テレビCMは経験がない企業の方だと、きっとどんな風に進んで、どんなことをしなくちゃいけないか、
というような具体的なことがほとんどわからないものだと思います。
実際弊社ライズアドバートも広告代理店でテレビCMを放送したい、という企業の方からお問い合わせをいただいていますが、
多くの方が「初めてテレビCMをやろうとしているのですが、何もわからなくて…」という状態です。
もちろんそれをサポートするためにあるのが広告代理店なので、全く問題ありません。
ただテレビCMをまだ検討している段階の場合は、
何もわからない状態から広告代理店に問い合わせをするのは少し勇気がいることだと思います。
そこでこのサイトでは
などを紹介していますが、
今回はテレビCMをやるにあたって、どのような戦略を立てたらいいのか
実際にテレビCMを放送するときに決めなくてはいけないことに沿って紹介していきたいと思います。
どのテレビ局(地域)で放送するか
どの広告媒体でも言えることですが、広告を出稿するときに一番大切なのは、
「どんなターゲットを狙うか」
ということをできるだけ具体的に決めることです。
ターゲット層が決まっていない、もしくは曖昧なまま広告を出してしまうと
色々な層にまんべんなく広告がリーチし、
結果的に分散してしまうので、広告が埋もれてしまい、思ったような効果を得ることができない、という事態になりかねません。
ターゲットをどれだけ具体的に絞ることができるか、ということはかなり大事なポイントです。
その上で、どの地域でテレビCMを放送したらいいのか、ということはまず決めなくてはいけない戦略だと思います。
例えば食品で、アイスやシャーベットといった冷たいものを売るのであれば、
寒い地域よりも暑い地域の方が売れ行きはいいでしょうし、
車を売るなら、交通が発達している東京よりも、車がないと日常生活が困るような地方都市の方が良いでしょう。
もちろん実際にテレビCMを放送してみないことには、反響がどの程度あがってくるのか、ということはわからないことなのですが
ある程度検討をつけて地域を絞っていくことは大切です。
テレビ番組というのは全てが全国放送、というわけではなく、
地方局の場合は「その県だけにしか放送されていない番組」もあります。
つまりテレビCMも選ぶテレビ局によって放送地域が限定されるような仕組みになっています。
全国CMをやろうと思ったら莫大な費用がかかってきてしまいますし、準備もかなり慎重にやっていかなくてはいけないので
テレビCMを初めてやる場合は、地域を限定して放送する場合が多いです。
その地域をどこにするか、という戦略は広告代理店と相談しながら決めていくと良いでしょう。
扱う内容によっては、どの地域が適切なのかわからないという場合もあると思いますので
広告代理店が、初めてテレビCMをやるのに向いている地域やテレビ局などを教えてくれると思います。
関連記事:CMのお試しをする際のおすすめプラン
どのテレビCMの種類を選ぶか
テレビCMには大きく分けて
の二種類があります。
基本的に初めてテレビCMをする場合はスポットCMにして、
色々な地域でテレビCMを投下し、ABテストをしながら反響の出やすいところを探していくのが良いかな、と思いますが
もし「この番組でテレビCMを流したい」という特定の番組が決まっているのであればタイムCMになります。
タイムCMとスポットCMはそれぞれ内容によって向き不向きがありますから
こういった戦略も広告代理店と相談しながら決めると良いでしょう。
関連記事:タイムCMとスポットCMの違い。どちらを選べばいいの?
どの時間帯に放送するか
これはスポットCMでテレビCMを放送する場合ですが、
スポットCMの場合はいくつかの時間帯のパターンがあります。
時間帯を指定せずに投下する「全日」というパターンもあれば
サラリーマンや働いている世代中心に「朝・夜・土日」の時間帯に流す「コの字」という取り方もあります。
コの字のイメージは下記のような形です。
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
これもターゲット層によってどの時間帯に流すべきなのか、ということは変わってきますので
どの時間帯にテレビCMを放送するのか、という戦略も決めて行く必要があるでしょう。
関連記事:スポットCMの放送時間帯、逆L、コの字、ヨの字、の比較
どんなテレビCM内容にするか
テレビCMを放送するときに、もし素材(実際に放送するCM動画)が手元にないのであれば
CMの枠をとる以外にCM制作もしなくてはいけなくなります。
これは制作会社に頼んでテレビCMを制作するような流れになると思いますが
広告代理店では制作会社を紹介してくれるところもありますので、
どのような内容のテレビCMを作るのか、どういう目的でテレビCMをするのかということを相談しながら作っていくと良いでしょう。
関連記事:CM制作の料金を格安にする方法とそのメリットデメリット
