最近ではネット上で見ることができる動画の中に動画広告を入れる、という方法が広告業界の中でとても勢いのある広告手法となってきています。
テレビ広告市場に次ぐ広告として注目されている動画広告について、今回は詳しくお話してみたいと思います。
動画広告市場
動画広告市場は今急成長中で、なんとここ5年ほどで約14倍に市場規模が拡大しているという統計が出ています。
テレビ広告市場に次いで主要な広告媒体となった動画広告ですが、
テレビ広告とはまた違った広告効果があり、広告手法もテレビ広告とは全く異なります。
動画広告の市場はこれからも成長し続けていくでしょう。
関連記事:顧客獲得のためにサービス紹介動画を制作することをおすすめする理由
動画広告のプラットフォームと種類
動画広告のプラットフォームには主に
- Youtubeなどの動画投稿サイト
- Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS
などになります。
また動画広告には
- インストリーム動画広告
- インバナー動画広告
- インリード動画広告
という大きく分けて3種類の広告設置方法があります。
それぞれについて少し解説してみます。
・インストリーム動画広告
Youtubeなどで見かける配信動画の中に直接動画広告を挿入する方法です。
そもそも大画面で特定の動画を見よう、とサイトを訪れている視聴者が多いため、大画面で広告を見てもらえる広告です。
動画内容自体も情報量の多いものを制作しても視聴者にとって負担になりやすく、印象に残りやすい動画になるでしょう。
動画広告の中では一番予算が高くなる部類の広告になります。
関連記事:CM制作費の相場はいくらか
・インバナー動画広告
サイトのバナー設置部分に動画が再生されるようになる動画広告です。
最近はよくこのインバナー広告も使われているので、動画タイプのバナーを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
基本的にはWEBサイトというのは静的なサイトが多いので、こういった動きのある広告は目を引きます。
街中で見かけるデジタルサイネージの視聴率が高いのも同じ原理と言えるでしょう。
関連記事:車内ビジョン広告は実はかなり視聴率が高い
・インリード動画広告
インリード動画広告というのは画面をスクロールした時に広告が出てくるタイプの動画広告です。
スクロールしていたら突然動画が始まった、という経験をしたことがある方も多いでしょう。
動画広告の強み
動画広告の強みは他の媒体に比べると手軽に始めることができる、という部分です。
映像制作には費用がかかりますが、
動画広告の場合は「何秒再生されたらいくら」というような広告料の設定の仕方もあり、費用対効果の高い広告を打つことが可能となっています。
さらに、すでにネットを開いているユーザーに対して訴求することができるので、ネットで商品購買を完結させることができるような商材には特に動画広告が向いていると言えるでしょう。
公式サイトからすぐに商品を購入することができるような商材やサービスを利用できるようになっているものが動画広告と特に相性がいいと思います。
関連記事:テレビCMをする時ホームページも作りこんだ方がいい理由
動画広告の弱い点
動画広告はとても手軽に始めることができる分、弱い点もあります。
それはスキップできる広告の場合は動画自体に興味を示してもらうことができない場合すぐにスキップされてしまうということ。
多くの視聴者が広告ではなく動画本編を楽しみにサイトを開いているので、そこに興味を持ってもらえるような動画を制作して挿入する、というのはなかなか難しいことです。
また、入り口がインターネットなので、どうしてもテレビ広告に比べると信頼が劣ってしまう、という点もまた動画広告の弱点と言えるでしょう。
テレビ広告の場合は厳しい考査が何度もあり、きちんとした団体、企業であることが認められないとCMを放映することはできません。
対してインターネットの動画広告はテレビほど規制が激しくなく、
またユーザーもそれを理解しているので、信用されるブランディングを築くためには動画広告は向きません。
もしブランディング力をあげたいなら、地域を限定して一度テレビCMを安価で放送する方が効果があると思います。
テレビCMは放映した直後の売上アップはもちろん、CMを一度やったことがあるという実績を持つことができるので、それがお客様への信頼にもつながるのです。
動画広告の良さを理解して利用する
広告は媒体によってメリットデメリットがそれぞれ異なります。
どんなターゲット層にどういった内容を訴求したいのか、ということをよく考えた上で
広告媒体を慎重に選ぶことが広告効果を上げる秘訣です。
弊社ライズアドバートではテレビCMを中心にみなさまの広告出稿のお手伝いをさせていただいております。
動画制作からCMの広告枠獲得までワンストップサービスでご提供させていただきますので、
ご興味、ご相談等ございましたらお気軽に下記フォーム、またはチャットよりご相談ください。
では今日はこのあたりで。