テレビCMの基本は15秒か30秒です。
もしテレビCMを考えているのであれば、CMを制作しなければなりません。
せっかく作ったCMの流用方法は、テレビだけではありません。
テレビCMをするのであれば、ぜひ効果的にどんどん流用してもらいたいものです。
ではどんな流用方法があるのでしょうか。
自社のホームページに載せる
15秒または30秒のCMを制作したら、まずは会社のホームページにも動画を掲載しましょう。
これがについては比較的行っている会社が多いのではないでしょうか。
会社のホームページを見て、テレビのCMをやっている、という事がわかれば、ページに訪れた人は
「あ!、この会社はテレビCMをやっている」
と思いますよね。
あるコールセンターの調査によると、「ちょうど今テレビでもCMをやっているんですよ」ということを伝えると、
「それなら、買ってみようかしら」という風に、成約率が確実にアップすると結果が出ているそうです。
それだけテレビCMをしたという事は、信頼度がアップするのです。
従ってテレビCMを作って流したのであれば、ぜひとも会社のホームページにもそれを載せてもらいたいです。
CMというのは会社で費用を出して、制作するものですから、出来上がったCMは、どのように使っても基本的には大丈夫です。
タレントさんなどを起用した場合は著作権の起源に注意する必要がありますが。
(このようにCMはホームページで使えるのですが、著作権については注意しましょう。)
たまたまテレビ局の目に留まり、取材に来てくれた、
というラッキーなお店や会社もあるかと思いますが、その場合は、番組の映像を勝手にホームページに載せることは禁じられています。
この場合映像の権利はテレビ局になりますので、勝手に使う事はできないのでご注意ください。
関連記事:テレビCMの効果には「信頼」もある
You Tubeなどで配信
15秒や30秒のCMを制作のして、自社ホームページにも載せたら、
次にYouTubeなど、動画投稿サイトにもアップするのをお勧めします。
ちょっと気になった情報や、CMで見たものををネット上で検索する人は多くいます。
テレビで見て→ネットで詳細を調べる→購入する
という流れです。
CMで見たのにネット上に情報が全くないと、人は不安になるものです。
大丈夫なのかな、という不安です。
もちろんホームページの方には商品も載っていると思いますが、YouTubeにも載せておくのをお勧めします。
その方が相乗効果を狙えるからです。
この時、CMで使用した動画はもちろんの事、
CMに使った用具の写真や、没になった動画映像、制作現場の様子なども載せると面白いと思います。
商品の詳細がわかるだけでなく、会社としての信頼と、イメージアップも合わせて期待できると思います。
電車広告への流用
最近は電車の中にも、テレビのようなCMがあります。
特に都心部では多くなってきました。
- JRのトレインチャンネル
- 東京メトロのデジタルメディア
と呼ばれるようなCMです。
あれはテレビとよく似ていますが、実はテレビCMで使った素材がそのまま使えるようになっています。
テレビで見たのと同じCMが流れているなあと、感じた方もいるのではないでしょうか。
この交通広告もテレビと同様、基本は15秒でテレビCMと同じです。
このCMのやり方というのは、メディアにもよりますが企業のCMなどをを何十本か集めて10分~20分程度の短い長さに編集されたものを、
一日中(電車が動いている間)ぐるぐると繰り返し何度も流しています。
そのため少し長めに電車に乗っていると画面から同じCMが流れてくるわけですね。
この電車のデジタルメディアについては、見る人が扉付近の人に限られます。
また、下を向いてスマホを見ているので、上の方は見ない、という人も多いです。
そのため、残念ながら一画面につき大勢の人が見るというわけにはいきません。
ただ、テレビと異なるのは
ワンクールが十数分で、繰り返し流れているため、同じCMを、電車内で何度も見る確率が高く、その結果、CMが脳裏に残りやすいという事があります。
人は3回同じCMを見るとそのCMのことを記憶することができると言われています。
逆を言うと、CMを放映しても、同じターゲットに3回届くような頻度で放映しなければ、なかなか印象に残りにくい、ということです。
テレビCMの場合は番組を見ている合間に流れるのでメインは番組になります。
そのため、30分の間に何度も見るという事はなかなかありません。
全くないわけではありませんが何度も目に止まるためには、テレビの場合、CM出稿費用も多くかかってしまいますからなかなかできないものです。
ところが電車のデジタルメディアの場合は、短いサイクルでぐるぐると同じCMが流れますから短い時間に何度も見る可能性があり、脳裏に残りやすいわけです。
またテレビの場合は番組が主であるのに対し、電車のデジタルメディアの場合は、番組が無いので、大抵の場合手持ち無沙汰だから画面を眺めていたらCMが流れてきた、という感じになるわけです。
CMを見る事が主になるわけなので、映像に集中して見てくれます。
つまり脳裏に残りやすいのです。
見た人への影響力はとても高いと思います。
また、小さなお子さんをお持ちのお母さんにとってはぐずる子供があれを見るので助かるという声もよく聞かれます。
小さなお子さんを持つ母親世代に訴えるような商品や、子供向けの商品にはとても向いているのではないかと思います。
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弊社ライズアドバートは広告代理店ですが、もともとがテレビ番組を作る番組制作会社として始まっているため、
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では今日はこのあたりで。
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