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テレビ番組のオープニング制作!視聴者を惹きつけるためのコツ

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テレビ番組を見ていると多くの番組がオープニングを作っていることに気付くと思います。

生放送などの場合はそのまま生放送が始まりますが、基本的に編集のある番組であれば最初にテーマ曲が流れて、番組のハイライトが編集されたオープニングが流れると思います。

そしてこういったオープニングはテレビ番組だけでなく、YouTubeなどのネット上の動画でも使われていることが多いですね。

今回はテレビ番組のオープニングがどんなことを考えて作られているのか、ということを解説していきたいと思います。

テレビ番組のオープニングで「観てもらえるか」が決まる

テレビ番組のオープニングでは「この番組は今日こんな放送をします」というような紹介がなされます。

いわばハイライト的な要素になっており、この何秒かで視聴者がその番組を観てくれるかどうか、が決まると言っても過言ではありません。

みなさんも番組が始まった時のオープニングを観て、「あ、面白そう」と思って視聴を続けたり、

逆に「今日はつまらなそう」と思ってチャンネルを回した経験があるのではないでしょうか。

特にこのオープニングの秒数が決まっているわけではないのですが、

1時間番組であれば120秒(2分)以内におさめるのが一般的です。

演出的にオープニングと提供クレジットの間をわざと離したり、

エンドロールをオープニングに使う、などの手法が使われたりすることがあります。

  • ドラマ
  • 音楽番組
  • スポーツ中継
  • バラエティ番組
  • 情報番組

さまざまな番組で、オープニングが流れるようになっており、

新鮮な情報を扱うことが多い情報番組でも、今日の放送で扱う内容が最初に流れるようになっています。

「旬のお店を紹介!」というようなナレーションを聞くことも多いでしょう。

さらには、オープニングで観た映像の内容が気になって視聴を続けてくれる視聴者もいますね。「オープニングで観たあれの続きが観たいのになかなか出てこないな」なんてこともあるでしょう。

えいぞーさん

焦らしすぎも視聴者が離れる原因になるので、バランスは難しいですね…!

主にオープニングの演出を決めるのは総合演出になりますので、

総合演出の腕の見せ所と言えると思います。

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番組のオープニングはどんなことを考えて作られている?

では番組のオープニングはどんなことを考えて作られているのでしょうか?

実際の制作現場で考えられていることを紹介して行きたいと思います。

視聴者目線に立って、視聴者が欲しいと思う情報を入れる

まずとにかく視聴者の目線に立つということが大切です。

視聴者が何を求めているのか、どういうものを観たいと思っているのか、ということを考えながら盛り込む情報を決めます。

またどのような番組なのか、ということはオープニングによってわかりますので、

オープニングのデザインというか、カラーも番組本編のカラーと一致している必要があります。

おしゃれな番組なのか、ポップな番組なのか、真面目な番組なのか。

番組のロゴや音楽、ナレーションの雰囲気など、色々な要素があわさって番組のカラーというのは決まるものですよね。

そのカラーはオープニングから前面に押し出していった方が良いでしょう。

映像というのは面白いもので、制作するディレクターが違うとかなり雰囲気が変わってくるものです。

テレビ番組の場合は複数のディレクターが入ることもよくありますが、それでも番組のカラーを大切に、そこからぶれないようにまとめていくのが総合演出の役割ですね。

関連記事:テレビ番組制作における「演出」ってどんな仕事?

視聴者にワクワク感を与える

オープニングは「これからこの番組が始まりますよ〜」という合図にもなっています。

そのため、視聴者がオープニングを観ることで、本編への期待感を感じられるようなものになっていることが重要です。

前に別の番組を観ていた人や今テレビをつけたという人が、

頭を切り替えて番組を観られるように、番組の始まりの合図となり、仕切りの役割を果たしているとも言えるでしょう。

だからこそ、番組のカラーを押し出していくことが大切ですし、短い時間の中で興味関心をひけるような内容になっていることが大切です。

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オープニングが作れれば応用もきく

番組オープニングを作る力がつけば、

テレビ番組制作だけでなく色々なところで応用がききます。

YouTubeの動画制作や、企業などが使うイベント・セミナー用の動画など、

今は動画制作スキルがあらゆるところで求められています。

番組制作に携わりながらも副業でそういった動画制作の受注をされている方もいらっしゃいます。

個人でもお仕事を受けられるようになると、より自由な働き方をしていけるのではないかな、とも思います。

特にテレビ番組の制作に携わっていた経験がある、というのは動画編集業界ではとても良い実績になるでしょう。

プロの現場で働きたい、という方のエントリーを心よりお待ちしております。

弊社公式サイト:ライズプランニング

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。







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