弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の映像制作会社です。
弊社所属のAD・ディレクターさんが全国のテレビ局で番組制作に携わっています。
実はテレビ業界では、別のジャンルのお仕事をされていた方が途中で業界に転職してこられる、ということもよくあります。
今回は、別の業界からテレビ業界に転職したい、と考えている方へ、未経験でも転職することができるのか?ということや、知っておきたいテレビ局の仕組みなどを解説していきたいと思います。
テレビ局と番組制作会社の関係
テレビ業界への転職を考えている方にまず知っておいて欲しいのが、テレビ局と番組制作会社の関係性についてです。
テレビ番組が放送されているのはテレビ局なので、番組を制作しているのはテレビ局だ、と思っている方が多いと思いますが、実はテレビ局で放送されている番組のおおよそ8割程度は番組制作会社によって制作されています。
もちろん自社制作で、テレビ局が制作している番組もあるのですが、
テレビ局も一つの会社であり、制作局以外にも色々な部署があって、番組制作だけを行っているというわけではないんですね。
逆に番組制作会社では番組制作をメインに行なっているので、
番組制作の仕事がしたいと思ってテレビ業界に転職するのであれば、番組制作会社に入った方が良いわけです。
ちなみに弊社の場合は、テレビ局出向型の番組制作会社で、
働くのは主にテレビ局の中なのですが、業務としては番組制作になります。
番組制作に携わりたい、という方からのエントリーをお待ちしております。
関連記事:番組制作会社への就活で知っておくべき、会社のタイプ
テレビ業界にはどんな仕事があるのか
ではテレビ業界にはどんなお仕事があるのでしょうか?
テレビ局
まずテレビ局は、総合職という形で採用を行なっており、
この総合職は、
- 編成(制作)
- 営業
- 報道
- スポーツ
- 技術・ネットワーク
- 総務
- 人事
- 経理
- 経営戦略
といった様々な部署があります。
さらにジョブローテーションの考え方もあり、営業をやられていた方が次の年は制作へ、というようなことも多いです。
キー局の場合は4大卒に限られており、チャンスは第2新卒まで、というイメージですね。
地方局の場合は第2新卒に限らないことも多いです。
番組制作会社
番組制作会社の場合は、未経験で入社するなら最初はアシスタントディレクターとして働くことになるでしょう。
弊社の場合も基本的にはそうなります。
番組ディレクターの補佐、という立ち位置ですが、
- 企画の提案
- 企画に関するリサーチ
- ロケ準備
- 撮影場所への連絡や許可取り
- ロケ同伴
- 出演者フォロー(控え室準備や案内なども)
- 撮影データの簡単な編集準備
といったことが主なお仕事内容となります。
関連記事:番組ロケってどんな仕事?大変なの?
その他・技術職
テレビ局、番組制作会社、どちらも、撮影に携わる技術職の募集もあります。
- カメラマン
- 編集
- 音響
- 美術
- 衣装
といったお仕事。
これらはテレビ局、番組制作会社以外だと、撮影技術会社や音響効果会社、美術会社などでも募集が行われています。
関連記事:ADになったばかりはどんな仕事をするの?3ヶ月目の新人さんにインタビュー!
テレビ業界には未経験でも転職できる?
テレビ局の中途採用は非常に難しく、テレビ業界に未経験で転職できる可能性が一番高いのは番組制作会社のアシスタントディレクターになります。
また、どうしてもテレビ局の中途採用が良い、という場合は、
- 営業
- 報道
であれば、求人が出やすい傾向にあります。
弊社でも随時採用を受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
公式サイト:ライズプランニング
アピールできる資格はある?
アシスタントディレクターやディレクターとして応募する際に有利になる資格というのは特にありませんが、普通自動車第一種免許はあった方が良いでしょう。
また、資格とは異なりますが、編集ソフトに触れたことがあるかどうか、ということは弊社の採用試験でも必ずうかがっていることです。
最近は無料でダウンロードできる映像編集ソフトやアプリもたくさんありますので、ぜひこういったものは一度触ってみて欲しいと思っております。
未経験でアシスタントディレクターとして働き始めることになったら、すぐに編集ソフトも触るようになると思いますので、そのあたりが少しでもわかるかどうか、ということは非常に重要です。
関連記事:テレビ業界で実際に使われている3大映像編集ソフトについて解説
転職に年齢は関係ある?
未経験の転職は狙えますが、やはり年齢としては20代までの方が強いです。
それ以上となると未経験がなかなか厳しく、動画編集に関してある程度知識があったり、経験があることが求められることが多いです。
最近は女性ADもとても多いので、アシスタントディレクターの場合は男女はあまり問われません。
もし転職を迷われているようでしたら、なるべく早めの方が転職もしやすいので、行動には早く移った方が良いでしょう。