テレビ業界で働く時に守らなくてはいけない守秘義務とSNSの使い方
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作に携わっています。
先日、朝番組の制作会社の新入社員を名乗るSNSアカウントがテレビ局の入館証や、制作現場のシフト表らしき画像をInstagramに投稿したとされる件が、Xで拡散され、大変な話題となりました。
テレビ制作業界では、改めて守秘義務を徹底して守ること、その責任について周知がなされました。
大変な騒ぎになっていたので驚いた方も多いのではないでしょうか…!
公開してはいけない情報をたくさん扱うのがテレビ番組制作です。改めて、情報の取り扱い方やSNSの使い方について、確認してみましょう!
なぜ、情報を出してはいけないのか?

テレビ番組制作においては「未発表の情報」をたくさん扱うことになります。
例えばそれがマーケティング戦略の一環として、あえて未発表にしており、発表する日時を決めているものだったとしたら。
その広告戦略のために企業は数千万円、数億円という単位でお金をかけている場合があります。
そんなプロジェクトの情報を一人の人が外に出してしまうことで、その費用が無意味になってしまうことがあるんですね。
また、機密情報を外に漏らすことによって、誰かを危険に晒す可能性もあります。
入館証の写真がアップされていましたが、その入館証を偽造されてしまったら、テレビ局のセキュリティを突破されてしまうかもしれません。
芸能人に会いたい!という方がテレビ局内に無断で侵入してくる可能性もあります。
こうしたセキュリティ面からも、情報を外に出してはいけないのです。
ただ、テレビ局は関係者専用エリア外であれば、一般の方でも入れるエリアがあります!
テレビ業界に興味がある方はぜひ遊びに行ってみてくださいね!
口外してはいけないこと

では、テレビ局で働くにあたって、どのようなことを口外してはいけないのでしょうか?
わかりやすいところで言うと、
- 番組名
- 出演者情報
- 番組内容
- 収録スケジュール
- 勤務に関わる資料(シフト表や企画書など)
といったところでしょう。
情報が漏洩することによって、実際得られるはずだった視聴率が得られない、なんてこともあるかもしれません。
出演者情報が出ることによって、所属事務所から賠償請求をされることもあります。
収録スケジュールが外部に漏洩すれば、テレビ局の周りに出演者のファンが集まってきてしまうかもしれません。
それらの小さな情報の漏洩が、大きな問題につながる可能性があります。
普段扱う情報がとても大切であり、危険なものなのだ、という意識をもって働くようにしましょう。
誰もが持っている肖像権

テレビ制作業界に身を置く人に知っておいてほしいのが「肖像権」という権利についてです。
この肖像権は、自分の顔や姿を無断で撮影・公開されない権利のことを指します。
これは誰もが持っている権利であり、芸能人だけが持っている権利ではありません。
一緒に働く仕事仲間でも、勝手に撮影して公開することは許されないのです。
もちろんこれは、テレビ番組制作の現場でも同じことですね。
番組を作る時に、撮影した人には必ず許諾をとってから放送をします。
テレビ局の中で番組制作を一緒に行う仲間と記念撮影をしてSNSにアップ…というのはまずいです。
その写真の中に写ってはいけない資料などはないか?を確認するとともに、
一緒に写真を撮ってくれた友達にも、「SNSにあげて大丈夫か?」を確認するようにしてください。
テレビ局によっては、局内で私的な写真を撮ることも禁止されている場合もあります!それぞれの所属する局・番組のルールを今一度確認してくださいね!
SNSの使い方
特定の人しか見ることができない鍵アカウントや、一定時間で投稿が消えてしまうストーリー/リールなどでも、番組に関わる情報をSNSにアップすることは禁止されています。
鍵アカウントやストーリーでも、SNSにアップされればサーバー上には保存されます。
また開示請求などの請求があれば、誰がアップしたのかを特定することもできますし、その上で損害賠償を求められることもあります。
どのような内容であれ、テレビ番組制作の仕事をする場合は、仕事の内容に関することはSNSにはアップしないようにしましょう。
不安なことは、すぐに相談をすること
業務の中で不安に思うことが出てきたら、すぐに周りに相談するようにしてください。
弊社では一人一人に担当コーディネーターがついておりますので、何か問題があった場合はすぐに相談に乗ることができます。

一人で抱え込まず、周りに頼りながら、お仕事を頑張っていただけたらと思います!




