弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作に携わっています。
本日は北海道のテレビ局で夕方の情報番組のディレクターを務められている上林(かみばやし)ゆきのさんにインタビューをさせて頂きました。

- 2019年4月〜現在
- 北海道教育大学札幌校教員 養成課程言語社会教育専攻
- 新卒7年目(28歳)
- 北海道の夕方の情報番組でディレクターとして活躍中
本日はどうぞよろしくお願い致します!
よろしくお願いします!
仕事は7年目。ディレクターとしては4年。
簡単に自己紹介をお願い致します!
上林ゆきのと申します。
現在はテレビ朝日系列の、北海道テレビ放送HTBの夕方の情報番組で、ディレクターをやっています。
現在は多分7年目ですね。…7年目になったと思います、はい。
ディレクターとしては4年なので、全体的な歴で言うと長いかもしれないですけど、
まあ、先輩にはもう10年20年ずっとやってらっしゃる方もいるので、全然まだまだです笑
ありがとうございます!
教育大学から、テレビ業界へ
上林さんはもともとテレビのお仕事をされたいなってずっと思っていらっしゃったんですか?
こういう話をすると不真面目になっちゃうんですが…
就活をそもそも始めたのが大学3年生の3月からで。
大学が教育大学だったので、周りの人はもうほぼ8割先生になる勉強をして、
先生になるために教員採用試験に向けても勉強を進めてる子と、あとは一般の企業勤めてる子はもう三年生の夏休みぐらいからインターンとか行ったりとかしてる子がいたんです。
私はサークルに明け暮れていたので笑
就活も気がつけば、「あ、そっかもう合同説明会行かなきゃいけないんだ」みたいな感じのところからスタートしてて、
色々受けたんですけど…
もともと人前に出て目立ったり喋ったりするのが好きだったので、どちらかというと実は小さい頃からテレビに出る側の方になりたかったっていうのがあるんですけど、
逆に裏側の仕事も面白そうだなと思っていて、道の一つとしてテレビ業界を受けてみようっていうのでテレビ業界を選びました。
小さい頃からすごくテレビも大好きでした。
田舎育ちだったので、テレビで楽しいものを見てたりとか、自分が出たい人だったんですよね。
テレビに出ているような人になったり、歌を歌ってるのいいなとか、
番組出てテレビ出てるのいいな、みたいなのを思いながら、憧れみたいなのを持ってて。
それで、大学生になってから、テレビに出るっていうのはさすがにこの年だとちょっと無理なので、逆に裏側の仕事っていうのも、なんか面白そうだなと思って。
なので、申し訳ないんですけど、興味本位で、飛び込んでみたっていうのが正直なところです笑
だから就活の時は、教員の免許も持ってたので、教材を作る会社さんとか、
大手のスイーツ会社の接客とか、ウエディングプランナーとか、あと説明会だCAさんとか、空港のグランドスタッフとか…
人とコミュニケーションして関わっていけるような、広い世界を見られるような感じの仕事をしてみたいな、と思ってました。
その中の一つにテレビ業界も道として面白いなって思ったんですよね。
あとこれは個人的なというか、めちゃくだらない話なんですけど、
大学時代の私の格好が、私服がまさにこのままだったので、
「ADっぽいね」って言われて笑

格好が黒いし、大学時代スウェットにパーカー着てマスクしてノーメイクでリュック背負って大学に行ってて、
で、サイドバッグみたいな小さいバッグもよく持ち歩いてたんですけど、それを見た友人に「ADっぽいね」って言われてたので、
「あ、じゃあ、形がそれっぽいなら、中身もそうなっちゃえばいいんじゃない」みたいな本当に興味本位で色々受け始めたって感じです。
地元を魅力をたくさんの人に伝えたい
あとは真面目な話をするなら、先ほど言った通りに育ったのが田舎だったので、
情報を得るのがやっぱりテレビしかなかったんですよね。
新聞はそんなに見ないし、テレビ見てバラエティー楽しんだりとか。
私、猿払(さるふつ)出身で海寄りの町だったので、津波とか、道北はあんま関わりないですけど、
地震とかがあったりとか、すごい大きいニュースがあった時に、一番情報が得られるものがテレビだったんですよね。
あとはよく他番組とかで、地方にキャラバンで行ってる番組で、うちの村にも来たことがあって、
友達とか、兄弟とか、先生とか、テレビ出て、みんなが「わ〜うちの村出るよ!」みたいなのでわいわい盛り上がってるのを見てて、
そういうの地域の良さみたいなのを作れるっていうのも一つ魅力としていいなって思いました。
それと、やっぱり一つの仕事の裏側に行って色んなものの裏側見れるのってテレビしかないなと思ったんです。
そういう意味でもテレビ局って面白そうだなって。
北海道出身で北海道の良さを、ずっと何かの形で伝えたいなって思った時にテレビっていう形が一番色んな人に見てもらえて、
それが地域の人まで繋がって、地域の人からは「面白そう」とか、札幌市内の人でも「こういうお店あったり、ああいう店あったら面白そうだね」みたいなのをテレビを通じてみんなが見てもらって、それでお店とか街が賑わって、それで人のつながりができていくみたいなところが…
まぁこれは仕事やってみて、後日談として感じる魅力の部分ですけど。
でも、やる前からも、そういう裏側の世界とか、広い世界を見られるっていうのはテレビ局しかないから面白そうだなと思ってっていうのが真面目な理由ですね笑
勢いです笑
興味本位で面白そう〜!みたいな。
ブラックとか、大変だとか、聞いたことありますけど、
まあ、私は「好きな仕事だったら体削ってでもいいかな」みたいな。
「楽しければそれでいいな」と思ったし、自分の周りにテレビ局で働いてる人もいなかったんで、「誰もやってないんだったら私やったら面白そうだね」と思って興味本位でやったっていう感じですね。
破天荒だと思うんですけど。
上林さんは早くからディレクターに上がって活躍されてたので、絶対にこういうの作りたい!みたいな目標があってテレビ目指されたのかなって勝手に想像してたので、意外でしたね…!
あ〜でも、やるなら一番がいいと思ってました。
誰よりも早く一番仕事を覚えて誰よりも早く上に上がりたいと思っていました。

もういないんですけど、同期が私含めて四人いたんです。同い年の同期がいて。
私ちょっと色々あったので、ADになるのが遅れちゃったんですけど笑
でも、その中でも、もともと負けず嫌いっていうのもあって
仕事やるんだったら、一番。
誰よりも色んな仕事を覚えて、やるならマルチタスク。
今の番組ってVTRを作る人と、生中継をやる人と、スタジオの運行をやる人、って結構色んな仕事があるんですけど、「全部できたらかっこいいじゃん」って思ってたので、
野心という意味では、「誰よりも一番になってやるぜ」みたいなそういう気持ちでいて、
多分それがありがたいことにいろんなご縁を呼んでいただいて早くディレクターになれたんじゃないかなっていう状況ですね。
ありがとうございます!
上林さんからは溢れるバイタリティを感じます…!
こちらのインタビュー記事は次の記事へ続きます。
