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ハンバーガーのCMをする時の広告戦略を代理店が考える

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コロナ禍においてはフードデリバリーや簡単にテイクアウトできるファストフードの利用がさらに促進された感がありました。

実は日本フードサービス協会の調査(外食産業市場動向調査 2021(令和3)年7月度 結果報告)では、2021年7月はファストフード業界全体の売上が前年比108.6%、コロナ以前の一昨年比でも103.9%という結果が出ており、

コロナの打撃を受ける外食産業の中で、ファストフード店は需要が高まっていることがわかります。

今回はファストフードの中でもハンバーガーのCMについて考えてみたいと思います。

えいぞーさん

ハンバーガー大好きで、ついCMを見ると食べたくなってしまいます…!

ファストフード店を利用する時

【ファストフードの利用に関するアンケート調査】ファストフード店月1回以上利用者は全体の約45%。利用者が最も好きなファストフード店は「マクドナルド」が3割強、「モスバーガー」が2割という記事によると、

ファストフード店の利用場面は、

  1. 昼食(60.6%)
  2. 小腹がすいた時(24.4%)
  3. 手ごろな価格で飲食したい時(21.0%)
  4. 短時間で食事を済ませたい時(17.3%)
  5. クーポンやキャンペーンがある時(16.2%)

という結果が出ていました。

特にハンバーガー主利用者では、昼食という回答が多かったのが印象的です。

えいぞーさん

確かに私も、一番よく利用するのは昼食です…!

短時間で食事を済ませたい時、という回答と昼食という回答はもしかしたら目的としては被っているのかもしれませんね。

この結果より、「昼食にハンバーガーを食べてもらう」ということを想定すると、

朝の出勤前の時間帯や、お昼休憩が始まる時間帯でテレビCMを流すことで、より高い効果を得ることができる可能性があることがわかります。

比較的この時間帯は費用を抑えてCMを放送することができますので、

実験的にこの時間帯で放送してみる期間を作ってみるのもいいかもしませんね。

また、手ごろな価格で飲食したい、クーポンやキャンペーンがある時に利用する、という結果から、

価格にシビアなユーザーが多いということがわかります。

テレビCM内容もクーポンやキャンペーンを紹介するものにしてみると良いかもしれません。

「期間限定でこの時間帯ならこのセットが安くなります」というようなハンバーガーショップのCMも見かけますよね。

関連記事:朝の時間にCMをする!ターゲット層や期待できる効果は?

男性と女性で違うハンバーガーの好み

『ハンバーガーショップ』に関するアンケートの結果を見ると、男性と女性ではハンバーガーの好みやこだわるポイントが違うことがわかってきます。

味の満足度において、男女ともに1位はモスバーガーという結果が出ていましたが、

女性のモスバーガーに対する評価が非常に高く、87.1%が満足しているとのこと。

味やメニューにおいて、

男性が重視するポイントは「肉が美味しい」という点、

それに対して女性が重視しているのは「フライドポテトも美味しい」という点でした。

男性はお肉重視、女性はポテトなどのサイドメニューも重視しているということがわかります。

もちろんハンバーガーというのは全年齢、全性別の方が対象となるとは思いますが、

テレビCMを放送する時は、あえて男性をターゲットにするか女性をターゲットにするか決めてみるのも一つの手かもしれません。

男性ターゲット・女性ターゲットのものをそれぞれ映像素材として作っておき、それぞれを放送する、というのでも良いと思います。

男性ターゲットのCM素材では肉がいかにジューシーに見えるか、というところにこだわり、

女性ターゲットのCM素材ではサイドメニューの豊富さ、セットでのバランスなどを見せるCMにする。

ハンバーガーチェーンに限らず、男性ターゲットか女性ターゲットかでテレビCM内容を変える、というのはよく使われる手法です。

認知を広げるためのテレビCMですから、対象が広い方が良いのでは、と考えられると思います。

ですが、対象が広くなりすぎてしまうと、それだけCMの内容もぼやけてしまいがちなんですね。

印象に残る、覚えてもらえるテレビCMを作るために、

あえてターゲットを狭く設定して、個性的なCMを作っていく、という方法もおすすめです。

関連記事:企業CMの作り方!印象的な内容になるパターンと放映まで

季節ものハンバーガーのCM

大手ハンバーガーチェーンは季節もののハンバーガーのテレビCMもよく放映していますね。

マクドナルドの月見バーガーやグラコロのCMを見ると、「あ、今年もその季節か、食べに行かなくちゃ」と思ってしまいます笑

すでに認知が広がっているハンバーガーチェーンに関しては、食べに言ったら美味しいということは十分顧客に伝わっていると思いますので、

思い出してもらう、リピートしてもらうためにきっかけを作る、という意味でテレビCMを放送してみるのも良いと思います。

特に季節限定の商品の場合は、その季節にしか食べられないものなので、

早く行かなくちゃという気持ちにもなってもらえて、効果が高いでしょう。

関連記事:CMの放送スケジュールはどのように決めればいいの?

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えいぞーさん

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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