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企業がCMをする前に決めておくべきこと

企業がCMをやる前に決めておくべきこと
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弊社は広告代理店ですので、よく企業様から「テレビCMを放映したい」というお問い合わせを頂きます。

 

ただ、テレビCMの放映の仕方や予算の決め方というのはなかなかこの業界に携わっていないとわからないことであり、

インターネットや本で探してみても、有用な情報を得られないことが多いのではないでしょうか。

 

情報が少ない中、何も決まっていない状態で広告代理店に連絡をする、というのも勇気がいることだと思います。

 

今回はCMを放映したい!という企業様へ向けて、CMをやる前に企業が決めておくべきことを広告代理店である弊社からお伝えしたいと思います。

 

ターゲットはどんな層なのか

 

まずはCMをする上でどんな層がそのCMのターゲットなのか、ということを決めておくと良いかと思います。

 

これによってテレビCMを放送するやり方や時間帯を検討することができます。

 

例えばテレビCMには

  • 時間帯をおおまかに決めて幅広く放送をするスポットCM
  • 特定の番組のスポンサーになってその番組のCM枠でCMを流すタイムCM

という二つの放送方法があります。

 

ターゲット層が決まることにより、放送する時間帯をある程度絞ることができますよね。

 

例えば、サラリーマン向けのCMをするなら夜遅めの時間帯にCMをする、だとか

主婦向けにCMをするなら日中にCMをするだとか。

 

もしターゲット層が合致するような番組があるなら、その番組のスポンサーになってテレビCMを流すと効果が出やすいと思います。

ただ番組のスポンサーになるにはかなり入念な準備が必要なのと、番組にも改編期があるのでスポットCMよりはタイムCMの方が融通が効かないところがあります。

 

初めてCMをする時や、なるべく早くCMを放映したい、という場合はスポットCMの方が良いかもしれません。

関連記事:テレビのスポットCMを打つ意味

 

企業の何を一番伝えたいのか

 

テレビCMで一番何を伝えたいのか、ということを明確にしておくとテレビCMを制作しやすくなります。

 

テレビCMは基本的に15秒か30秒の尺になりますが、

実はこの尺の中に盛り込める情報量というのは結構多いんですね。

 

詰め込もうと思えばかなり情報を詰め込むことができてしまうんです。

 

しかしその場合は、視聴者にとって、とても見づらいCMになってしまいます。

 

15秒30秒いっぱいに情報を詰め込むよりも、伝えたいことを絞って、端的に、シンプルに伝えることによって

より視聴者にCM内容の印象を与えやすい、という側面があります。

 

テレビCMを見ていて、煩雑なCMが出てくるとやっぱりうんざりしますよね。

テレビを見ている側はそのテレビCMだけを見ているのではなく、たくさん流れてくるCMの中の一つとしてそのCMを見ます。

 

そんな時に情報ばかり伝えたがるCMというのはやっぱり見ていて疲れるものなのです。

関連記事:男性脳と女性脳を考慮したCMの作り方

 

目標の数値化

 

テレビCMに限らず、広告を出す時に一番大切なことは「目標を具体的にすること」です。

 

具体的な目標数値を掲げることによってその広告を今後どのように運用していけばいいのか、という指針ができます。

 

例えば

  • 問い合わせ件数をを今までの2倍に増やしたい
  • 資料請求の数を月に30件にしたい
  • 新規来店客を月に100人にしたい

などといった具体的な数字の目標を立てるといいでしょう。

 

テレビCMは1回で完結することもできますが、複数回に渡って長期的に放送することもできます。

 

最初は地域を限定してCMを流してみて、反響を見つつABテストをしていき、

さらに効果が上がってきたら地域を拡大して最終的に全国放送、という流れも、実はよく使われる手法です。

 

あらかじめ目標を立てておくと、それを達成するためにCMを改善していく、ということがやりやすくなるんですね。

 

きっとその目標も一つに絞るのは難しいかもしれません。

ただ、複数個目標があってもそれを並行して達成させていくのは難しいでしょうから、目標にも優先順位をつけておくと良いと思います。

関連記事:CM予算はどうやって決めるべきか

 

テレビCMをするといいこと

 

テレビCMをするとそのテレビCMの効果だけでない副産物的な効果を得ることができます。

 

例えば「テレビCMをやった」という実績。

これがあるかないかでかなり会社の信用度が変わってくると思うんですね。

 

マスメディアの代表であるテレビというのは、今でも信頼度の高いメディアで、

厳正な考査を何度も通らないとCMを放映することはできません。

 

さらに、弊社ライズアドバートではテレビCM放映用に制作した映像を著作権をクリアーにした状態でお渡しすることが可能です。

制作した映像をホームページで公開したり、SNSで投稿して拡散を狙ったりすることができます。

 

通常のテレビCMでは映像を二次利用できないこともよくあります。

特に有名タレントさんを起用する場合なんかはどうしても著作権の問題があって、二次利用ができなくなります。

 

そういったこともご相談させて頂きながら、映像制作と広告の枠取りをワンストップサービスでご提供させて頂きますので、

ご興味ご相談等ございましたら下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

チャットでのご相談も承っております。

関連記事:CM制作費の相場はいくらか

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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