俸制の場合は賞与が支払われないこともあります。給与体系はしっかりとチェックしておきましょう。

 

また最近は働き方改革によってテレビ局内の働き方がかなり改善されつつあります。

弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社ですが、番組制作の仕事自体はテレビ局の中で行っていただくので、かなり働き方の部分は改善してきていると感じられます。

自分がどんな仕事をしたいのか、ということとお給料のバランスを見て会社を選んでいくようにしましょう。

関連記事:番組制作会社の中でも派遣型の会社の勤務体系ってどうなっているの?

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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