弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は遊園地のCMをするならどんなCM内容がいいか、どんなCM戦略があるのか、ということを考えていきたいと思います。
遊園地、私も大好きでよく行きます!幅広い年齢の人が楽しめる場所として作られていると思いますが、CMではメインターゲットをどこにするか、というのを決めるのが難しそうですね。
ターゲットをどことするか
【 遊園地・テーマパーク 】に関するアンケート調査(第2回)(マイボイスコム株式会社/2019年実施/10,133件回答)を見てみると、
直近5年以内に遊園地・テーマパークを利用した人は全体の約4割で、女性や若年層で比率が高く、女性10〜30代で6割強となっています。
遊園地のそれぞれの特徴もあると思いますので、一番入場者数が多い性年代をメインターゲットとしてテレビCMをすると良いでしょう。
テレビCMをする時はどの想像をターゲットとするか、どれだけターゲットを絞れるか、ということがとても重要です。
特に遊園地は幅広い層に楽しんでもらえるように作られていると思いますので、
「なるべく広く、いろいろなひとにCMを見てほしい」と思われるかもしれません。
ただ、「広く刺さるように」と考えられて作られたCMは、結局伝えたいことがぼやけてしまったり、内容が抽象的になりがちで、印象に残りづらいものになることが多いです。
できるだけターゲットを絞ること、「誰に届けるか」ということを最大限意識すると良いでしょう。
ターゲットの絞り込みについて、もし「なかなか細かく設定するのが難しい…」などのお悩みがございましたら、ぜひ一度広告代理店にご相談ください。
また、同アンケートを見ると、「直近で利用した遊園地・テーマパークに一緒に行った人は(複数回答)」という設問では以下のような結果が出ていました。
- 「家族:小中学生の子どもを含まない」38.4%
- 「家族:小中学生の子どもを含む」33.0%
- 「友人・知人」15.2%
40代では「家族:小中学生の子どもを含む」が5割強みられ、「友人・知人」は女性10・20代で4割強、「恋人」は男性10・20代で4割強となっています。
先述した通り、どこをターゲットとするか、ということが非常に重要です。
ターゲットを絞り込んだ上で、「誰と訪れるのか」ということを仮定し、そういったシチュエーションのCM映像とすることで、
ターゲット層に「自分がそこへ行ったら…」という想像をしてもらいやすくなると思います。
関連記事:CM制作の見積もり!どういうものにお金がかかるの?
放送時期
たとえば東京ディズニーランド・シー(オリエンタルランド)の場合は、イベントの時に厚めにテレビCMを放送しています。
- 新エリアがオープンする時期
- 年始
- イースター
- 夏休み
- ハロウィン
- クリスマス
といったタイミングで放送を行なっています。
同じテーマパークでもイベントごとに見られる景色や園内の様子が変わりますので、そのタイミングでテレビCMをするのは効果的でしょう。
また、学生をターゲットにするのであれば、夏休みや冬休みなどの長期休暇が始まる少し前くらいからテレビCMをするのがおすすめです。
実際に休暇が始まった時に「行きたい」と思ってもらえるように、2週間ほど手前から放送を始めると良いでしょう。
関連記事:短期間、テレビCMを放映したいという場合
テーマパーク選定時の重視点
遊園地・テーマパーク選定時の重視点は(複数回答)、という設問では以下のような結果が出ています。
- 「アクセス・立地」「アトラクションの種類の豊富さ」「料金が手頃」各4割前後
- 「雰囲気が良い」「家族で楽しめる」「施設や設備がきれい・清潔」が各2割強
やはり重視されるのはアクセスや立地。
車で出かけられる範囲の遊園地を探す人が多いでしょうから、
まずは遊園地がある都道府県のみに放送するような形で良いと思います。
テレビCMの放送料金はおおむね視聴可能人口に比例しています。
そのため、なるべく狭いエリアで放送した方が、予算は抑えられるんですね。
- 関東
- 近畿
- 中部
の3つのエリアに関しては広域圏(こういきけん)といって複数の都道府県にテレビ放送がまたがるエリアとなっています。
人口も集中しているエリアですので、最低でも1000万円ほどは放送にかかると思った方が良いでしょう。
それ以外のエリアであれば、50万円〜 100万円程度からテレビCMを放送することができます。
また、これらのエリアでも独立局というテレビ局を利用すれば、費用を抑えてテレビCMを放送することも可能です。
まずは近郊にお住まいの方向けに、テレビCMを放送してみるというのはいかがでしょうか。
ご予算に合わせてプランのご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。