テレビ業界を目指している人は、採用の面接でどのようなことが聞かれるのか?ということが気になると思います。
どのような質問がよくされるのか把握しておくことができれば、面接のイメージトレーニングをすることもできますし
いろいろ回答を用意しておくこともできますよね。
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社で、実際にテレビ局の中でお仕事をしているスタッフが多数在籍しています。
そんな番組制作会社の視点で、テレビ業界の面接において、よく聞かれる質問とどんな回答が望ましいのか、ということについて書いていきたいと思います。
どんな番組を制作していきたいか
まず、テレビ業界に入ったらどんな番組を制作していきたいのか、ということは絶対に聞かれると思います。
テレビ業界というのは常に新しいものを取り扱う業界でもあり、
制作の現場においては企画を行っていくためにアイデア出しができる人材が求められます。
こんなことをしたら楽しいんじゃないか?こういうことをしたら視聴者にウケるんじゃないか?
そんなことをいつも考えていられるような人こそ、番組制作をしていくのにふさわしいと言えるでしょう。
実際にディレクターやプロデューサーになれば、そういったことを毎日のように考えていかなくてはいけません。
同じ番組をずっとやり続けるにしても、内容がずっと同じ、なんてことはありえないですよね。
同じ番組でも毎回取り扱う内容は違うわけで
そのたびに、作り手のアイデアが求められるのです。
だからこそ、テレビ業界に入ったらどんな番組作りをしていきたいのか、ということは
テレビ業界に入る前から考えておきたいものです。
特にこれからはテレビ業界がネットと融合していき、さらに楽しみ方が変わって行く過渡期にきていますよね。
最近ではTwitterの呟きが番組内でリアルタイム表示されたり、SNSのいいね数で番組予算が決まる、などのネットとテレビを掛け合わせた新しい試みも増えています。
そういった新しいアイデアを提案できる人は、テレビ業界のスタッフとしてとても重宝がられると思います。
関連記事:テレビ業界の採用時期と就活のために持っておくと良い知識。
好きな番組
好きな番組と、その番組がどうして好きなのか、ということもよく面接で聞かれる質問です。
受けるテレビ局や番組制作会社が、どのような仕事をしているのか、ということを理解した上で回答したほうがいい質問です。
テレビ局同士はやっぱり競合他社になるので、他社の番組ばかり名前があがってしまうとあまり良い印象は与えません。
もちろん素直で良い、と思ってくれる人もいるかもしれませんが、その会社が携わっている番組名をあげると、話も盛り上がりやすくなると思います。
関連記事:テレビ業界への就職!イメージと実際のギャップとは?
テレビ業界以外の業界を考えていますか?
テレビ業界以外にどのような業界を考えているのか、ということを聞くことで
その人の本気度を測ろうとするところはあると思います。
例えばマスコミ業界に絞っているのであれば、情報を発信する仕事はしたいんだな、と思えるし
テレビ業界に絞っているんだったら、本当にテレビが好きなんだな、と思う。
逆に他にも結構いろいろなジャンルで就活をしているなら「まだまだ悩んでいるのかな」と思われて
「だとしたらうちである必要性もないよな」と思われてしまうかもしれません。
どんな仕事をしていきたいか
採用が決まったらどんな仕事をしていきたいか、ということもよく面接で聞かれます。
ここでは業界研究が結構必要で、
例えば音楽番組専門の番組制作会社なのに、「バラエティ番組の制作がしたいです」なんて答えてしまったら
「全然業界のことを知らないで面接に来てしまったんだな」と思われると思います。
テレビ局の場合は、アナウンサーや技術職でなければ、一般職で面接を受けることになると思いますが、
一般職の場合はどの部署に配属になるかわからないので、制作の仕事ができるかどうかもわかりません。
番組制作会社であれば制作の仕事はすることができますが、それぞれ専門ジャンルがあるので
音楽番組専門の制作会社でバラエティ番組の制作をすることはやはりできません。
テレビ業界がどのように制作の仕事の分担をしているのか、ということはある程度把握しておいたほうがいいと思います。
さらに、面接に行く会社がどのような番組を作っているのか、ということも把握しておきましょう。
関連記事:番組制作会社の種類は大きく分けて2つある?就職する時どっちを選べばいいの?
具体性と複数回答が好印象!
テレビ業界の面接でよく聞かれる質問についてまとめてみました。
回答にはなるべく具体性をもたせて、
例えば「プロデューサーさんは○○さんが好きです、いつも好きだと思う番組はプロデューサーさんが同じ方で、、」というような回答だと
よく見てるな、と思われるでしょう。
さらに好きな番組を3つ以上あげたりなど
複数回答を用意しておくのもいいと思います。
より真剣度が伝わる回答ができるといいですね。
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では今日はこのあたりで。
