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CMの放送スケジュールはどのように決めればいいの?

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テレビCMを放送する時に決めなければいけないことの一つにCM放送スケジュールがあります。

何日から放送をし始めるのか、放送時期を決めるのと、

何日間放送するのか、放送期間を決めなくてはいけません。

ただ、初めてテレビCMを放送する企業さまや、CMに不慣れな企業さまからすると、どのような基準、理論に基づいてこれらのことを決めればいいのかがわからないと思います。

そういった面でフォローできるように広告代理店があるので、CM目的に合わせてプランニングをさせていただきますが、

CM放送スケジュールを決める時にどのようなことを考えたら良いのか、ということをわかりやすくまとめておきたいと思います。

 

放送時期を決めるには

 

いつから放映を始めるのか、その放送開始日のことをテレビCM業界では「立ち日(たちび)」と呼んだりします。

CMの放送枠は局にもよりますが、時期や社会情勢によって値段が変わります。

 

放送できる時間には限りがありますから、需要が多い時は必然的に放送枠の値段が高くなりますし、需要が少ない時は少し値段が安くなります。

ではどういった時期がCMが混み合うのかというと、大体年度末である3月です。

決算前ということもあって駆け込み需要が増すのと、新生活に向けて新しい商品やサービスが増える時期でもあるからですね。

 

どうしても3月にCMをしたいというこだわりがないのであれば、できれば2月か4月に放送スケジュールはずらした方が良いでしょう。

またオリンピックなどの大きなイベントがある時も放送枠が高くなる傾向があります。

視聴率も著しく上がりやすいですしね。

 

逆にCMを安く放送することができるおすすめの時期としては年末年始です。

こちらは混雑している時期のように思われる方が多いと思いますが、実は年末年始は企業そのものがお休みのことも多いので、データをとったり注文の対応をしたり、ということがしづらく、結果的に視聴率は高いのに対してあまり需要は上がりにくいように感じます。

そもそも年末年始はどこの企業もバタバタしていることが多いですしね。

こういったことを踏まえてCMの放送時期を決めていくと良いと思います。

広告代理店に頼めば、放送を予定している時期付近でどのあたりが立ち日としておすすめかを教えてくれるでしょう。

関連記事:年末年始のCM放送は実は狙い目?

 

制作の納品も考えて立ち日を設定する

 

テレビCMを初めて放送する場合や、放送するための映像素材をお持ちでない場合は、放送枠の獲得と並行してCM制作も行っていかなくてはいけません。

その場合は立ち日から考えて約2週間前にはテープの納品が必要になります。

状況に合わせてもう少しギリギリにすることもテレビ局によっては可能なのですが、

ここでもし手違いがあったり修正などのトラブルが起こった場合、立ち日をずらすなどの対応が必要になってしまうため、できれば余裕を持って2週間前には納品したいところです。

それを踏まえて考えると、おのずとCM制作のスケジュールや放送スケジュールをイメージできるのではないでしょうか。

 

CM制作はほとんどの場合撮影自体は1日で終わります。

編集に2週間〜3週間ほど。

撮影前に企画、絵コンテを制作する必要がありますので、急ぎで仕上げて1ヶ月ほど。できれば2ヶ月制作期間を見ておきたいところです。

イラストやCG、アニメーションを使った制作の場合、さらに時間がかかることもあります。

こちらは制作会社と広告代理店、うまく連携をとってスケジュールを組んでいきたいですね。

 

弊社ライズアドバートではグループ企業内でCM制作も行うことができ、制作と広告枠の獲得をワンストップサービスでご提供することが可能です。

多数のCM納品実際のあるチームが制作をいたしますので、スケジュール管理などもスムーズに進行することが可能です。

関連記事:CMの撮影ってどんな感じ?現場レポート!

 

CM放送期間の決め方

 

CMの放送期間ですが、スポットCMの場合は2週間から1ヶ月ほどで放送される企業さまがほとんどです。

タイムCMの場合は番組提供になりますので、原則として2クール(6ヶ月)からです。

 

スポットの場合はどれくらいの期間CMを放送したらいいのか、というところをみなさん悩まれます。

こちらは基本的には自由に決めていただける部分で、テレビ局によるのですが、大体1週間よりも短い期間で放送をする場合は少しバイアスがかかって料金が高くなることが多いです。

 

全体本数が50本であれば、1ヶ月(30日間)で放送すれば1日あたり1〜2本放送され、2週間で放送すれば1日あたり約3本放送される計算になります。

短期間で厚めに流し印象を強くつけたいか、長期間で長く流し、より継続して認知度を上げていきたいか、CM意図に合わせて選んでみると良いと思います。

予算によってどれくらいの本数を流せるかが変わってきますので、全体の本数との兼ね合いも考えて、放送期間の方は決めた方がいいですね。

 

初めてテレビCMを放送する場合は特にわからないことがたくさんあると思いますので、その都度広告代理店に聞いてみましょう。

関連記事:初めてのCM放送の時に知っておきたいことを広告代理店が解説します

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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