インターネットで動画配信ができるようになって
- AbemaTV(アベマTV)
- Hulu
- NETFLIX
- Amazonプライムビデオ
など、インターネットでもたくさんの番組が見られるようになってきました。
就職する時に、どちらの方向に進もうか悩んでいる、という方も増えてきているのではないでしょうか?
インターネット動画配信サービス種類
動画配信サービスとは、動画のコンテンツを、パソコンやスマホで、自分が見たいタイミングで見られるサービスのことをいいます。有名なのは
- dTV
- hulu
- U-NEXT
- プライム・ビデオ
- Netflix
などでしょう。
その他、AbemaTV(アベマTV)もありますが、こちらは上記の動画配信サービスとはちょっと違っていて、
見たい番組があれば、その番組がやっている時間に見なければいけません。
つまりテレビと同じ感覚ですね。
テレビと違うところはインターネット回線を使って見る、というところです。
またAbema TVは無料で視聴できるところもテレビと似ています。
テレビは電源を入れるだけで無料で見られますが
動画配信サービスは月額いくらという感じで、有料になっていますよね。
ではテレビの番組とインターネット回線を使ってみる番組は何が違うのでしょうか。
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動画配信サービスのコンテンツはテレビ番組と何が違うのか
どんな番組を配信するかはそれぞれの動画配信サービスによって個性を出しているようですが
- 洋画
- アニメ
- ドキュメンタリー
- 海外ドラマ
- 国内ドラマ
- 音楽映像
などいろいろですよね。
海外のコンテンツが多いとか、音楽が多いとか、アニメが強いとか、
動画配信サービスによってそれぞれ特徴があると思いますから、
自分の好みに合わせて、サービスを選んでいると思います。
ではそれらのコンテンツ自体はいったいテレビと何が違うのか?というと、
実は基本的には違いはありません。
テレビだってドラマやクイズ番組だけをやっているわけではなく
洋画もやりますし、海外の人気ドラマなども流していますよね。
ただ、テレビは生放送があります。そこが大きな違いでしょう。
そもそもテレビには国民が必要とする情報を流すという役割がありますから、
一日に何度もニュースが流れていますよね。
ニュース以外のコンテンツ(番組)については、基本的には変わりありません。
AbemaTVはテレビと同様のやり方をしていますから、ニュースと同じように生放送もやっていますね。
それ以外のコンテンツ(番組)についてはやはり動画配信サービス同様、テレビと基本的には変わりありません。
ところがインターネット番組はテレビ番組と全く違うと思っている人もいるようなので時々ズレを感じることがあります。
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働くならテレビとネットの動画配信とどちらを選ぶか
最近テレビ業界、特に番組制作をやりたいと希望する若い人が少し減ってきたように思います。
もちろん、若い世代の人口が減っているということも大きいと思うのですがそれだけではないようです。
というのもテレビではなくインターネットの番組を制作したいという学生さんが時々いるのです。
おそらくインターネットが身近な存在なので、面白い番組を作って配信したいという気持ちがあるのではないでしょうか。
特にインターネットで配信される番組はテレビではやらないような番組や、
もっというと、テレビではできないような番組もあるので、目新しく感じるのかもしれません。
HuluやAmazonプライムには地上波で放送されたドラマも多くありますが、
Hulu限定のドラマやドキュメンタリー番組、特別企画番組もあります。
テレビに出ていたタレントさんや俳優さんたちがインターネットの方にもどんどん進出していますよね。
それらの番組はテレビとは切り口が違っているものが多く、
若い人をターゲットにした番組が良く見受けられます。
テレビはどうしても万人向けのものを作る傾向があるので、そこら辺も違いが出ているのだと思います。
でも制作側から見ると、実はテレビの番組もインターネットの番組も変わりありません。
テレビ番組制作の経験者がインターネットの番組も作っているからです。
インターネットは配信方法が異なるだけで番組制作という事でいうと、基本は同じなんですね。
ただ、インターネットはテレビのような厳しい規制がありませんので、テレビ番組の制作をやっていなかったような人たちでも参加することは可能です。
カメラもほとんど使わず、編集も手をかけない、台本もなし、というような手間をかけない番組も多くありますが、かえって目新しく見えるのも事実です。
インターネットテレビでは、あるタレントの部屋を定点カメラでただただずっと映しているなんて言う番組もありますが、地上波テレビではそういう番組はほとんどありません。
インターネットの動画配信は既存のコンテンツ(海外物や日本の既に放送したものなど)をたくさん配信しています。
これらは制作する必要がないので、配信側からすると手っ取り早い方法ですよね。
でもそれだけでは、面白みがないので、時々かなりの予算を使って有名タレントも使い、番組を制作して、宣伝も大々的にやっている時がありますよね。
そういう時はやはりそれなりのキャリアがある制作スタッフを使っているようです。
そしてそれはテレビ番組の制作スタッフだったりするわけなんですね。
テレビの制作スタッフが作る番組はレベルが高い、というのはよく聞かれることです。
最近はAbemaTV(アベマTV)が元SMAPのメンバーを使って番組を作ったり、亀田興毅のボクシング番組で話題をさらっていましたね。
もうひとつインターネットの番組がテレビと違う大きなところは
今風に言うとテレビより、刺激的、という事でしょうか。
テレビは公共の電波を使っているという、縛りがあるため、実に規制がきびしくなっています。
特に最近は、インターネットの普及でクレームもしやすくなってしまったようで、
制作側はクレーム対応に追われ、そのせいでピリピリせざると得ないところがあります。
クレームが来ないようにいろいろ排除していくと結果として当たり障りのない似たような番組が出来てしまうのです。
テレビも少し前まではかなりきわどい発言や、シーン、下ネタなどがありましたが
今ではそういったものは全くなくなりました。
その点インターネットはテレビのような規制が無いので、やりたい放題、とまではいいませんが、
きわどい番組の制作をしていますね。
もしそんな番組をぜひ作りたいという人はそれもいいと思います。
番組制作という観点ではテレビもインターネットも同じという事は知っていた方がいいかなと思います。
弊社ライズグループではテレビとインターネットの両方のドキュメンタリー制作をやっています。
またテレビ局の中で働きたい人には、そちらの道もあります。
主に情報番組やニュース番組、情報バラエティ、などです。
テレビ番組制作の現場で働くことにご興味がございましたら、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
では今日はこのあたりで。