CM・広告の仕組み PR

コンビニやスーパーのプライベートブランドのテレビCM戦略

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

最近はコンビニやスーパーでプライベートブランドの商品が本当に増えましたよね。

いわゆるPB商品というものです。

えいぞーさん

ついついプライベートブランドの商品を見つけると試したくなってしまいます!

今回はそういったコンビニやスーパーのプライベートブランドのテレビCMをやるとしたら、どんなCMにしたら良いのか、ということを考えてみたいと思います。

プライベートブランドでよく買われているカテゴリ

【プライベートブランド商品に関する調査】PB商品の購入意向者は7割弱。「購入したい」という強い購入意向は3割で、2017年調査より増加という記事を見てみると、

直近1年間にプライベートブランド商品を購入した人がよく買うカテゴリは、

  • インスタント食品・レトルト食品、料理の素
  • お菓子、チルドデザート、アイス類
  • 調味料、たれ・ソース類、油など

これらが3割前後と上位を占めていることが分かります。

手早く食べられるインスタント系や、消耗品でお家にストックがなくなると困る調味料などが多いんですね。

こういった商品はプライベートブランド商品の中でも顔となる商品ということです。

これらの商品をピックアップしてCMで紹介してみると良いかもしれません。

関連記事:広告の接触回数は4回を目安に予算を組むべし

プラベートブランド商品を選ぶ場面

直近1年間にプライベートブランド商品を購入した人が、プライベートブランド商品を選ぶ場面は、

  • コストパフォーマンスが良い…50.1%
  • 価格を抑えたい、安いものを買いたい…45.0%
  • その商品が気に入っている…33.0%
  • 味や品質、機能などが優れている…23.9%

という結果になっています。

さらに「その商品が気に入っている」は女性で比率が高くなっていました。

えいぞーさん

やはりプライベートブランドだと少し価格が抑えられているという印象は強いですよね!

店頭に並んでいる商品の隣にプライベートブランド商品が並んでいると、価格を見て、「やっぱりこっちにしよう」と思うことは多いです。

ただ、プライベートブランド商品はすでに「価格が少し安い」という認識は広まっているかと思います。

どのコンビニやスーパーに行っても、プライベートブランド商品の価格は安いですからね。

なので改めてテレビCMをするのであれば「なぜ安いのか」「安くても美味しい・優れている」というところにスポットを当てた方が良いのではないかと思います。

ちなみに私はスーパーの西友の「みなさまのお墨付き」というプライベートブランドが好きです。

「みなさまのお墨付き」はその名前の通り、第三者機関による消費者テストで、80%以上の賛同を得られたものだけを合格としている商品なのです。

多くの人にお墨付きをもらっている商品、ということでそういう名前が付けられているわけですね。

「みなさまのお墨付き」商品には、その背景がちゃんと記載されています。

やはり「みんなが良いというものは良いものだ」という感覚がありますから、

この文言を読んだ時に、「信頼できるプライベートブランドだ」と思わされました。

そんな風に、プライベートブランドにはそれぞれにストーリーがあるはずです。

それをテレビCMで見せられると、プライベートブランドに愛着を感じてくれる消費者が増えていくかもしれません。

プライベートブランド商品を生み出す苦労をドキュメンタリー風にまとめてみるのも面白いかもしれませんね。

商品そのものの良さをアピールするのもテレビCMでは大事ですが、

商品が生まれた背景を知ると、その商品のことが消費者は忘れられなくなるのです。

関連記事:ドキュメンタリーCMをやるメリット

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

弊社ウェブサイト








    15秒30秒のスポットCM広告を出したいタイムCMを出したい見積もりが欲しい広告全般のご相談