東京都をぐるりと一周する山手線。
都心部を走っている多くの電車の乗り換えにも使われやすく、全国の中で1日の乗降数が一位の電車です。
そのため交通広告の中でもとても訴求力のある広告枠だと言えるでしょう。
そんな山手線の交通広告について今回は紹介してみたいと思います。
料金の指標
まず山手線の交通広告の料金はどのようにして決まるのかと言うと、
- 掲出範囲(車内広告すべてなのか、一部なのか)
- 掲出期間の長さ
- 車両の違い
で決まってきます。
新型車両である235系の導入から、デジタルサイネージの枠が大幅に追加となり、新型車両でのデジタルサイネージコンテンツを出稿する企業が増えてきています。
やはり静止画よりも動画コンテンツの方がユーザーの目に留まりやすいというのは否めません。
ラッシュ時などには非常に混雑する車両だとも言えますから、
そういった時に目に留まりやすい位置にあり、なおかつ、やることがない車両ないでしっかりと見てもらえるのはデジタルサイネージコンテンツでしょう。
交通広告の種類
一口に車内広告と言っても色々な種類があります。
それぞれについて少し説明してみたいと思います。
電車内ビジョン
新型車両の235系の導入によって、車内ビジョン広告にも色々な種類が追加されています。
車内ビジョン広告で一番創造されやすいのはドアの上にあるいわゆるトレインチャンネルと呼ばれるデジタルサイネージ広告でしょう。
新型のE235系ではこのドア上の広告以外に
- サイドチャンネル
- まど上チャンネル
という枠も追加されています。
それぞれ
- 一週間
- 三ヶ月
- 半年
の単位で掲出期間を選ぶことができるようになってるのが一般的で、
コンテンツ自体は
- 15秒
- 30秒
のどちらかが主流ですが、それ以外にも90秒の枠もあります。
ドア上のデジタルサイネージ広告で30秒コンテンツ、一週間の掲載の場合、媒体広告料金が1000万円前後です。
関連記事:電車の中で見てもらえる動画広告を考える
中吊りポスター
中吊りポスターはイメージがつきやすいかと思いますが、車両の中の通常の部分に吊ってあるポスターですね。
これはJR東日本首都圏全線でセットになっていたり、色々なパックがあるのですが、
山手線のみで一週間だけ中づり広告を出す場合は、料金は200万円前後が目安となります。
窓上ポスター
まど上ポスターは荷物棚の上にあるポスターのことを指します。
掲出期間も
- 1週間
- 2週間
- 1か月
など細かく選ぶことができ、枠もいくつ使うかということを指定することができます。
もちろんをたくさんの枠で広告を出稿する場合はそれだけ値段が高くなってきます。
一つの枠で一週間、山手線のみで広告を出した時はだいたい100万円いかない、くらいが出稿料金目安です。
ドア横ポスター
ドア横ポスターはドアの横、ドアと窓の間に掲出されるポスターを指します。
目線の高さにあるポスターなので目に留まりやすい位置だと言えるでしょう。
山手線だけでなく首都圏のJR線とセットになっていることが多いです。
ステッカー広告
ステッカー広告はシールのような広告ですが、大体の場合が1ヶ月からの掲出になります。
車内広告の中では掲出枠が小さいので、他の広告に比べると目に留まりづらい部分もあり、
広告に工夫が必要だと言えるでしょう。
山手線などの混む電車に関しては、ドア付近に立つ人も多いので、複数人というよりも少人数に対して訴求しやすい広告かと思います。
つり革広告
つり革広告もだいたい一か月からの掲出が多いです。
山手線の場合はQRコード付きの広告を出すことが可能です。
車体広告
車体のラッピング広告に関しては、どの系統の車両にラッピングをするかによって広告料金がかなり変わってきますので
これに関しては都度、お問い合わせください。
ラッピング広告は話題になりやすくSNSでも拡散されやすいので、奇抜な広告にすることによってより高い広告効果が得られるかもしれません。
関連記事:タクシーの広告料金とその効果について
広告貸切電車
山手線では広告貸切電車、いわゆる広告ジャックというものをすることができます。
中吊りのすべて同一広告にしたり、車両全体の広告を統一するということも可能なんですね。
これはかなりインパクトがあると思うので、資金が潤沢にある場合は試してみるのも面白いかもしれません。
広告出稿なら
弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、広告を出稿したい、という企業の方へ、ご予算に合わせた広告プランをご提案させていただいております。
もともとがテレビ番組制作会社として始まった、という経緯もあり、
グループ企業内で映像制作を行うことも可能ですので、余計な中間マージンが発生することなく、映像制作から広告枠の獲得までをワンストップサービスでご提供することが可能です。
トレインチャンネルなどで放送する映像コンテンツも合わせて制作させていただきますので、
ご興味がございましたら下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
では今日はこのあたりで。