仕事柄大学生の方々と接することが多いのですが、中には、テレビ局に入った学生さんが何人かいます。
テレビ局に入る方には、
いくつか共通する特徴があります。
出身大学はいろいろだし、学部も様々。
映像やメディア、コミュニケーションなどを学んだから…
というわけではなさそう。
何を学んだかというのは、関係ないようです。
特徴①声に生気があり、ハキハキしている
学生さん何人かで、集まっていただいたとき、
テレビ局に入る子の声は、
明らかにほかの学生さんと違います。
声に生気があり、ハキハキと話します。
何をしゃべっているのか聞き取りづらい、
こちらから耳を傾けないと聞こえない…
そういうことはほとんどありません。
言葉を選んだり考え込んだりせず、
こちらからの質問に、的を射た答えを返してくれる。
声のトーンも程よく、会話にストレスを感じません。
特徴②礼儀正しい
実は、
学生のほとんどの方が、自分から挨拶できません。
こちらから、「こんにちは」と声をかけて初めて、返してくれます。
もしくは、「あ、どうも・・・」だけの方もいます。
ですが、テレビ局に入社できる方は、
こちらから挨拶するまえに、席を立ちあがり、
「こんにちは」と挨拶してくれます。礼儀正しいです。
言葉遣いもちゃんとしていて、
正しい敬語を話されます。
敬語は、普段から使っていないと、なかなかスムーズに出てこないものですが、
学校の先生や、アルバイト先の先輩や友人の親御さんに対して、
そして家庭で、敬語を使っていることが想像できます。
礼儀正しいのは付け焼刃ではないのです。
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特徴③姿勢がいい
いつも背筋がしゃんとして姿勢がいいです。
肩が内側にはいっていたり、
猫背になっていたり、
うつむきがちになっていたり、
左右どっちかに傾いていたり…
姿勢にはクセがありますが、
そういうのがありません。
姿勢がいい人は、
歩くときもまっすぐシャキシャキと歩きます。
だらだら歩いたり、
ドタドタ足音を立てたりということがありません。
信号待ちしている若くてかわいらしい女の子が、
歩き始めたら、あらあら…
カッコよくないなあってガッカリすることがありますが、
そういうことがありません。
立っていても座っていてもしゃべっていても、
どこもスキがないというのが、
共通しているところです。
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テレビ局に内定をもらうには
じゃあ、面接やインターンの機会に、
気を付ければいいか、というと…
立ち居振る舞い、話し方というのは、
往々にして、地が出るものです。
すぐ身につくものではありません。
ふだんの姿勢や、歩き方やしゃべり方は、
一朝一夕で変えられるものではありません。
テレビ局だけではなく、どういう会社であっても、
また会社でなくても、
選ばれる人というのは、
この3点が身についている人だと思います。
この3点が自然に身についている人は、
存在感をアピールしなくても、
大人数の中にいても、目立ちます。
身の周りで、目立たないけど、人に好かれる子、
特別目をひくわけじゃないけどモテる子、
中心人物じゃないけど、友達が多い子、
何かとイベントに誘われる子が
一人二人いませんか?
そういう人はきっと、この3点を持っています。
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