テレビが好きで、将来テレビ局の正社員になりたい、と思っている人も多いと思います。
テレビ局の正社員になるためには一体何が必要なのでしょうか?
そしてテレビ局の正社員はテレビ番組制作にはどのように関わっていくのでしょうか?
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テレビ局正社員になるには
テレビ局正社員になる方法は大きくわけて2つあります。
- 新卒採用でテレビ局正社員になる
- 中途採用でテレビ局正社員になる
この2つです。
それぞれ説明してみたいと思います。
・新卒でテレビ局正社員になる
新卒採用は年に一度行われており、
応募するのに資格や免許は特に必要ありません。
ただ、大学、または大学院を卒業していることが応募条件にある場合がほとんどです。
テレビ局の正社員というのはかなり倍率が高い狭き門を目指すことになります。
局にもよりますが、数百から数千倍の倍率があることも普通なので、
やはりそこで何を見られるか、といえば「学歴」であることは多いです。
正社員として働くなら学歴は重要です。
就職試験も長く続くものが多く、忍耐力も必要ですし
他の企業とは少し変わっている就職試験内容になりますから、しっかりと勉強し対策を考えておく必要があります。
関連記事:テレビ局に就職するのに大学は関係あるのか
・中途採用でテレビ局正社員になる
中途採用でテレビ局正社員になる人はそのほとんどがテレビ業界関係者で
フリーランスとして活動しているディレクターやカメラマンが多いです。
中には未経験で中途採用となる人もいますが、そもそも中途採用という枠自体がそこまで多くありません。
さらに募集は不定期で行われることがほとんどですので
こまめにテレビ局の募集をチェックしておく必要あります。
テレビ局正社員に必要な資格やスキル
テレビ局正社員になるのに必要なスキルや資格はありません。
しかし、面接時のアピールにはなる可能性があるので
何か自分が得意とするものの資格や、あまり目にする機会のないレアな資格なんかをとっておくともしかしたら面接で印象に残りやすくなるかもしれません。
アナウンサー志望の場合は、漢検やTOEICといった語学系の資格が役に立つこともあります。
また、アナウンサーは正しい発音や発声を求められる仕事で、テレビ局正社員の中でも少し特殊なものになります。
アナウンサースクールなどもありますので、アナウンサー志望の場合は、勉強しておくことがたくさんあります。
技術職系の場合は「無線技術士」などの資格が仕事をする上で必要になることがありますが
入社前からこの資格を取得している人はほぼいません。
大体が入社してから資格を取得するような形になっています。
総じてテレビ局正社員になるのに必要なスキルや資格は必要ありませんが、
クリエイティブな仕事に就くことになるので、アイデアを提案したり、新しいことを考えて実行する力というのは必要になります。
関連記事:テレビ局に採用される人の特徴
テレビ局正社員に向いている人
何と言ってもテレビ局正社員に向いている人の一番の特徴は「テレビが大好きである」ということだと思います。
テレビ局正社員になっても、思っていたような仕事ができないこともあるでしょう。
厳しい試験をかいくぐってとんでもない倍率をくぐり抜けてテレビ局正社員になっても、
番組ADとして一からスタートしなくてはいけないこともあります。
そういった場合はテレビ関係のことが未経験の人や、学生アルバイトと同じ扱いです。
それでもテレビを作っていくことに携わることができるのが楽しい、と思える人は
やはりテレビのことが大好きな人でしょう。
楽しく働き続けるためにも、テレビを見ることが好きである必要があるのです。
そしてテレビを見ていることが好きだ、という人は
勉強として自社の番組を見たり、他者の番組と自社の番組を見比べる、ということも楽しくできると思います。
関連記事:ADとしてテレビ局で働くのに向いている人、向いていない人
番組制作に置けるテレビ局正社員
テレビ局で働きたい、という人は「テレビ局に入ったらテレビ番組を作る仕事ができる」と思っている人が多いですが
必ずしもそうとは限りません。
テレビ局も会社ですから、営業の仕事があったり、
総務的な仕事もあります。
テレビ制作に憧れてテレビ局の正社員になったのに、
いざ入社してみたら思っていたような仕事ができなかった、という人もいるものです。
もし制作の現場で働きたい、と思っているなら
テレビ局正社員を目指すのではなく、番組制作会社に就職した方が、自分のやりたい仕事をすることができると思います。
関連記事:テレビ局と制作会社はどう違うの?
学生のうちからテレビ局で働く
弊社ライズプランニングでは学生のうちからテレビ局内で実際にテレビ番組制作に関わるお仕事をしていただける方を募集しています。
- テレビ局正社員になりたい
- テレビ制作の現場で働いてみたい
という目標を持っている大学生、大学院生の方からのエントリーをお待ちしております。
関連記事:テレビ局アルバイト募集について
では今日はこのあたりで。