広告に関わる仕事をしていると「アドボカシー・マーケティング」という言葉をよく耳にすると思います。
広告収入によって成り立っているコンテンツというのはたくさんありますよね。
- テレビ
- ラジオ
- インターネットの動画アップロードサイト
など、私たちが日常的に使っているメディアも広告が溢れていて、
普段から私たちは広告に常に接触しながら行動をしているように感じます。
だからこそ、多くの消費者がこの広告に慣れてきてしまっている、というのもまた
今の時代の特徴だと思っています。
そこで大切になってくるのがこのアドボカシー・マーケティングの考え方なんですね。
今回は広告代理店である弊社ライズアドバートがアドボカシー・マーケティングについて
詳しく説明してみたいと思います。
アドボカシー・マーケティングとは
「アドボカシー(advocacy)」とは、
- 「支援」
- 「擁護」
- 「代弁」
というような意味があります。
言葉尻だけ聞くとマイナスなイメージのように感じるかもしれませんが、
これは「顧客第一主義」でマーケティングを行っていく、という意味で
顧客にとって良い側面も悪い側面も全てさらけ出し、信頼を獲得することを第一目標として行われる広告戦略のことを言います。
広告というのはそもそも「この商品はとても良いものです!」というように
これまではその商品の良い側面ばかりを全面的に押し出していくものだったと思います。
しかし、インターネットの台頭や、それに伴うソーシャルメディアの普及によって、
商品のリアルな口コミや情報が簡単に収集でき、商品比較も誰でも容易にできる世の中になってきています。
だからこそ、商品の悪い点も含めて、
積極的に嘘偽りのない広告を出していくことで、顧客との信頼を深め、
長期的なユーザーになってもらうことを目的とした広告戦略がアドボカシー・マーケティングです。
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広告の主導権はユーザーが握っている
インターネットがこれほどまでに私たちの生活に普及してくる前までは
広告の主導権は常に広告主である企業側にあるとされてきていました。
企業が出す広告に関して、消費者であるユーザーは、それ以上の情報を自分で収集することができなかったのです。
しかし、今はインターネットを開けば商品の口コミをすぐに見つけることができますよね。
しかもたくさんのユーザーのリアルな声を見て商品を購入するかどうかを吟味できるようになりました。
つまり広告の主体は企業側であった昔から
今は広告の主体が消費者側へと変わってきているんですね。
どんなにその商品の良い側面だけをプッシュした広告を出しても
その商品を購入したユーザーによって、その商品のリアルな評判がどんどん拡散されてしまう世の中になってきているのです。
だからこそ、目先の売上ではなく
消費者からの信頼を獲得し、「長く選ばれ続ける企業であること」が非常に重要になってきています。
良い意味で、なんでも実力主義の社会になってきているのではないでしょうか。
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ソーシャルメディアの拡散力を利用する
アドボカシー・マーケティングの考え方に則って考えると、
新規顧客を固定客、つまりリピーターにすることができれば
その顧客は拡散者としても動いてくれる可能性があり、
そういった顧客を獲得していくのが、このソーシャルメディア社会の中でもっとも重要だと言えます。
商品を一度りようした顧客、店舗を訪れてくれた顧客に
「また買いたい」「また来たい」と思ってもらうことができれば
その顧客たちはその満足した気持ちをインターネット上で投稿するかもしれないですし、
周りの友達にも積極的に勧めるかもしれません。
そういった動線を企業側が引いてあげることが大切です。
消費者の行動に委ねるのではなく、こちらが積極的にそういったリアルな顧客の声を
世間に拡散させる努力をしていくと良いでしょう。
例えば
- 店舗内にフォトジェニックな空間を作る
- フォトジェニックなメニューを提供する
- お店の入り口や会計をするところにInstagramなどのソーシャルマークを設置する
- SNSで共有してくれた顧客へ、割引や次回利用できるクーポンなどの特典をつける
- お店の公式SNSアカウントを作って情報を拡散
- お店の公式SNSでの投稿をシェアしてくれた顧客に特典をつける
といったような動線の引き方があります。
なによりもまず、顧客との信頼関係を築き
顧客の満足度を高めることを第一目標とすること。
これがアドボカシーマーケティング的な考え方です。
広告を出稿するなら
弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、広告を出稿したい、という企業のみなさまへ
ご予算やブランディングに合わせた広告プランのご提案をさせていただいております。
より時代のニーズにあった広告プランをご提案させていただきますので
下記フォーム、またはチャットよりお気軽にご相談ください。
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では今日はこのあたりで。