今回は外食チェーン店のテレビ媒体を使った広告手法について、お話をしてみたいと思います。
番組内でプロの料理家が味を評価
2022年11月26日にTBSで放送された『ジョブチューン』ではロイヤルホストの人気レシピを一流シェフ達が評価、
人気の高いパンケーキが酷評されるというシーンがあり、SNSを賑わせていました。
「パンケーキあんなに美味しいのに!」という声や、「炎上商法なんじゃないか?」なんて声もありましたね…!
この企画の面白いところは、商品開発に関わっている方や、総料理長など、大手外食チェーン店で働くスタッフのリアルな姿を見られるところです。
どうしても大手チェーン店は企業イメージの方が選考しており、中の人の顔が見られる機会があまりありません。
中の人が出演するからこそ、多くの方が応援したいという気持ちになるのだと思います。
どのような思いで普段お仕事をしているのか、どんな考えでこの商品が作られているのか。
中の人が出演することでそこに物語が生まれます。
演出や評価の仕方などに賛否両論はありましたが、
むしろそこで賛否両論が生まれいているということは、それだけ人の心が動いた証でもあるでしょう。
他の企業の回でも、ついつい私も見入ってしまう時があります。
一見、味が美味しいかどうか、ということが論じられているかのように見えますが、
大切なのはそこにどんな想いがかけられているのか。
大手外食チェーン店ほど、こういったスタッフの方たちの顔が見えるような企画は良いのではないかなと思います。
ドキュメンタリーなんかでメニュー開発過程に迫っていくのも、視聴者に興味を持ってもらえそうです。
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キャラクターとのコラボ
大手外食チェーンとキャラクターのコラボも大きな反響があります。
名前に「ドン」がつくポケモンとコラボをして、ポケ盛をオーダーするといずれかのポケモンのフィギュアがもらえる、というものです。
第一回のコラボポケモンは
- リザードン
- グラードン
- ヤドン
- ウツドン
- トリトドン(にしのうみ)
- トリトドン(ひがしのうみ)
このポケ盛専用どんぶりもモンスターボールになっていて可愛いですよね。
全フィギュアをコンプリートするまで通う、という人が出てきたり、ポケモンファンの方々が吉野家に殺到していました。
子供だけでなく、大人にも根強い人気があるキャラクターとのコラボは、相乗効果が生まれやすいかと思います。
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季節ごとのメニューでCM
スターバックスはいつも季節限定のフレーバーがありますし、
マクドナルドは月見バーガーが出ると「今年もそんな時期かぁ」なんて思ったりします笑
風物詩になるメニューを作って、「この時期といえばこれ」という認知を獲得できれば、広告も打ちやすくなるでしょう。
特にマクドナルドの月見バーガーの時期はテレビCMも本当に多いですよね。
「一人〇〇」の推奨
特にコロナ禍において、「一人〇〇」というのはかなり盛り上がりが加速したように感じますね。
どうしても会食などが難しく、黙食、なんという言葉も登場しました。
ピザのように一人では食べきれないもののおひとりさま用、というのはとても画期的だなと思いましたし、
人と食べに行くもの、というイメージが強い焼肉もお一人様を推奨する店舗の登場でかなり行きやすくなったのではないかと思います。
世の中にはまだまだ「おひとりさま」を押し出すことで盛り上がることができる外食チェーンがあるのではないかなと感じました。
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