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テレビ局報道フロアで3年アルバイトをしている学生さんにインタビュー!

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今回はキー局の報道フロアで学生アルバイトを3年続けられている内藤さん(仮名)にインタビューをさせていただきました!

内藤さんは明け番といって、深夜から朝にかけての時間帯でお仕事をされています。

えいぞーさん

本日はよろしくお願いします〜!

内藤さん

よろしくお願いします!

仕事をしていて緊張感を感じる時

えいぞーさん

内藤さんは非常に長い間…もう3年くらい?アルバイトして頂いてから経ってますよね。

内藤さん

そうです!

えいぞーさん

もう長い事続けていただいていますが、一番気を遣うお仕事、業務内容っていうのはどんなことでしょうか?

内藤さん

はい、一番気が張っているお仕事、気を遣うところは番組放送中のテロップの担当さんがサブに入っている間のお仕事なんですけども、それを私たち学生アルバイトが代わりにお手伝いすることがあって、

自分のミスが生放送に直結するのでそれが一番気が張っているし、気を遣います。

えいぞーさん

サブに原稿を持っていく時ですか?

内藤さん

実際テロップコーディネーターさんがやられているテロップの確認、チェックであったり、

デスクさんが渡してくださったものの修正とかを実際にお電話かけたりしてやっているので、そういう業務ですね。

えいぞーさん

毎日の業務ですね!

仕事で感じる達成感、充実感

えいぞーさん

お仕事を3年間やってきて達成感、充実感を感じるのはどういうときでしょうか?

内藤さん

まさに今お話したような、お仕事が終わって実際こういう生放送に実際自分自身がかかわっている…

んー、ほんとに10秒前に直したようなテロップがすぐに反映されてそれに合わせてアナウンサーさんが読まれていたり、そういう生のものが実際に視聴者に届いているということは達成感がありますね。

えいぞーさん

テロップも直接直すんですか?

内藤さん

はい!テロップの直しまで。

あ…実際にいじったりはしないんですけど、ここを直してくださいっていうのをテロップの方に伝えたりしています。

たぶん本当はテロップの担当さんのお仕事かもしれないんですけど、

その時間、テロップの担当さんはサブに入られているので、私たちがやっているっていう感じですね。

えいぞーさん

ああ、なるほど!

その指示はどこからくるんですか?

内藤さん

直してくださいっていう指示はデスクさんだったり、

社会部さんだったり、国際部さんだったりと各部署の方から指示をいただいて、それで直していますね。

えいぞーさん

このアルバイトで自分が成長したなあって感じることはありますか?

内藤さん

人と関わるっていうことが一番重要だなって感じてて…

まあ端的な作業もありますけど、それだけじゃなくてコミュニケーションがうまくいかないとな、と。

例えば去年Eテロ(電子テロップ)が導入されたんですけど…

電子テロップ導入も私たちが使いにくいっていう話がもともとあって、

プロデューサーさん達に僕たちがいろいろ聞かれて、それで導入されたっていう経緯もあったりします。

内藤さん

あとその電子テロップの使い方がわからないとかもあって

電子テロップが導入されたにもかかわらず以前の紙を使うデスクさんなんかもいらして

その様な方のために、局の方と一緒にマニュアルを作成したりもしたんですよね!

えいぞーさん

おお〜!

内藤さん

学生の間だけで情報を回すっていうようなそれまでの気持ちとは違って、まわりにも波及するようにっていう意識になれたというか、そういう考え方ができるようになったかなと思って、

そういうところが成長したかなと思います。

えいぞーさん

なるほど!

自分たちが困っていることを相談したらそんな風に周りも動いてくれて、その方法が波及していったんですね〜

テレビ局の社員さんとの距離

えいぞーさん

テレビ局の社員さんはアルバイトをされてる方からみてどんな感じですか?

内藤さん

個々違うとは思うんですけど、すごい率直に言いますと…学生と社員さんはちょっと距離はあるなあと、自分たちの働いている時間帯については思います。

ただ、他の時間帯(シフト)をみるともう少し距離が近いのかなと感じたりもしますね。

あと意外と少人数で回しているっていう感じはしました。

ただ、それはニュースの時間帯にもよると思います。

えいぞーさん

多分その分学生さんたちが頼られている部分が大きいというのもありますよね。

えいぞーさん

内藤さんの時間帯は局員さん達とあまり会話というか、雑談みたいなのはあまりないんですか?

内藤さん

ないですね…!

昔の先輩の話を聞くとそうでもないらしいんですけど今自分たちの代はちょっと薄いのかもしれないです。

えいぞーさん

社員さんからあまりない、っていう感じ?

内藤さん

お互いだと思うんですけど、自分の時にちょっと変えたいなというのもあって挨拶を全員にしてみたりして、「今のチーフは違うね」なんて言われたりもしてよかったとは思うんですけど、そこから何か発展したかっていうとそれは無くて、

時間帯もあるのかなーと、他の時間帯に比べるとスタッフさん達との関わりは薄い気もします。

えいぞーさん

コロナの影響もあるのかな〜

深夜帯(明け番)なので特に少ない人数で回しているっていうのはありますよね。

内藤さん

そうですねえ。

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将来テレビ業界に就職したい?

えいぞーさん

このお仕事をしていろんな経験を積まれたと思いますけども

それを通じてこのテレビ業界に就職したいですか?したくないですか?

内藤さん

はい、したいとは思います!

このアルバイトを通じてっていうのは正直それほど大きくない気はするんですけど、もともと一番好きなことなので、受け手で終わりたくないっていうかプレイヤー側になってお仕事してみたい。

一番好きなことだからこそ、そちら側になりたいというか、そういうのはあります。

えいぞーさん

特にバイトをしたからっていうわけではないのかな?

内藤さん

まあでもこのバイトのおかげでモチベーションを持ち続けているっていうか、そんな気はします。

「テレビやりたいなあ」って1年の時からただ夢を見て今を迎えるのと、

こうやって実際にテレビの現場でアルバイトをして今に至るのとでは全然違ったんじゃないかと思います。

えいぞーさん

なるほど〜

今のアルバイトはいつまで続けたいですか?

内藤さん

最後までずっとやりたいと思っています。

理由は…今のメンバーとか環境もすごい楽しいですし、明け番とかじゃなくてアルバイトの人たち全体としても仲良くなってきたかなと思います。

ご飯行ったりもするので、そういう面も含めて続けようと思います。

夜番とは特に接点があります。

えいぞーさん

いいですね!

コロナが落ち着いてきたらまたそういう会食するとかも仲を深められて良いですよね〜

今日は色々なお話を聞かせて頂いてありがとうございました!

これからもお仕事がんばってください〜!

内藤さん

ありがとうございました!

しっかりと自分の考えを伝えようとしてくださる内藤さん、とても誠実なお人柄がわかるお話でした!

改めまして、ありがとうございました!

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ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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