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ヘッドフォンのCMをする時の戦略を広告代理店が考えてみる

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はヘッドフォンのテレビCMをする時の戦略について、広告代理店の目線で考えてみたいと思います。

ユーザーがヘッドフォンを選ぶ時に重要視するポイント

完全ワイヤレスイヤホンの利用率は12.7%、マイボイスコムが調査という記事によると、

ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンなどを利用したいと考えている回答者が、機器を選ぶ際に重視する点は

  • 価格(61.7%)
  • 音質(51.2%)
  • フィット感(41.1%)
  • 耳から外れにくい(38.9%)

となっていました。

音質を求めると価格はどうしても上がっていってしまうと思いますので、

価格を求める人音質を求める人はある程度棲み分けられているのではないかな、とも思います。

テレビCMは15秒か30秒の長さのCMが一般的で、複雑な商品やあまり認知度がなく、使い方がわからない商品・サービスの場合は60秒などの長尺のCMにすることもあるのですが、

ヘッドフォンのCMの場合は15秒、あるいは30秒で充分かなと思いますね。

当然15秒のCMに比べると30秒のCMの方が放送コストは高くなりますので、

同じ予算であれば15秒のCMにした方が放送本数は多くできます。

すでに「どういう使い方をするものなのか」ということは知られているものですので、

15秒CMにしても問題ないと思います。

関連記事:テレビCMは15秒と30秒どちらを選べばいいのか

使用タイミングのニーズからCM内容を考える

ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンの使用者が、機器を使用するタイミングについて、

イヤホン・ヘッドホンに関する調査【2020年版】という記事によると、

<10代>

  1. 移動時間(64.5%)
  2. 通勤 通学時間(55.3%)
  3. テレビやDVD、動画を見るとき(38.8%)

<20代>

  1. 移動時間(60.6%)
  2. 通勤 通学時間(54.4%)
  3. スポーツ 運動をするとき(27.8%)

<30代>

  1. 移動時間(51.9%)
  2. 通勤 通学時間(45.6%)
  3. スポーツ 運動をするとき(30.6%)

という結果がでていました。

これらの使用シーンを実際のテレビCMにも盛り込んでみると良いと思うのですが、

さらに、これらの使用シーンで気になる部分・不満が出やすい部分に着目してみるのも良いと思います。

例えば、移動時間や通勤・通学時間でヘッドフォンを使用する場合、

私の場合はワイヤレスだと接続が遅かったり起動時間に時間がかかるのが嫌だなと感じることがあります。

混雑した電車の中でヘッドフォンを取り出すのが億劫な時もありますね。

それであれば音楽などを聴くよりもスマホ一つでできる電子書籍での読書をした方がいい、となってしまうこともあるくらいです。

なので、

  • 嵩張らない
  • 小さく収納できる
  • 起動が早い
  • Bluetooth接続が簡単or瞬時に端末をスイッチできる

などのポイントがあると押し出しやすいのかな、と思います。

また、テレビやDVD、動画をみる時にヘッドフォンをすると、長時間の装着によって頭痛が起きたり、耳が痛くなったりすることがあります。

こういったところも商品を押し出せるポイントかなとも思います。

スポーツ 運動をするときは、ズレやすかったり、接続がうまくいかないとジョギングを途中でやめなくてはいけないなどの問題もありますので、

スポーツをしていてもずれにくい、フィット感がある、などが押し出せると良いかもしれません。

ユーザー側の課題を解決することができる商品です、という広告内容にすることによって

よりユーザーに「その商品を使ってみたときのこと」をイメージしてもらいやすくなると思います。

関連記事:CMの内容はどんなものにしたらいい?どういうタイプのものがあるか解説!

知名度のある方とのコラボ

ヘッドフォンで音を聴く方というのは音へのこだわりがかなり強い方かなと思います。

なので、好きなアーティストがいたり、ジャンルがあったり、というのはあると思うんですよね。

そこでテレビCMでそういったアーティストさんに出演をお願いする、というのも一つの方法としてありだと思います。

あるいはCMを放送している期間中にアーティストさんや音楽系のインフルエンサーさんとコラボの企画を行う。

音というのは知識がない人からすると違いのわからないものでもありますので、

逆を言えば、専門的な知識を持っている人・音楽をつきつめている人がおすすめするものにはユーザーも興味を持ちやすいと思います。

そういった意味で、すでにファンがある程度ついている人とコラボしていき、商品の認知度をあげるというのは有効な手段でしょう。

CM放送記念限定モデルなどがあると、よりプレミアもついていいかもしれませんね。

関連記事:広告媒体の選び方!料金相場や媒体の特徴を代理店が解説

ご予算とCM目的に合わせたプランをご提案させていただきますので、

ぜひテレビCMをご検討の際はお気軽にご相談ください。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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