弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作に携わっています。

今回は、学生アルバイトとしてテレビ番組制作の現場で働く、守屋さんにインタビューさせて頂きました!

- 明治大学4年生
- アルバイト歴:2年9ヶ月勤務、昨年からチーフ
- 今年3月でアルバイトは卒業
- 趣味:フィギュアスケートを観ること
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このアルバイトを始めたきっかけ
──こちらのアルバイトを始めたきっかけを教えてください。
テレビ業界で働く人の姿をこの目で見てみたかったというのが1番の理由ですね。
「テレビ局 アルバイト 大学生」みたいな感じでネットで検索をしてライズプランニングさんを見つけました。
あとは、自分の部活動の先輩で、ライズプランニングさんで働いている方が実際にいたので、それも理由です。
ライズプランニングさんにコンタクトをとったのは1年生の終わりくらいだったと思います。
連絡を取ってからスムーズに実際に働き始めることができたので、そこは有り難く思っています。
今やっているお仕事の内容
──具体的に、今やっているお仕事の内容を教えてください。
はい!主に平日の夕方に放送されているニュース・情報番組の中で、16時に短いニュースをいくつかお届けしているんで、そこでカンペの制作をしています。
カンペを作る部分もしっかり決まっていて、ニュースの冒頭の部分をリードって言うんですけども、そのリードのカンペを作っています。
昔はカンペは手書きのイメージかなと思いますが、今はパソコンで打ち込んで、それを拡大コピーして体裁を整えて出すような形になっています。
台紙にコピーしたカンペの紙を貼り付けて、その台紙をスタジオにお届けするところまでが自分たちの仕事ですね。
実際にカンペを見せるのはスタジオのフロアのスタッフさんがやっています。

仕事を通じて感じた達成感
──丸二年ほど働いて頂いていますが、今までこの仕事を通じて感じた達成感や充実感などがあれば教えてください。
何回も何回も繰り返すことで、段々自分が早く正確にカンペを作れる方法を見つけることができた時に達成感を感じました。
ただ、やっぱり生放送なので毎回毎回の放送がしっかりきっちり終わって、片付けが終わるまでは緊張感と言いますか、気は抜けないなって思いますね。
勤務時間は3時間なので短くて、終わってみるとあっという間だなっていう感じはしてて、
でもその時間の中でも最初の一時間は原稿が上がってくるまで待ってられるんですけど、やっぱり放送時間が近づくにつれて、どんどん自分の作業量も増えますし、
作業量が増えてもミスは許されないので、緊張が続きます。
終わってからようやく息をつけるような形ですね。

業界スタッフさんを目の当たりにしてみて
──実際に報道フロアの真ん中で作業していると、プロデューサーさんやADさん、ディレクターさんと一緒にお仕事されると思うのですが、そういった方達と一緒にお仕事してみてどうですか?
すごく一つ一つのニュースに対して、細かいところまで本当に考えを巡らせて放送を行っているなと感じます。深いところまで考えられているな、と。
一方で、速報でニュースが入った時は、皆さん本当に大きな声を出して、
「これ最初に持ってくるぞ!(番組冒頭で流す)」と言って、放送時間が近かったとしても、テレビにちゃんと出せるように、急いで必死に走り回りながら準備をしているので、
やっぱり報道にかける想いが強い方々が集まっているフロアだなっていう風に実感しました。
スタジオのフロアでカンペを出してくださるスタッフさんとは私もやりとりがあったりします。
他のデスクさんやスタッフさんなどとはあまりやりとりはないですが…
ただ一回、私たちがリードの部分のカンペを作っているので、担当のテレビ局社員さんが、
「ちょっといい?」って言ってきて、
「リード部分が変わるから、カンペも作り直して欲しくて〜」
と直接言われたこともありますね。
修正した原稿がパソコンに来るのではなくて、もう口頭で直接、そのテレビ局社員さんの判断で、修正内容を口で伝えてもらったことがありました。
ちょうど私の後ろに座っていた社員さんなので、一緒にいるから伝えやすかったのかなと思います。

このアルバイトを通して成長したこと
──この2年間のアルバイトの経験で、成長したなと思えることはありますか?
やっぱり常にどんな状況でも関わる人の立場に立って、物事を考えられるようになったところが成長した点だと思っています。
私はカンペを作っていて、これはアナウンサーさんが直接見るものなので、
文字の配置や並び方もそうですし、どういう風に見づらいところを見やすく配置したらいいのか、ということを考えられるようになりました。
それからアナウンサーさんに対しての配慮っていうのはもちろんなんですが、カンペを持ってくださるのもフロアのスタッフさんなので、枚数が多いとやりにくいんですよね。手で持って入れ替えたりしなくちゃいけないので。
なのでできる限り枚数が少ない方がやりやすいから、文字を詰めれば一枚に収められる、とかであればそうするとか、そういうことが段々分かってきました。
カンペに関わる人全てに目を向けて考えて、自分も作業できるようになったのは成長したところかなって思います。
このアルバイト以外にも都内にあるカウンター席のお寿司屋さんで飲み物を出したり、小さなお料理をお客さんに出したり片付けたり、みたいなことをやっていました。
今はやっていなくて、固定で入っているのはライズプランニングさんだけです。
そちらの方でも、このテレビ局でカンペを作る作業で学んだ「相手への配慮」が活かせました。
自分はカウンター側からお客様がいるテーブルの方に出しますけど、
飲み物一つでもコースターが近くにあるか、遠くないか、といったことでお客様の満足度が変わりますし、
お箸との距離感だったり、配置や見栄えとかも大事にするようなところなので、
相手の立場に立って考えてから作業するというのはカンペ制作でも飲食でも繋がってる部分があるかなと思います。
人として大事な部分を学びました。

これからどの業界に進むのか
──守屋さんはもう就活は終わられたかと思うんですが、どの業界に進まれるんですか?
テレビ業界ではないですが、同じマスコミ業界です。
報道というかマスコミにも色んな媒体があって、
- テレビ
- ラジオ
- 雑誌
- 新聞
というように色々あると思うんですけど、テレビのアルバイトをすることで、それぞれの媒体の特徴をしっかり掴めたと思うので、
就活に直結したわけではないですが、自分が業界の取捨選択をするのに役立ったというのは間違いないです。
テレビ関係の会社はほとんど受けていなくて、他の業界も見ていました。
テレビ自体は普段からよく見るんですが笑
よく見る番組はバラエティ番組だったり、ドキュメンタリーですね。
自分が時間が空いている時に好きな番組がやっていればリアルタイムで見るようにしていますね。
テレビ離れしている人間ではないと思います笑

趣味はフィギュアスケートを見ること

──お仕事とは関係ないですが、守屋さんは何か趣味はありますか?
フィギュアスケートを見るのが好きです。滑れないので見る方ですが笑
最近だと年末、全日本フィギュアスケート選手権が大阪であったので、チケットが取れた日は大阪で、現地で観ました。
それから明日も大学生のアイスショーがあるので、それも観に行く予定です。
大学にフィギュアスケート部があって、明治大学と法政大学がコラボしてアイスショーをやっていて、それが恒例行事になっているので、明日東伏見のスケートリンクに観に行く予定なんです。
現役の選手が出ている試合でしたり、アイスショーなどのイベントなどに興味があります。
冬だけのものに思われがちですが、9月くらいからシーズンが本格化していって、4月くらいまで大きな大会が続いて、
5、6、7月は成績を残した選手たちがアイスショーに出てたり、イベントがあったりするので、一応一年中観られる機会はあります。
とても面白い趣味ですね〜!
守屋さん、本日はありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしています!
ありがとうございました!

