弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作に携わっています。
本日インタビューをお願いするのは…

キー局で月曜日〜金曜日の夜に生放送している報道番組で、2年ADを続けて来られた阿藤さんです!

よろしくお願い致します!
- 担当番組:平日月曜日〜金曜日の夜に生放送している報道番組
- AD歴:2年
- 直近で部署を異動
部署を変えたいと思ったきっかけ
──阿藤さんは今まで報道番組のADとして2年間働かれていましたが、今回部署を異動してカルチャー部所属となりました。異動のきっかけはなんだったのでしょうか?
もともと大学時代にカルチャー研究をしていたんです。
最初はテレビ業界の経験がないので、まずは報道というしっかりしたところでイチから映像を撮ったりとか、取材をするっていうことを勉強して、それからチャレンジしたいなと思っていて、今回このタイミングでカルチャー部への異動を考えました。
私が所属している番組のプロデューサーの同期にカルチャー部の方がいらっしゃってお話ししたことがあったのと、
番組のオンエアの中でもカルチャーの短いニュースを出しているのを見て、カルチャー部の存在は知っていました。
自分でも、アーティストや役者の人にインタビューをしたり、カルチャーを広めるような原稿を書いたり、といったことをやってみたいなと思ったんです。
最初に配属になった部署から異動する、ということもできます。
情報番組からバラエティ番組へ異動された宮村さんにもインタビューをさせて頂いておりますのでぜひそちらもご覧ください!

新卒の時と、異動の時の違い
──新卒にせよ経験者として異動するにせよ、番組に入る時は番組プロデューサーと顔合わせがありますよね。顔合わせの中では番組スタッフ陣からの鋭い質問も飛んできたりします。新卒の時と経験者の時とでは違いはありましたか?
大学を卒業して新卒で入った時は、大学の時の自分の経験、頑張ったこととか、好きだったものを踏まえてどういったものを作りたいのかみたいなところが重視だったんですけど、
今はどれだけ業界経験者としての技術・経験があるかっていうことと、それを踏まえて今の自分ならどういったものが作れるのか、自分ならどういう視点でものを作るのかっていうところに視点が変わって来ているかなと思います。
私は特に大学では映像はやっていなくて演劇とか舞台、あとは小説などの本を中心に学んできたので、テレビ業界のことは全然分からない状態だったんですよね。
まず映像を撮るっていうことが全くわからなかったので、そこは報道番組の現場で学ばせてもらったなと思っています。
新卒の時は何も分からないのが普通です!
新卒さんへのインタビューもございますのでぜひご覧ください。

最初に報道番組に携わってみて良かったこと
──最初に報道番組に携わってみて良かったところは何ですか?
とにかく厳しく情報を取り扱うっていうところが一番勉強になったなと思います。
オンエアでもミスできないですし、必ず写真だったり、撮ったものには著作権が発生して、クレジットが必要であったり…っていうのが発生するので。
ミスできないっていう緊張感というものが、映像を取り扱う上で大切だっていうことが勉強になりました。本当にそこが一番大事だなって思いましたね。
生放送は緊張感が違いますよね!

異動で他の部署で顔合わせをしてみて
──他の部署に異動するとのことで、顔合わせをしてみてどうでしたか?
顔合わせの中で「今やってる映画とか、これからやる映画とかで注目してる作品とかで、企画をやるんだったらどういう企画をやりたい?」という具体的な質問をされました。
これは今どんな映画をやっているのか、これからどんな映画をやるのか、さらに作品にどういう役者やスタッフが携わっているかっていうのを知らないと答えられない質問だなと思いました。

脚本家の人がどうっていう話をは私はしたんですけど、
そういう、作品に誰が携わっているか、というのをちゃんと詳しく知っておかないと答えられない質問もあったので、
やはり自分がやりたい方面のことは、「この人が好きだから」とかじゃなくて、幅広くいろんなものを知っておく必要があるなという風に思いましたね。
あとは、本だったり映画だったり舞台や音楽関係とか、色々なカルチャーがあると思うけど、
これから何を推していきたいか、自分の中で「あ、これは、これから来るな」っていうものは何か、みたいな、
いち早くそのトレンドを抑える的なところも顔合わせの質問の中であったので、そういう部分も「自分が何を面白いと思うか」みたいなところまでちゃんと深く知っておかなきゃいけないなって思いました。
好きなところはちゃんと掘り下げなきゃいけないし、他のものにもアンテナを張らなきゃいけないっていうのはかなり大事かな、と。

顔合わせ時のオンラインとオフラインの違い
──以前の番組の時は顔合わせはオンラインで5〜6人くらいの番組スタッフさんとの顔合わせだったと思いますが、今回はオフライン(対面)でしたよね。何か違いはありましたか?
オンラインの時は顔出してなくて音を聞いてるだけ、みたいな方がめっちゃいた記憶がありますね笑
直接話したのはCP(チーフプロデューサー)とPのお二人でしたね。
多分残りの方はデスクとか総合演出とかの方で、みんな見てるだけというか聞いてるだけだったのかなと思います。
今回は対面でたけど、私はまだ顔合わせをオンライン上でしかやったことがなかったので、ちょっと緊張しつつ…というのはありました。
今回は先方様が3人でしたが、3人中2人は報道で会ったり、話したりしたことがある方だったんで、関わりのある方だったっていうのも大きくて、かなり安心して話ができたかなと思います。
異動先で頑張りたいこと
──ではこれからの異動先では何を頑張っていきたいですか?
まずは自分で企画を立てて取材に行って、原稿を書いてっていうのを一つ完結させたいなっていう思いがあります。
これまでの報道でも年間何本っていう形で企画は出していたんですけど、なかなか企画を通すのも難しかったですし、
企画が通っても、ADが原稿を書くことはできないんで、まずはディレクターの下についていろんな雑務をこなしたり、
取材のアポイントを取って、セッティングをしたりっていうのが主な仕事になってきちゃうので。
自分の中で完結させるっていうのは報道の方ではできなかったので、まずはカルチャーに行って、原稿を書く、自分で完結させる、というのを一人でもできるようにしたいなって思っています。
ありがとうございます!
部署が変わった後の阿藤さんのご活躍も楽しみです!
本日はご協力いただきありがとうございました〜!
ありがとうございました!
実際に番組制作の現場で働くADさんへのインタビュー記事もぜひご覧ください!


