弊社ライズプランニングでは、大学生の方に、テレビ番組のアルバイトをご紹介しています。
常に90人くらいのアルバイトの方が稼働しています。
今回はテレビ局でアルバイトをしている学生さんに具体的にどんなお仕事をアルバイトでしているのか、伺ってみました。
担当されているテレビ番組は、東京キー局で放送されている、月曜日から金曜日の朝5時50分から8時の生放送です。
都内の大学に通う3年生でアルバイトのシフトの時間は夜中の2時から朝の9時までで、週に2、3回入ってくれています。
深夜2時入りですので、もちろん、公共交通機関は動いていません。
自宅から局までは、タクシーで移動します。タクシー代は、番組もちです。
以下インタビューに答えてくださいました。
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テレビのアルバイトを知ったきっかけ
私は大学でマスコミ研究会に所属しているのですが、先輩がこのアルバイトをしていて、先輩から「番組で学生アルバイトを募集しているけど、興味ない?」と誘われました。
大学2年の春から初めて、1年経ちます。
基本的にテレビのアルバイトは知り合いの紹介などで始める方が多いです。
ちなみに弊社では公式サイトよりアルバイトのお申し込みをしていただくことも可能です。
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テレビアルバイトの仕事内容
アシスタントプロデューサーからの指示で
- 資料をコピー
- 出演者が使う楽屋をお掃除
- 飲み物や軽食の準備
- 新聞や台本をテーブルに準備
などといった仕事をしています。
朝4時すぎくらいにディレクター、プロデューサー、出演者の方がその日の放送の流れを確認する打ち合わせが始まるので、その部屋に飲み物を準備したり、資料を配ったり、放送あとは、スタッフと番組MCが反省会をしますので、飲み物の準備をします。
私が番組に入る深夜2時から放送が始まる朝5時50分までの間、スタジオ構成台本というのが、準備稿から決定稿まで、3回くらい更新されるのですが、その都度、関係各所に配りに行きます。
この番組が関わる部署は3フロアにまたがっていて、3フロアをダッシュして配りに行くこともあります。
放送時間が近づくにつれて、スタッフの方たちも活気づいていきますし、空気も張りつめてきます。仕事も密集して、放送まで走りっぱなしです。
深夜3時ころは、眠くなる瞬間もあります。そういうときは、冷たい水を飲んで気分を切り替えています。
アルバイトはテレビのアシスタントプロデューサーやアシスタントディレクターのもとについて指示をもらい仕事をすることが多いです。
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アルバイトで達成感を感じるとき
目の前にいる人たちが作成した映像がテレビで流れると、新鮮味が増して思い入れが強くなります。
私は深夜2時にアルバイトに入りますが、スタッフの方たちは
- 夜12時に来る人
- 夜中3時に入る人
- 前日からずっと作業している人
などいろいろですが、私が普段寝ている時間帯でもこんなに多くの方が、テレビ放送が始まる何時間も前から準備されていることを知りました。
アルバイトでテレビで見ていた人たちを目の前にすることもあります。
出演者の方も多くの方が下積みをされているからこそ、私たちにも気配りしていただき、芯のある方たちばかりだなと思いました。
裏方のお仕事、つまり
- 美術セット
- 小道具
- 音響
- 照明
- カメラ
など、具体的にどういった場面でどのような役割を果たしているのか、生の現場で見ることができたのも、このアルバイトならではだと思っています。
テレビのアルバイトで感じたこと
アルバイトでテレビ業界で働く方たちと一緒に働くことによって
一秒一秒を大切に丁寧にこなしつつも時間通りに現場を遂行させる技術のようなものを間近で学ぶことができました。
一般的なアルバイトにはない緊張感があるからこそ、「アルバイトだから」という意識がなくなり「自分もテレビを作っている一員なのだ」という意識をもって仕事に取り組むことができました。
また、一つの番組を作っている現場を直接アルバイトで見ることができて、テレビにより関心を持ちました。
学生アルバイトはテレビ業界へそのまま就職するのか
まだマスコミ関係への就職を絞っているわけではなく、ひとつの選択肢としてテレビ業界を考えていました。
そんな時先輩からテレビのアルバイトに誘われて、なかなかないチャンスなので引き受けました。
就職活動までまだ1年ありますので、その期間に自分に合っている部分、合っていない部分をみつけていきながら、考えたいと思っています。
ただ、テレビの業界で実際にアルバイトをすることによって仕事をより身近に感じられる環境にいるので、就職したあとのことも想像しやすい、という利点はあると思います。
テレビのアルバイトをしてみたい方へ
テレビの生放送の現場に携われる機会はなかなかないです。
テレビという一生、生活に関わっていく媒体でのアルバイトは、そのときはどんなにつらくても将来いい経験になると思います。
また、私はテレビを作っている人たちのイメージが、テレビ業界で働く前と働いてみてからではがらりと変わりました。
なかなかテレビの現場で働くことはできない経験なので、学生のうちから将来を見据えた経験をしたい、変わったアルバイトをしてみたい、という方にはぜひテレビのアルバイトをしてみてほしいです。
アルバイトエントリーはこちらから:テレビ局アルバイト募集について