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商品のテレビCMをしたい!どんなやり方がある?

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商品のテレビCMをしたいと思った時にどのようなCMの方法があるのか、初めてテレビCMをする企業様にもわかりやすいように広告代理店である弊社ライズアドバートが解説してみたいと思います。

 

タイムCMとスポットCM

 

まず、普段私たちがテレビを見ていてよく見る番組の中で流れている15秒や30秒のCM。

これらは大きく分けてタイムCMスポットCMの2種類になります。

タイムCMは特定の番組のスポンサーとなってその番組の中でCMを放送する方法で、基本的に30秒のCMになります。

スポットCMは番組のスポンサーにはならず時間帯をある程度指定してその中でランダムにCMを放送するやり方で、最小単位は15秒、もちろん30秒のCMも放送することができます。

 

時間で見ると30秒のCMと15秒のCMはほぼ同じ時間流れている割合になりますので、本数で考えると15秒CMの方が30秒CMに比べて倍くらい流れているということになります。

 

タイムCMは毎週決まった番組の中でCMを放送するため番組編成に大きな影響を受けます。

すでに入りたい番組に競合他社が入っている場合は、その番組のスポンサーになることはできません。

また基本的には2クール(6ヶ月)からの契約となります。

そのため初めてテレビCMをする場合はスポットCMの方が融通が利きやすいのでおすすめです。

 

弊社の方でご依頼を頂く初めてテレビCMをする企業様もほとんどの企業様がスポットCMでまずは放送してみるという場合が多いです。

2週間や1ヶ月など、短期間で期間を設定してCMを放送することができます。

放送料の他に初めてテレビCMを放送する場合は、実際に放送するCM映像の映像制作も行わなくてはいけませんので映像制作費用もかかってきます。

関連記事:CM制作費の相場はいくらか

 

テレビショッピング

 

CM以外にテレビショッピングで商品を詳細に紹介するという方法もあります。

テレビ局によってはテレビショッピング枠がもうすでに埋まってしまっていて新規でテレビショッピングを行うのが難しいケースもあるのですが、地方局や独立局であれば融通が利く場合もありますので、特定のテレビ局でテレビショッピングを行いたい場合はまずは広告代理店にお問い合わせください。

テレビショッピングと言われてイメージする30分や1時間、といった長尺の番組だと制作費ももちろん高くなりますし、放送枠の値段も高いので、

例えば60秒や90秒、5分枠などの枠をスポットCM的な形で購入して、映像の内容をテレビショッピング風にし放送するということも可能です。

 

テレビショッピング枠を毎週購入するのはなかなか難しいので、長尺のスポットCMを複数回投下する、という方法の方が現実的かもしれません。

そういった方法で商品のPRをしている企業様もあります。

関連記事:テレビショッピングのやり方を広告代理店が解説します

 

パブリシティ

 

ある程度スポットCMを出稿するとテレビ局側からパブリシティというおまけ枠をつけてもらえます。

これはテレビ局によって用意している枠が違うので様々な形態があるのですが、よくあるのは情報番組の一つのコーナーで社長さんや社員さんが生出演し商品のPRを行うだとか、タレントさんに番組の中で実際に商品を使ってもらって紹介してもらう、といったやり方があります。

中にはパブリシティで3分などの短尺番組を用意しているテレビ局もあります。

 

これもその時々によって提供されるパブリシティが違いますし、出稿量に応じて内容が変わるものにはなりますので、見積もりを取る段階で提案を受けられるものです。

どういった形のPR方法が良いのかというのがあらかじめイメージできるのであれば、そういった内容を広告代理店に伝えることでテレビ局側からイメージに合うパブリシティ枠を提案してもらうことができるでしょう。

実際に会社にお伺いして会社の中を撮影させてもらうといったパブリシティもありますので、商品だけでなく企業のPRにも使っていただけます。

関連記事:テレビCMとパブリシティ

 

持ち込みで番組を制作する

 

かなり特殊な方法ですし予算も必要にはなってきますが、商品そのものがCMしにくいものである場合は持ち込みで番組を制作するという方法もあります。

これは独立局などの方が融通が利きやすいと思います。

例えば

  • 仮想通貨
  • 宗教
  • 占い

など、テレビCMだとなかなか考査が通りにくいものがあります。

 

基本的に非科学的なものや視聴者の誤解を招きやすいような内容に関してはCMを放送することができません。

しかし持ち込み番組としてハウツー系の内容にし、提供を一社で行う、というような形で番組を作っていくことも可能です。

 

これはテレビ局と広告代理店としっかりと打ち合わせをして内容を決めて行かなくてはいけないものになりますし、できるテレビ局とそうでないテレビ局もありますがそういった選択肢もあります。

商品を紹介するにも色々な方法がありますので目的に合わせてプランをご提案させていただければと思います。

ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事:独立局でテレビCMをやるメリットを広告代理店が解説!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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