テレビ業界に進みたいという就活生の方はほとんどの方が業界未経験で就活をされると思います。
漠然と番組を作るのがテレビ番組制作会社というのは分かっていると思うのですが、番組制作会社のたくさんあるのでどのような会社を選べば良いのかということがなかなかわからないと思います。
合同説明会などに行ってみても、番組制作会社を判断する要素というのが制作に携わっている番組くらいしかないように思えるのではないでしょうか?
弊社ライズプランニングもテレビ局出向型の番組制作会社なのですが、番組制作会社の立場から、番組制作会社への就職を考えている方達制作会社の選び方や会社のタイプについて解説してみたいと思います。
番組制作会社は大きく分けて2タイプ
番組制作会社のタイプは大きく分けて2タイプとなっています。
- 自社制作型
- 派遣型
の2つです。
弊社は後者の派遣型の方になります。
それぞれどのような特徴があるのか見てみましょう。
自社制作型
自社で番組を制作してその番組をテレビ局に販売している、という形になります。
働く場所は番組制作会社の中になり、テレビ局との繋がりがあるので特番が降りてくることも多いんですね。
デメリットとしては自社で担当している番組しか担当できないということでしょう。
派遣型
テレビ局に派遣社員として出向し、テレビ局の中で働く働き方になります。
担当している番組が変わると勤務地が変わったり、様々な番組に携わる事ができるのが派遣型の強みです。
月曜日から金曜日まで放送している帯番組などを制作しているところが多く、弊社の場合も情報・報道番組が中心となっています。
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番組制作会社のタイプはどうやって見極める?
上記で説明した2種類のタイプですが、実は会社説明会に行っても「どちらもやっています」という会社も多く、結局どっちなんだろうと思うことが多いです。
入ってみないとわからないようなところですね。
確かにどちらもやっている会社は多いのですが、内容はどちらかに偏っているものです。
ただ説明会だけだと判断しきれない部分があります。
どのように見分けるかと言うと、まず社員数とオフィスの広さの関係性を見ます。
社員数が多いのにその社員数が入りきらないようなオフィスの場合は派遣型である可能性が高いです。
オフィスに行く機会がない場合は、「オフィスに常駐している方は何名くらいですか?」と聞いてみても良いと思います。
また扱っている番組に帯番組が多いような番組制作会社の場合は派遣型であることが多いでしょう。
面接の時に勤務地はオフィスになるのかそれともテレビ局の中になるのかということを聞いてみても良いと思います。
実は面接の時に就活生の方から逆質問をされることがあるのですが、面接官からするとこれはとても好印象に映ります。
真剣に仕事のことを考えているのだということがわかりますし、何もなく無難に終わった面接よりも深く話ができた人の方が印象には残りますからね。
聞いても良いのかなと迷うことでも、ぜひ気負わずに面接官に質問してみてください。
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自社制作型と派遣型、どっちのタイプがいいの?
自社制作型と派遣型どちらのタイプの番組制作会社が良いのかということは実は一概に言うことはできません。
というのもどのような働き方をしたいのかということによって変わってくるからです。
例えば番組に携わる期間って言えば自社制作型の番組の方が一つの番組に時間や期間をかけてじっくりと向き合うことができるでしょう。
派遣型の番組の場合は常に番組の入れ替えなどがあったりしますので慌ただしくはなると思います。
特に弊社の扱っている番組の場合は情報・報道番組なので、生放送なものも多いです。
放送する時間が既に決まっているものに対して制作を行っていくので、生放送の時間が終われば番組制作もそこで終わりになります。
逆を言えば時間がしっかりと決まっているので働き方改革を推進しやすい番組ジャンルとも言え、未経験の方が働きやすい環境になっていると思います。
どうしてもテレビ業界はきついと思われがちですが、どのような番組ジャンルで働くかによってもかなり変わってくるんですね。
派遣型の番組制作会社の場合は少しキャリアを積んでみて「やっぱりこっちの方に行きたい」という明確な方向性が見えてきたら番組を移るということもできますので、まだ何をやりたいというのが具体的ではないという方にはおすすめです。
逆に自社制作を行っている番組制作会社で取り扱っている番組がどうしても好きでその番組を担当したいと思っているのであれば、その番組の担当はその番組制作会社に入らないとできないものかと思いますので自社制作をやっている番組制作会社の方が良いと思います。
どちらにせよ自分が好きだと思っている番組を扱っている制作会社の方が楽しく働いていけるのではないかと思います。
番組制作会社を選ぶときはその制作会社がどのような番組を制作しているのかということは必ず調べるようにしましょう。