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フードデリバリーサービスのCM、どんなことを考えて作ればいい?

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以前からフードデリバリーサービスは日本でも徐々に浸透してきていましたが、

コロナ禍において、さらにサービスが浸透、拡充してきたように感じます。

テレビでフードデリバリーサービスのCMを見ることも多くなりました。

今回はテレビCMをメインに取り扱う広告代理店の弊社ライズアドバートが、

フードデリバリーサービスのテレビCMについて考えていきます。

ユーザーがフードデリバリーサービスを選ぶ時の基準

1回あたりの平均購入額は?選ぶ時の重視ポイントは?「フードデリバリーサービス」利用動向調査という記事によると、

フードデリバリーサービスの「サービス利用前に重要視した点」について、重視されていたのは、

  1. 店舗や取り扱いジャンルの充実さ(53.1%)
  2. 注文のしやすさ(45.2%)
  3. アプリ・サイトのページの見やすさ・使いやすさ(43.9%)
  4. 支払い方法の充実さ(40.9%)
  5. キャンペーン・クーポン・ポイントの充実さ(35.6%)

一番に重視されているのが取り扱いジャンルの充実さ、となっています。

えいぞーさん

確かに一度利用したフードデリバリーサービスは継続して使うことが多いので、

そのサービス内でいつも食べたいものがある程度選択できる、という状態が望ましい、と思いますね…!

テレビCMをする時は、toCがメインになるとは思いますが、

フードデリバリーサービスへ出店をしてくれる飲食店企業様、つまりtoBを意識したテレビCMを制作してみるのも良いかもしれません。

上記の結果から、さまざまなジャンルの食べ物が注文できることをアピールするようなCMにするのも効果的だと思います。

また、ランキングでは5位となっているキャンペーン・クーポン・ポイントの充実さ、という点ですが、

キャンペーンなどのタイミングで初めてサービスを利用する、という方は非常に多く、

こういった仕掛けをする時は広く認知度を上げることができるテレビCMがとても効果的です。

CMの中でキャンペーンの告知をしたり、テレビCMを見た人が使えるクーポンコードなどを盛り込むことで、新規ユーザーの獲得に繋げることができるでしょう。

また、クーポンコードを地域によって変えるといった仕掛けをすることで、

テレビCMから新規ユーザーとして利用した人の統計をとることができます。

どのエリアでの放送が効果的なのか、といったこともテストすることができますので、

細かくクーポーンコードを変えたテレビCM素材を放送するのもおすすめです。

クーポンコードのみを変更した素材を複数作る場合は、そこまで費用がかさむことはありません。

関連記事:テレビCM効果を高めるために複数パターンの素材を制作する

メディアミックスがおすすめ

同アンケートにおいて、「サービスの検討時に見た情報」では、

  1. インターネットの口コミ(21.1%)
  2. 比較サイト(13.9%)
  3. Web広告・バナー・記事(13.3%)
  4. 友人・知人からの紹介(13.2%)
  5. テレビCM・番組(11.9%)

という結果になっていました。

テレビCMは広く認知度を上げるためには有効な手段ですが、テレビCMを見た瞬間にユーザーが消費行動に移ってくれる、ということはなかなかありません。

テレビCMで認知を広め、また「テレビCMもやっているサービスなんだ」という安心感を持ってもらう、ということがまずは第一目標となるかと思います。

そしてさまざまな媒体で広告に触れることで、最終的に消費行動に繋がっていくというのが現代のスタイルのスタンダードで、

特にフードデリバリーサービスはインターネット上から注文するものですので、ネット広告やネットの口コミからの導線は多いですね。

そのためテレビCMを放送するのであれば、できればweb広告も併せて出稿した方が、さらに高い効果が得られるでしょう。

  • バナー広告(サイトに広告画像が出るもの。視覚的訴求ができるため、テレビCMの印象と併せて記憶に残りやすい
  • リスティング広告(特定キーワードで検索した時に検索上位に掲出するための広告。エリアなどを絞ってターゲティングすることで、費用対効果の高い出稿が可能)
  • アフィリエイト広告(メディアやブロガーに記事で紹介してもらうことで、すでについているファン層を取り込める
  • インフルエンサー広告(YouTubeなどの場合、実際に注文して食べるところを紹介してもらえるので、サービスを身近に感じてもらいやすい

などが相性が良いかと思います。

関連記事:テレビCMを制作してWEBでも配信したい時に気をつけたい権利の話

専用アプリの利用率が高い

フードデリバリーサービスを注文する時は専用のアプリを使う、という人がもっとも多いことがわかっています。

そのため、アプリインストールの導線となるような広告づくりも効果的かと思います。

この期間中にダウンロードしたらクーポンがもらえる、というような広告内容ですね。

アプリをダウンロードする、ということは少しハードルが高いことではありますので、

逆を言えば、別のサービスに乗り換えづらくなるポイントになっているとも考えられます。

利用する時にアプリを使ってもらえるような工夫を広告の中からできると良いでしょう。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

弊社ライズアドバートではCM映像素材の制作とテレビCM放送枠の獲得をワンストップサービスでご提供しております。

ご予算に合わせたプランをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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