弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作に携わっています。
テレビ業界に就職する方は、ほとんどの方が未経験。
みなさん初めてテレビ業界のお仕事をするのに、現場ではいきなりアシスタントディレクターになって、目の前で番組作りをしている環境に放り込まれます。
覚えることもたくさん、わからないこともたくさん…そんな環境で慌てないために、弊社では独自の新人研修『STEP UPコース』というものがあります。

今回はこちらのSTEP UPコースの一環として、警視庁本部の見学に行ってきましたので、そちらの様子をご紹介します。
社会科見学ですね〜!


警視庁の見学コース概要
警視庁の見学できるコースは以下の通り。
- ふれあいひろば警視庁教室(映像視聴)
- 通信指令センター(110番受理)
- 警察参考室(資料展示)
電話予約をすれば、どなたでも見学をすることができます。
詳しくは公式サイトをご覧ください。

警視庁とテレビ局の関係

警視庁とテレビ、あまり関係がないように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は大きな関係があります。
例えば、警視庁七社会や警視庁記者クラブ。
警視庁七社会は大手新聞社や通信社が計6社加盟し、警視庁記者クラブや新聞社やテレビ局を含むけ計6社が加盟しています。
記者クラブとは各都道府県にある公的機関に設置された組織で、報道機関を取りまとめる組織でもあります。
ここでは各メディアから派遣された記者が在籍し、日々の情報収集や取材を行っています。
ここで取材されたものが日々のニュースになっている、というわけですね。
警視庁の中にも記者クラブが設置されているのです。
報道番組に関わる上で、必ず関係してくるところです。

見学コースで見られるもの

見学コースでは写真撮影禁止エリアもあります。
まずは「ふれあいひろば警視庁教室」にて、映像を通して警視庁の活動や交通安全、防犯などについて学んでいきます。
警察参考室では、
- 初代大警視の愛刀・裃等
- あさま山荘事件関連資料
- 昭和39年東京オリンピックの頃警護に使用された黒バイ
などが見られるようになっています。
あさま山荘事件などは、特に今の新卒の方の年齢だと全く触れてこなかったニュースでしょう。事件が起きたのは1972年ですからね。
ですが、こういった歴史にの残るニュースを知識として入れておく、というのは報道・情報番組の制作をする上でとても大切なことです。

また通信司令センターでは、110番通報が入った時の受理台も見られるようになっています。
1000インチ相当の大型表示装置があり、110番を受理している様子が見学できるんですね。
これはなかなか見られるものではないと思います。
また、無線司令台では、活動中のパトカーや交番の警察官に110番の内容を無線司令しています。

警視庁を見学したSTEP UPコースのみなさんの感想
警視庁見学、みなさまお疲れ様でした!
印象に残ったところや感想をぜひ聞かせてください〜!
普段入れるところではないですし、貴重な資料とかも見られたので、とても勉強になりました!
歴史が好きなので、その歴史に関する資料などが見られて楽しかったです。あさま山荘事件などの資料も興味深かったです。
一番最後に見た通信司令センター、通報が入るところですね。テレビでしか見たことがないものだったので、とても印象に残りました!
(前の方と)同じで、通信司令センター、あそこで東京都全部の情報発信してるんだっていうのが見てて面白かったです。
白バイかっこよかったです!
バイクが好きなので。

展示室にあった「犯罪を防いだ人」や「30年事故を起こさなかった人」など、警察の人だけじゃなくて、素人でももらえるバッジがあるんだなって思って、普段知れないことが知れてとても良かったです!
それぞれに気づきがあったようで、とても良い機会となりました。
STEP UPコースでは引き続き、テレビに関する場所への見学も研修の一環として行っていきます。

