弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は食洗機のテレビCMをする時の広告戦略について考えてみたいと思います。
つい最近私も食洗機を購入しました!
やっぱり手で洗うよりも時短になりますし、水道代の節約にもなるようでとても満足しています!
【自動食器洗い機に関するアンケート調査】によると、自動食器洗い機の所有率は3割。
エリアとしては近畿や中国地方で所有比率が高くなっています。
意外にも食洗機を使用している人は少ないように感じますね。
食洗機を購入したきっかけ
同アンケートによると、自動食器洗い機購入のきっかけは、
- 引っ越し、住宅購入・リフォーム等
- 家事の効率化
- 入居時に設置されていた、もらった
という回答が多くなっていました。
また据え置き型所有者では、
- 家事の効率化
- 食器洗いが面倒
- 店頭で商品を見た
が上位にあがっていました。
やはり家事が面倒、効率化したい、という理由で購入している人が多いように思いますね。
どうしても食器洗いには時間がかかってしまいますし、
食事をした後のんびりしたいのに、食器がたまっている、というのは気が重くなるんですよね…
私も面倒くさいというのが一番の理由で食洗機を購入しました…!
こういった部分をCMでは冒頭に流してあげて、
食洗機があればこんなに楽、という流れにすると、食器洗いを面倒だと思っている人に興味を持ってもらえるかもしれません。
関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
ターゲット層は10代〜30代の女性?
さらに同アンケートによると、自動食器洗い機の利用移行者は38.1%で、
女性10〜30代で5割弱と、他の年代より高くなっていることがわかりました。
この年代が一番食器洗い機を購入してくれる層だと思って良いかと思います。
中高年層と食器洗い機の利用について話した時は、
- 洗えているか不安だから使わない
- 汚れが落ちるかわからないから自分の手で洗った方が早い気がする
というような意見が挙がっていました。
洗浄力に不安があるから、手で洗うという感覚なのかなと思います。
それに対して若い世代は食洗機というものが元々存在していた時代に育っているので、あまり洗浄力に疑問を持たないのかもしれないですね。
色々なテクノロジーが生活を助けてくれることをよく理解している世代なのかなとも思います。
そう思うと、どちらをターゲットにするかによってもアプローチの仕方が異なるのかなとも思います。
あえて中高年層に向けて、洗浄力をアピールするような内容にしてみるのもいいかもしれませんね。
浅く広くではテレビCMが印象に残らないものになってしまうことが多いので、どの年代をターゲットにするか、ということはなるべく具体的に決めた方が良いと思います。
関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方
食洗機を購入する時に重視すること
同アンケートによると、自動食器洗い機利用意向者の重視点は、
- 価格
- 禅譲力
- 食器容量、収納力
- 大きさ
が5割〜6割で特に重視されるポイントでした。
さらに、
- メーカー・ブランド
- 維持費
- 省エネ・節水
- 手入れのしやすさ
が3〜4割で、中でも、
- 食器容量、収納力
- 省エネ・節水
- 手入れのしやすさ
の項目では女性の比率が高くなっていました。
ちなみに私が購入する時に一番重視したのは「工事不要かどうか」というポイントでした。
工事というのは食洗機に水道分岐のホースをつける工事ですね…!
業者に頼むと5,000円〜10,000円ほどかかるようです。
賃貸物件の場合は高いお金を払って工事をしても、退去をする時にそれを外す工事をしなくてはいけなくなってしまいます。
安い食洗機を買っても、工事費が結局設置にも外すにもかかってしまうなら勿体無いと感じました。
工事不要の食洗機ならそこをCMで押し出してみるのも良いと思います。
若い世代は特に賃貸物件で生活している人も多いですからね。
また容量に関しても決め手の一つになるかと思います。
何人用、というのがわかりやすい表記になっているとありがたいですね。
実際に入れられるお皿の量を、お皿を並べて指し示してみる、というのも分かりやすくて良いかもしれません。
さらに節電・節水に関しては、
通常の手で洗う場合と比べて何リットル、あるいは何円節約になるのか、ということを数字で示してあげるとわかりやすいかと思います。
食洗機を使う方が電気や水をたくさん使う、と思っている方は多いですが、
実際には節約になる部分が大きいんですよね。
特に節水に関しては2Lのペットボトルを並べて見せるなど、視覚的にもわかりやすくしてあげると印象に残りやすいかなと思います。
ご予算に合わせてCMプランのご提案をさせていただきます。
CM制作とCM放送枠の獲得をワンストップサービスでご提供しているため、余計な中間手数料が発生することもございません。
ぜひお気軽にお問い合わせください。