弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作を行っています。
通常、番組制作のお仕事というのは、入る番組によって大きく異なるので、ほとんどの制作会社では研修があまりなく、「お仕事をしながら覚えていきましょう」という流れが多いです。
ですが、いきなり現場に入って「ADとして働いてください!」と言われると、緊張してしまいますよね。
そこで、弊社ライズプランニングでは、STEP UPコースという、現場に入る前の研修を行っています。
今回はこちらのSTEP UPコースの研修内容について、一部をご紹介させていただこうと思います。
- 研修内容は都度変更になる可能性がありますのでご了承ください。
ライズプランニングのオリジナル教材を配布
弊社所属の情報番組ディレクターとともに作り上げたオリジナル教材を配布しております。(将来、内容は変更になる可能性があります)
これらの教材を使いながら、アシスタントディレクターとして働く時に一番最初に知っておいた方が良いことについて解説していきます。
実際にディレクターとして働いていて、こういうことは気をつけておいた方が良い、と思ったことを、実体験を含んで解説します。
さらに、教材には最初に知っておきたい業界用語も掲載しております。
テレビ業界はなかなかに業界用語が多く、私は未だに聞いたことがない単語が飛び出てくることもあります笑
最初に現場に入って戸惑うことがないよう、基本的な用語をまずは学んでいきます。
関連記事:番組収録時に使われるテレビ業界用語
実際にカメラを借りて実習
STEP UP研修では、実際にテレビ番組のロケ撮影などで使われているカメラを使った実習も行います。
この日、初めて業界標準のカメラを触るという方ばかりです。
こちらのカメラはモニターに繋いでありますので、どのように映っているか、ということをみなさんで確認しながら解説できるようになっています。
カメラを使って、実際にインタビューやリポートの研修も行います。
アシスタントディレクターとして配属された時に、ある程度仕事に慣れてきたら行くことになるのが街録と言われるものです。
街録では、「〇〇局の〇〇という番組でインタビューを行っているのですが…」と街ゆく人に撮影の許可取りをするところから始まります。
そして、番組で扱うテーマに沿って、内容が盛り上がるようなインタビュー動画を撮影したいんですよね。
それがうまくできるように、研修ではみなさんに、
- カメラマン役
- インタビュアー役
- インタビュをされる人役
という役を割り振り、一緒にインタビューのロープレを行います。
関連記事:【テレビ】デジタルビデオカメラで撮影を行う時に知っておきたいこと
実際にSTEP UPコースを受けている方の声
実際にSTEP UPコースで学んでいる平井さんは、カメラを使った研修をやってみて、以下のような感想をくださいました!
やっぱり今までデジカメとかしか触ったことがなかったので、まず緊張感が違いました。
実際に自分が撮ってみた画(え)とかも見てみて、「テレビで見ているものだ!」っていう感動とかもあるんですが、
「本当に自分がこれをできるようになるのかな?」っていう不安もやっぱりあります。
初めて触るテレビカメラは、普段使っているようなカメラとは違いますし、やはり緊張感がありますよね…!
でも、平井さんのカメラの構えはとても様になっていました!笑
平井さんはインタビューも受けてくださっています。ぜひそちらもご覧ください。
現場で働きやすいように
弊社では現場で働き始める前に研修を行ったり、現場ディレクターと交流する機会を設けたり、ということを積極的に行っています。
どうしてもテレビ業界は、「見て覚える」という風習があり、なかなかお仕事内容を体系化することも難しいため、研修らしい研修をするのが難しいという風潮がありました。
もちろん習うより慣れろの部分もあるとは思いますが、情報・報道番組は特に生放送も多く、スピード感を求められる現場も多いので、それに対する不安を感じる方も少なくないと思います。
そういった方達に安心して現場に入っていただけるよう、しっかりと研修を行います。
また、弊社では担当コーディネーターが付き、日々のお仕事の中での悩みなどもいつでもご相談いただけるようになっています。