みなさん、こんにちは。
私はテレビの報道番組や情報番組の仕事に携わって17年目になる42歳のおっさんです。


あれっ!?42歳で17年目って、結構業界デビュー遅くない?
業界に入る前は何やってたの!?など、

いろいろ突っ込みたくなると思いますが、とりあえずそのことは横に置いておきましょう。

そのうち気が向いたら説明しますね。

今回はテレビ業界で働く意義について書いてみます。

テレビ業界の仕事、特に報道や情報番組で働く意義はズバリ「世の中を動かすこと」です。

日々の放送で、視聴者にいろいろな出来事をいろいろな角度から伝えるなかで、
人々の生活にほんの少しずつ

影響を与えていることは間違いないのですが、私には一度目に見える形で「世の中を動かした」と思えることが

ありました。それは、「都市鉱山」についてです。

 

「都市鉱山」とは、レアアースや希少金属などが電化製品や自動車、携帯電話、さらには入れ歯にまで

使われていて、日本をはじめ先進国では、それらの製品を大量に保有しています。
そのレアアースや希少金属は再利用も可能なため、
今後、レアアースや希少金属を使った製品が廃棄されると、

それは“お宝たっぷり”「都市鉱山」となります。
それをうまくリユースすれば、
国内でレアアースや
希少金属を調達できるというものです。

私はこのネタをある番組で約9年前に放送し、

その中で
「一部のケータイショップで古い携帯電話の回収が始まっている。
回収する際の個人データの消去・破壊の仕方
」

などについても合わせて放送しました。

するとその後、1,2か月で各報道・情報番組で次々と同じような放送がされ、街のケータイショップには、

「携帯電話回収ボックス」が次々と設置されました。もちろん私が行った放送のみによって、

この時の世の中の動きができたわけではありません。

しかし、「世の中を動かすきっかけのひとつ」になったことは間違いないでしょう。

当時はプライベートで街を歩いていても、ケータイショップの回収ボックスを見ると

「世の中を動かした」と心の中でガッツポーズが自然と出たものです。

世の中で言われるように、

テレビ番組制作の仕事は時間が不規則で、
休みが不定期など、

大変な面が多い職業です。

しかしその反面、「世の中を動かす」ことのできる数少ない職業であることも事実です。

そして「世の中を動かす」まではいかなくても

日々「人々に影響を与える」仕事でもあります。

その分、責任が重いとも言えますが、やりがいはある仕事です。

 

(東京 報道ディレクター)

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