uhbとは北海道文化放送のこと。
北海道には民放系列局が5局ありますが、uhbはその中の一つです。
北海道のテレビ系列の仕組み
地上波の民放テレビ局は
- 日本テレビ系列
- TBS系列
- フジテレビ系列
- テレビ朝日系列
- テレビ東京系列
の5つの系列局が、全国にあります。
全国の都道府県は、この5つの民放系列局が全てある県と、そうではない県がありますが、
北海道については、5つの民放系列局が全てそろっています。
北海道のような大きな都市は、だいたい5つの系列局がそろっていますね。
さて、uhb北海道文化放送というのは、その中でフジテレビ系列局になります。
地方の系列局は、東京のキー局の支店(支局)だと思っている人が時々いるのですが、
これらは、全くの別会社です。
全国放送というのがあるので、キー局で流す番組と同じ番組が流れていたり、
またキー局にいた幹部系の人が、地方の系列局に、行く場合があるので、
そんな勘違いをする人がいるのかもしれません。
uhbの場合、株式については、半数近くを北海道新聞(通称・道新)がもっていて、
次に多いのがフジテレビホールディングス。
そのため、北海道新聞やフジテレビから、幹部クラスや、社長となって就任することも多いようです。
現社長の鶴井亨氏ももともと道新常務でした。
この辺は、新聞社が大株主となっている場合はよく見受けられるケースで、北海道テレビなども、その傾向がありますね。
さて、uhb北海道文化放送は、本社が北海道札幌市の中央区にあり、
札幌の中でも官庁街と言っていい、閑静な良い場所にあります。
最寄り駅は地下鉄東西線の西11丁目。
uhb以外のテレビ局は、
2018年に大通りに引っ越しをしHTB(北海道テレビ)を含め、
すべての局が、最寄は大通り駅なのですが、uhbも駅は異なっても、場所的には近いです。
また、北海道内支社の他、東京、大阪にも支社があります。
本社以外で制作をしている地方局もありますが、uhbについては、本社での制作だと思います。
北海道の中では、比較的後発で、民放では
- HBC北海道放送
- STV札幌テレビ
- HTB北海道放送
- uhb北海道文化放送
- TVHテレビ北海道
という順番なので、4番目にできているんですね。
今のようにフジテレビ系列のuhbが無かったころは、主にSTVがフジテレビの番組を流していましたが、
開局後、フジテレビの番組は、uhbが取り扱いうようになったわけです。
現在でも、5局すべてがそろっていない都道府県は多く、そのような局は、系列をクロスして放送するのはよくあることです。
実はキー局の番組が地方局で流れているのは、地方局がキー局から番組を買って流しているんですよね。
uhbで働くには
さて前置きが長くなりましたが、uhbの中で働くには、主に以下の方法があります。
- 局員として働く
- 局内の子会社に入る
- 外部の会社から派遣として来て、uhbの中で働く
- アルバイトで来て、uhbで働く
大きく分けるとこんな感じです。
局員で働く場合は、新卒で入る人、転職して入る人がいます。
テレビ局に新卒で入るのはなかなか難しいので、転職で入る人がいるのかと思うかもしれませんが、
uhbに限らず、テレビ局には転職組の人も少なからず見かけます。
uhbも時々中途採用をしているようなので、局員を目指している人は、注意してみるといいかもしれません。
ただ、中途採用の場合、制作に携わっていた経験があるとか、テレビ以外のマスコミ関係で働いていたとか、
何かしらのスキルは求められるようです。
uhbの中には、子会社も入っています。
uhbで働きたい場合は、オーテックなど局内に入っている子会社に入るのもいいでしょう。
子会社の場合、制作している番組が限られるので、やりたい番組があるほうが良いと思いますが
番組というのは、常に変遷していくので、会社の社風を重視して自分とあっているか、の方が大事な気がします。
また、外部の会社から来て派遣として働く人は大勢いますが、
そういう人たちは主に報道や、番組制作の現場で働くスタッフです。
テレビの制作をやりたいという人は、外部のスタッフとしてuhbで番組を作ったり、ニュースを手掛けたりすることもできますから、その道もいいでしょう。
アルバイトで働く人たちもいます。
アルバイトはまた少し違う形態になります。
https://pencre.com/zyouhoubangumi-gakuseiarubaituhbアルバイト
uhbにはアルバイトで働く人達もいます。
アルバイトは,報道の現場や、生放送番組の現場、の他
イベントの時のお手伝い要因としてのアルバイトもあります。
報道は、こまごまとした雑用なたくさんあるので、アルバイトの人が活躍している局が多いです。
主に資料のコピーや、コピーを配るとか、時にはお茶をだしたり、そんなこまごまとした仕事をしています。
また、番組制作の現場では、カンペ作成のお手伝いをしたり、カメラのコードが邪魔にならないようにしたり、
届け出の手伝いをしたり、中継に一緒に行ったりと、アルバイトがいろいろ手伝っているようです。
uhbのアルバイトは、派遣ではなく、基本的にuhb直節雇用のアルバイトで、
そこが学部スタッフとは違うところです。
東京の場合、学生も派遣として、外部の会社から来ていることが多いのですが、
それは人数が多いからで、uhbの場合や、札幌の中の他の局も、基本的にアルバイトは、局が直で雇っているようです。
アシスタントディレクターとは異なり、責任もほとんどありませんし、言われたことをやる仕事で、主に学生さんがやっていますが、学生ではない人も中にはいます。
実際にテレビ局でアルバイトをされている学生さんのインタビュー記事もありますので、ぜひ読んでみてください!
アルバイトで働く人
uhbで働くアルバイトは学生さんが多いです。
最近は少し減ったものの、札幌にはいくつか、テレビ系の専門学校があり、
そこの学生さんたちが、来ていることが多いですね。
将来、テレビの仕事に就きたい学生さんが、その準備として、uhbのアルバイトをするというケースを多く見ます。
uhbはマラソンなど単発のイベントも多くあるので、そんな場合もアルバイトを要請しているようで
専門学校の学生さんたちは、uhbの単発アルバイトを手伝ったという人もよくいますね。
また、アルバイトをしていて、局の人たちの顔も覚え、仕事も面白いと感じて
そのままuhbで働くようになったという人もいます。
卒業してから、制作会社や派遣会社に入って、今後はそこから、uhbに行って、
本格的に制作スタッフとして働くようになるというパターンですね。
uhbのアルバイトは、学生さんの他、主婦の人や、
学校は卒業しているけど、今もアルバイトで手伝っているという人も中にはいます。
学生時代のうちからテレビ制作に関わる仕事をする、というのはなかなかできない経験です。
テレビ局に就職を考えている人はもちろん、変わったアルバイトをしてみたい、という方もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。