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テレビ業界の裏話

テレビ番組の制作会社とスタッフとは

テレビ番組は、誰が制作しているのでしょうか?
どんなスタッフが制作しているのでしょうか。
いまだに、テレビ局ですべて制作されていると思っている方もいらっしゃると思いますが、たぶん、今、
テレビ局の局員だけで制作している番組は
ないだろうと思います。

テレビ番組制作会社のはじまり

もちろん、テレビ局が開局したころは、テレビ局員が制作していました。

ちなみにテレビ局が開局したのは、

1953年のこと。

1960年代くらいから、ドラマや一部の番組の制作はテレビ局ではなく「制作会社」が請け負うこともあったようですが、

1970年頃に、

東京のTBS出身の制作者が独立して、制作会社を立ち上げたのが、

テレビ番組制作会社の始まりだと認識されています。

このあたりから、制作会社が企画を立ち上げて

番組の指揮をとるというスタイルが生まれました。

この会社を皮切りに、テレビ局の出身者が独立するというパターンが増えていきます。

そのうち、テレビ局の出身ではない、

フリーのディレクターやプロデューサー達

会社を設立するというパターンも出てきました。

80年代には、

テレビ局が作っている番組は、

ニュースや報道番組などのみで

全体の1割もあるかどうか、と聞いたことがあります。

制作会社がたくさんできた

ニュース、報道、情報番組では、

  • 取材に行く人
  • 時間に合わせて編集する人
  • ナレーションを書く人
  • テロップ原稿を書く人

など、さまざまな役割の仕事の人がいますが、この中でテレビ局の局員はわずかです。

制作会社から局へ出向してきた人たちが、これらの仕事のほとんどを担っています。

テレビ局の社員だけでは、番組を作ることはできなくなってしまいました。

制作会社が一気に増えたのは、バブルの頃ではないかと思います。

勢いのある制作会社の中には、

名物ディレクター、名物プロデューサーがいて、

その人たちと局員との太いパイプと信頼関係で結ばれており、仕事をひっぱってきていました。

そして、現在も語り継がれるような名番組がたくさん出来上がっていったのです。
そしてテレビの全盛期とも言える時代が訪れます。

もちろんバブルの影響は大きく、制作にかけられる予算も多くあったからこそ、良い番組が作れたともいえます。

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当時の名物ディレクター、名物プロデューサー達のほとんど引退された、

今は、というと…

次世代へと引き継がれている会社もあれば、

消えていった会社もあります。

制作会社から独立した人もいるし、まったく新しい観点で、

テレビ出身ではない人が立ち上げた会社もあります。

現在のテレビ番組制作

今はどういうふうに制作されているかというと、

番組の規模にもよりますが、だいたいプロデューサーはテレビ局側と制作会社側で2名、たてます。

番組の大枠、出演者、セットなどは局と制作会社で決めていきますが、
実際の内容については制作会社側が番組の内容を取り仕切り、
制作中は、プロデューサーとやりとりをし、

収録がおわり、編集されも終わり、
ある程度放送時間に近い尺になったところで、

テレビ局側のプロデューサーがチェックする、

というのが、完パケ(収録番組)制作におけるスタイルです。

制作会社スタッフは局内のスタッフルームで働く

ニュース番組や報道番組、情報ワイド番組などは、

テレビ局内に「スタッフルーム」があります。

そこへ制作会社のスタッフが入って仕事をするのが、出向のスタイルです。

このスタッフルームには、
局員のプロデューサーもいるし、
ディレクターもいます。

テレビ局員の若手で、すぐにプロデューサーになるような人たちも一緒です。

どちらにしても、トップのプロデューサーたち、一部のディレクター以外は、

制作会社の人たちです

 

キー局の場合、各局の局員は1200人くらいしかいません。

その中で、制作に携わっている人というのは、

300人くらいでしょうか。

テレビ番組を作りたくて、テレビ局に入っても、

実際に作らせてもらえるのは、わずかな数の人たちなのです。

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テレビ制作歴25年。テレビの業界の内側と、テレビ番組の裏側をわかりやすく発信していきます。




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