テレビ業界の裏話

番組制作者、いま就活するなら何から始めるか考えてみた

これから就活をする学生さんから「何からは始めたらいいのでしょうか」と尋ねられました。

もし、いま、自分が就活するなら、何をするか、を真剣に考えてみました。

筆者は番組制作に携わってすでに25年経っています。

 

自分が就活していたころを振り返ってみた

 

自分がなぜ、テレビ制作という仕事に就いたのかを思い出してみました。

  1. 自分が楽しい、と思えることを仕事にしたい
  2. 満員電車に乗って通勤したくない。
  3. なにかを作りだす仕事に関わりたい。

この3つを掛け合わせて、どんな仕事があるのか考えてみてたどり着いたのでした。

いまだに続けているので、これはこれで、正解なのでしょうが、

自分の就活時は、「これから」のことばかり考えてしまい、自分がどういう人なのか、自分に耳を傾けるということはしませんでした。

 

仕事では、楽しいことややりがいを感じることもありましたが、自分には合っていないと悩むことも多かったのです。

本来の自分と、仕事の間に剥離があり、この距離感はなんだろうと思うこともありました。

関連記事:就活時に知っておきたい、テレビ局とテレビ局の子会社の違い

 

自分の強みはなんだろう

 

最近では採用に携わることもあり、就活生への面接では「あなたの強みはなんですか?」と質問します。

もちろん、自身が就活していたころもマストな質問でした。

いま、人生ちょうど真ん中あたりに立っていますが、いまだに、自分の強みってなんだろう?と思います。

 

ということで、まずは、自分について知る、そのなかでも、自分の強みについて知ろうと思い立ちました。

強みは就活というよくわからない戦場で戦う武器にもなります。

強み診断ツール

 

さて、どうやって知るのか。今回は、診断ツールに頼ってみることにします。自分と半世紀も付き合っていても、よく分からないのです。考えたところで無駄だろう、と割り切ります。

 

『強み 見つける ツール』で検索してみますと…

診断ツールについての記事が出てきました。

”診断ツール 10個を徹底比較” ”自己分析ツールのおすすめ8選” ”5つの強み発見ツール”…。

これらにざっと目を通すと、いずれの記事にも登場しているツールがいくつかありました。

その中で、以下を基準に選ぶことにしました。

  1. データ数が多いもの…ある程度の信憑性がほしい。
  2. お薦めしている人が多い…お薦めしているからには、根拠があるはず。
  3. 無料でできる…まずは結果を知って、有料の診断が必要なのかどうか判断したい
  4. 診断結果がすぐ分かる…待ちたくない
  5. 質問が直感的に回答できそう…考える時間が長くなると、自分の本心かどうかわからなくなりそうだ

あまり深刻な気持ちにならず、軽いノリでできそうなのを選ぶことにしました。

 

今回選んだツールではすでに24の強みが分類されており、回答すると、自分の強みが1位から24位まで表示されるそうです。上から5つが「自分と特徴づける強み」とされます。

この24の分類を見ると、これが自分の強みじゃないかな、というのがいくつか見受けられます。

例えば、「好奇心」や「親切心」、「ユーモア」です。

果たして、予想通りなのかどうか、やってみることにしました。

回答は5段階で、自分に当てはまる箇所をクリックしていきます。

予想と違う結果が出た

 

設問は120問あり、全てに回答するのに15分ほどかかりました。

そして出てきた、自分の強みとは…1位『誠実さ』

出てきた結果に対して、正直な感想は、「え?それ?それなんだ…」っていう、ちょっと拍子抜け、むしろ、がっかりしました。

なんか、特別な取り柄がないから、そういわれたような気がしたのです。

 

たぶん、自分では「普通のことだから」かもしれません。

常に自分の思考の基準になっているので、当たり前すぎて、それって特別なことなのか?と疑問に思ったのだと思います。

この結果をとりあえず、受け入れてみることにしました。

ということで、

『わたしの強みは、誠実さがあります。人に対して、常に誠実です』と言い切ってみます。

そうすると、こういう人が会社や先輩にいると、安心かもな。信頼できそうだな、と思えてきました。

強みを知ると、意識するようになった

 

さて、これらの分類ワードには、短い説明が書かれています。「誠実さ」では、こう書かれていました。

真実を語る。自分を誠実に語る。偽りなく存在する。自分の気持ちと行動に対して責任を持つ。誠実さを強みとするあなたは、正直な人であり、真実を語るだけではなく、純粋に、真心をもって人生を生きています。あなたは地に足が着いており、偽りのない、まさしく「誠実な」人間です。

これは、ちょっとした感動がありました。なぜなら、「誠実さ」と書かれると、3文字しかありませんし、単一的な言葉ですが、たくさんの言い換えがここにあります。

単語を書き出すと、

”真実、偽りなく、責任、正直、純粋、真心、地に足”

と、7つのワードが出てきました。多様な側面が現れ、「誠実さ」に重みが増したような気がします。

 

自分の強みを指摘されてから、仕事に向き合うときに、どんな意識が働いているのかを考えるようになりました。

仕事では決めたり、判断することが多々あるものですが、そのときにどう考えているのか、振りかえってみます。

そうすると、苦手な案件や苦手な相手、そのシチュエーション、ストレスに感じることが冷静に分かってきました。

 

このように、自分では当たり前、普通と思っていること、みんなもそうだろう、と思っていることが「強み」だったりします。これは、やってみないと気づかなかったかもしれません。

 

もし、自分を知ることから就活をスタートしていたら、違う仕事にたどり着いたかもしれませんが、当初のどんな仕事に就きたいか、という気持ちに誠実だったから、行きついた仕事だったのかもしれません。

就活中には、いろいろな会社や条件を目にして、ここは楽しそうだなとか、安定してそうだな、条件がいいな、という会社とも出会います。

こういう会社によろめきそうになったときもありますが、常に、それでいいのかどうか。そういう会社で自分らしく生きていけるか、と考えたのは、自分自身への誠実さからだったのでしょう。

 

再び就活するなら、と真剣に考えてみたところ、意外な側面を知ることができました。診断ツールでは、上位5位が自分の強みであり、特徴となります。

エントリーシートがうまく書けない方、面接が不安な方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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テレビ制作歴25年。テレビの業界の内側と、テレビ番組の裏側をわかりやすく発信していきます。


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