マスクのCMをするならどんなCMが良い?時期やターゲットは?
今回はマスクのCMについてです。
今では当たり前に利用されているマスクですが、マスクの歴史はそれほど古くなく、また効能については意外に知らずに使っている人も多いと思います。
そんなマスクは、SARSや新型コロナウィルス以降一層注目される商品となってきていますが
マスクのCMをするとしたら、どんなCMが良いのか、種類をどう説明するのか、ターゲットや、時期について書いてみます。
マスクの種類
マスクはまず形の違いから現在では主に3種類に分けられています。
- 平形マスク
- プリーツ型マスク
- 立体型マスク
平形マスクは主にガーゼを主体として作られていたマスクに多く
四角い形状のマスクで、比較的高齢の方はこちらのマスクを使っていた経験があるでしょう。
これに対してプリーツ型は折りひだが4本程度入ったもので、従来の平型マスクが主に口だけを覆っていたのに対し
プリーツ型は鼻からあごにかけて広い範囲を覆うタイプになっています。
ひだの開き具合で人によるサイズの調整ができるのも便利で、最近はこの形が主流になっています。
立体型マスクはひだが無く最初から顔の形に添った形状に作られたもので、
一時期この形状が人気でしたが、サイズが決まっていて柔軟性に欠けるためプリーツ型に押されつつあります。
また現在のマスクは素材でみると主に
- ガーゼマスク
- 不織布(ふしょくふ)マスク
が多くなっていますが最近は普通のハンカチや布を使った布マスクや、手作りマスクも流行しているようです。
不織布というのは2003年頃から出てきた製品で、
織らない布、つまり糸や繊維を特殊な加工でシート状にくっつけたものです。
不織布は密な物、隙間の多いものなど様々に加工できるため、
不織布とつく製品はマスクに限らず台所用品や雑巾などいろんなものにあり、とても便利な製品になっています。
そしてマスクはその効果によっても分けることができます
それは主に下記の3種の検査が示すものでわけられており
- PFE:0.1μmサイズの微粒子遮断試験
- VFE:生体ウィルス遮断効果試験
- BFE:バクテリアろ過率試験
の3つが主流です。
PFEが対象とするのは主にインフルエンザウィルスや、SARSウィルス、結核菌などで0.1μm程度の大きさ。
VFEが主に対象としているのはインフルエンザウィルスの他ウィルスの含まれた咳やくしゃみなど水分を含んだもので0.1μm~5μm程度のもの。
そしてBFEが主に対象としているのは花粉などもの3μm程度の少し大きめの物質や、水分を含んだウィルス飛沫成分です。
マスクをよく見るとVFE試験とか、PFE試験といったこれらの記載があるんですよね。
ちなみに鳥インフルエンザの大きさは約0.1μm、SARSは約0.12μm~0.16μm、
新型コロナウィルスは0.1μm程度と言われています。
鳥インフルエンザのくしゃみや咳の飛沫になると約2~4μmと大きくなり
花粉は約3μm~5μmと少し大きめになっています。
つまり花粉だけを除去したいのであれば、BFE試験を通ったもので十分ですが、
インフルエンザやSARS、新型コロナウィルスに対応するためにはVFEやPFE検査が通ったマスクが有効ということになります。
現在の日本ではこれらのウィルスによる風邪を移さないために、または移されないために、または花粉対策、防寒の意味もあり、冬場から春にかけてマスクをかけている人が多いのですが、
もともとは日本では、新型コロナウィルスが流行する前の諸外国同様それほどマスクの習慣は無く、風邪をひいたときだけつけているものでした。
マスクはいつからつけ始めたのか
もともとマスクは一般の人が使用するものではなく、一部の工場用で、金網に布を取り付けたマスクだったと言います。
これだと錆びるし重いし一般的ではなかったわけで、なかにはセルロイド製のマスクもあったようですが、これも一部の作業用だったようです。
その後黒朱子(黒い足袋で使ってるやつですね)、ベッチン製のマスクも一応ありましたが広まることは無く、
1919年にスペイン風邪が流行し、その際マスクが一時注目されました。
ところが供給が追い付かず品質も悪く定着しなかったのです。
そして1934年にインフルエンザが流行し、ようやく布ガーゼのマスクがでてきて
現在のような家庭用のマスクになったのは1948年の寿マスクからだったといいます。
現在もある平型の形状のマスクですね。
それからしばらくの間マスクは風邪を引いた人がつけるものとして長らく使われてきましたが、
現在のように多数の人が使うようになったのはやはり花粉症の増加と大きく関係があります。
