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広告におけるメディアミックスの重要性とその事例

メディアミックス
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広告業界の専門用語に「メディアミックス」という言葉があります。

 

専門用語、と言っても、

かなり聞かれるようになってきた言葉ですので、皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

  • 企業の宣伝を行う時
  • 新商品の広告を出す時
  • 売上を伸ばすための仕掛けをしていく時

この「メディアミックス」という考え方はとても重要な考え方になってきます。

 

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが「メディアミックス」について、

その意味と重要性、さらにメディアミックスの事例についてお話ししていきたいと思います。

 

メディアミックスとは

 

メディアミックス、とは複数のメディア広告を組み合わせて展開する広告戦略のことを言います。

 

メディア媒体というのは色々なものがあります。

人に何かを伝えることができるツールは全てメディアと考えることができますから、

  • テレビ
  • 新聞
  • 雑誌
  • ラジオ
  • WEB広告

といった大きなメディア媒体のことだけでなく、

  • チラシ
  • ポケットティッシュの広告
  • 交通広告
  • 個人ブログ

といったものもメディアになります。

 

こういったメディアを複数掛け合わせることによって、より多くの消費者に広告を訴求することができるだけでなく、

複数回に渡って広告の訴求を行うことができます。

 

例えばテレビCMというのは、一般的に同じCMを3回繰り返して見ないと、消費者の記憶に残ることができないと言われています。

 

一度消費者に届けることができたからといって、その広告を覚えてもらえるか、といったら

そういうわけではないんですね。

 

私たちは平均して1日に約200本のテレビCMに触れていると言われています。

もちろん個人差はありますが。

 

それだけ多くのテレビCMに接触しているわけですから、当然全てのCMを覚えているわけないですよね。

 

その中からやはりよく記憶に残るのは、

なんども繰り返し見たテレビCMなわけです。

 

だからこそ、番組提供型のCM、つまりタイムCMと呼ばれるCMの仕方があるとも言えます。

 

タイムCMの場合は特定のテレビ番組のスポンサーになることによって、その番組の中で流れるCMに重点的に自社のCMを流す方法ですね。

 

この場合は、その番組をずっと見ている視聴者がいますから、

その視聴者に何度もCMを見てもらうことができるわけです。

 

テレビCMというメディア媒体でもこのように、広告を繰り返し見てもらうことが重要とされています。

 

これをメディアミックスの考え方に応用すると、

さらに色々なメディア媒体を通して広告を訴求することによって、消費者に色々なシーンで広告を訴求することができる、ということですね。

関連記事:広告の種類とそれぞれの強み

 

メディアミックスの事例

 

例えばメディアミックスの事例としてあげられるのは、

大ヒット漫画を実写映画化する、という方法があります。

 

漫画もすでにヒットしているわけですから、そこにファンがついています。

 

それを実写化することによって、すでに原作漫画についているファンは必ず映画館に足を運んでくれるでしょう。

そこから、映画がヒットすれば「先に映画を見た」という人が漫画原作を買ってくれる。

 

こうして紙媒体と映像媒体が相互的に補完し合うのが、メディアミックスの事例です。

関連記事:広告代理店が解説する広告効果測定の大切さ

 

テレビCMの場合

 

テレビCMの場合はテレビCMを基盤にして、

様々なメディアミックスを行っている企業がたくさんあります。

 

例えば、テレビCMを行っているそのCM素材を流用して、WEB上でCMを流す、というやり方。

 

特にこれは若い世代に訴求する場合に効果的な方法で、

今一番YouTubeを見ている年代というのは小学生と中学生の世代だそうです。

 

つまり、テレビCMも見る世代であり、ネット上で動画も見る世代が、小・中学生、ということですね。

 

プチプラメイクコスメ商品だったり、ゲームなどのCMはこういったやり方が非常に効果的なのではないかと思います。

 

テレビでも見て、動画を再生する時のWEBコマーシャルでも見て、となるとやはり印象に残るものです。

 

さらにWEB上でCMを行うことによって、

そこから直接成約につなげることができる場合もありますよね。

 

アマゾンで商品を購入したり、実際にゲームをダウンロードしたり、といったことです。

そういった成約から逆算してメディアミックスに用いるメディア媒体を選ぶのも良いかもしれません。

関連記事:テレビCM用の動画を制作したら、どんな媒体で配信できるのか

 

メディアミックスの重要性

 

広告媒体にインターネットが参入してきている今、

インターネットは全国どこでも誰にでも広告を届けることができるツールですから

メディアミックスの戦略を考える上で必ず視野に入れなくてはいけないメディアツールだと思っています。

 

メディアにはそれぞれ、強いユーザー、弱いユーザーがあり、

さらに見せ方もそれぞれ違いますから、強い部分もあれば弱い部分もあるんですね。

 

それを補完しあいながら、相互作用を生みつつ広告を行っていくために、メディアミックスの考え方はとても重要な考え方なのです。

 

弊社ライズアドバートは広告代理店ですから、広告を出したい、という皆様の予算やブランディングに合わせて

広告プランのご提案をさせていただいております。

 

予算段階からのご相談でも構いませんので、ご質問等ございましたら

下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。

関連記事:動画制作の料金はどのようにして決まるのか。その予算の立て方。

 

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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