スギ花粉自体が発見されたのは1963年頃だったと言われていますが、実際に人々がアレルギー反応を起こし始めたのは1980年代頃でした。
その頃からマスクは風邪のためだけではなく花粉症にも使われることで、風邪が流行る冬場だけでなく春まで利用する人が多くなりました。
それに伴いマスクの種類も多くなり、品質も向上して2006年からマスクの表示方法がかわり、先のウィルステストの記載が載り、広告自主基準もできてきたのです。
確かに10数年前から急にマスクが増えて表示方法が変わったという認識を私も持っています。
それまでのガーゼマスクには大した記載は何もありませんでしたから。
N95という記載をよく見かけると思いますがあれは上記の検査に95%通っているという証の記載ですね。
また、マスクは現在では一回使い捨てが主流となったのですが、かつてのガーゼマスクが洗って使うタイプだったので、いまだに何度も使ってしまっている人は多いようです。
2009年の新型インフルエンザの流行からマスクは急増し、定着していきました。
そして現在は新型コロナウィルスの出現で、すっかりマスクは世界中で必需品になり、不足状態が続いている状況です。
マスクの歴史は意外に新しくそしてかなり劇的に変化して需要が増えて今やなくてはならない必需品になった数少ない商品の一つかもしれません。
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マスクのCMをするなら
そんなマスクについてCMをするならどのようにすればいいのでしょうか。
マスクという商品はすぐに店頭で買えること、値段が比較的安価なことから
CMによる効果を比較的すぐに検証しやすい商品ではないかと思います。
CMは商品によっては認知から購買までに時間のかかるものや、一度しか購入しないようなものもありますが、
マスクの場合すぐに購入し、何度も買う可能性があるのですぐに効果がわかるのです。
CMの時期については、マスクを使用するのは風邪が流行する冬場から花粉の春にかけてなので
その期間のCMであればいつCMを投下しても有効だと言えますが、できれば冬場のはじめと、風邪が流行っていること、花粉に時期などと忘れられないように何度か流すのもありでしょう。
マスクを購入する場所については
ドラッグストアが最も多くなっており、その他スーパーやコンビニと続きます。
男女差については女性の方が若干つける人が多いようで、これはマスクを防寒のために付ける女性がい多いことが影響していると思われます。
マスクは薬事法には該当しない、衛生用品の部類になりますが
CMでは効能以上の標榜、たとえばが「完全に風邪ウィルスをシャットする」などの不確実な文言は使えませんので要注意です。
とはいえ、PFE検査やBFE検査というような難しい文言もわかりにくいので、CMで何を打ち出していくかは、つけた時の形やスッキリした見た目などを押し出すのもありだと思います。
マスクは男女で比較すると女性の方が使用率が高いのですが、
20代ー30代の女性に聞いたある調査ではマスクを風邪や花粉以外で使用したことがあるという人が実に9割以上もいました。
その内容は
- すっぴんを隠したい
- あたたかい
- 保湿になる
- 口臭のケア
- 小顔になる、
- 目元が強調される
など。女性ならではのマスクの使い方もあるようです。
ちなみにマスクをかけている人がどうみえるかについて男女別のある調査によると
美人、小顔に見えるのはどんなマスクかについては男性目線だと
- 立体型マスク
- プリーツ型マスク
の順になっているのに対し、女性目線の場合は形状による差は無い、となっているのはちょっと興味深いところです。
最近は新ポリウレタンとうたった新たな素材のマスクもあり、ジョギングも可能とされています。
このタイプのマスクは花粉は防いでも細かいウィルスを除去する機能は薄いのですが、走る人のイメージでCMするというのも一つのやり方でしょう。
ジョギング人口はある調査では約900万人とも言われるので、それらの人をターゲットにするのもありですね。
一般的にはウィルスに対応したマスクが万能型なので、装着した時の美しさやスッキリ感、耳が痛くならない、長時間つけても違和感が無い、形が崩れない、など小さい特徴を打ち出していくのが良いと思います。
マスクはまだまだこれから需要が伸びる分野だと思いますから、今後は色の多様性や、デザイン性のあるものなども好まれるのではないでしょうか。
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