テレビ業界の裏話 PR

ADとしてテレビ局で働くのに向いている人、向いていない人

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テレビ業界に就職することを考えている人はテレビ局での仕事はきつい、とさんざん周りに脅されている人が多いかと思います。

しかし実際にテレビ局で働いている人たちはどうか、というと、テレビ局での仕事が好きで、テレビというコンテンツに愛情を持って制作に入っている人たちがたくさんいます。

その人たちは「仕事がきついのは当たり前だけど何より楽しい」という気持ちで仕事をしています。

要は、その仕事に向いているか向いていないか。

その仕事を好きになれるかなれないのか、なのではないかなと思うのです。

なので、今回はADとしてテレビ局で仕事をしたい、と思っている人たちへ、

ADに向いてる人、向いてない人についてお話をしてみたいと思います。

まず、テレビ局のADと言ってもどのテレビ局に入るか、どの番組のADになるのか、ということによって仕事内容や仕事の環境が全く異なってくるのだ、ということを理解しておいてください。

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マニュアルがないのがテレビ局での仕事であり、臨機応変さは必ず求められます。

落ち込みすぎない人

まず、テレビ局に入りたてのADというのは仕事でもわからないことだらけで、毎日ミスをするのが当たり前、という状況に放り込まれるのが一般的です。

現場によっては時間が非常にシビアな中で仕事をしている場合もあるので、どうしても急ぎの時は強めに怒られてしまうこともあります。

ただ、そういうことをいちいち気にしていたら身が持ちません。

人に怒られてもそこまで落ち込みすぎず、図太くいられるような人の方がテレビ局でADとして働くのに向いている人です。

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人見知りしない人

最初は人に聞かなければわからないような仕事もたくさんあるでしょう。

なので人見知りをせず、率先して人に質問できる人がADの仕事に向いている人と言えます。

新人ADの場合はすでに番組の制作スタッフでコミュニティが出来上がっているところに入っていかなくてはいけないことも多々あります。

みんなで一斉にスタートというわけではないのです。

もちろん、これは番組の雰囲気にもよります。「新卒でADになって半年!仕事はどう?インタビューしてみました!」というインタビューで答えてくれたKさんがおっしゃっていたように、

ADとして働いているKさん(弊社スタッフ)

番組によっては「AD会」のようなものを作ってくれたりして、交流が促すような仕組みが存在している番組もあります。

ただ、どちらにせよ、積極的にコミュニケーションが取れるタイプの方がいいですね。

人見知りをせずに人に率先して物を聞ける人がADに向いてる人と言えます。

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体力のある人

入る番組によっては生活が深夜帯に偏ってしまう番組もあります。

番組によっては収録時間がとんでもなく押してしまう、ということももちろんあります。

なのでどうしても仕事に生活を左右されがちですし、時間の無い中で仕事をしていると食事も不規則なものになりがちです。

もちろん、最近のテレビ業界は「報道番組のに就職した新卒さんに実際の仕事について聞いてみた!」というインタビューに答えてくれたNさんもおっしゃっているように……

テレビ業界で実際に働くNさん

働き方改革で以前よりは残業などの部分で楽になっていますが。

ただ、やはり不規則な中で働くので、体力がある人の方が仕事はしやすいでしょう。

特にADの場合は言われた時にすぐに動ける人材ですから、細々とした仕事を任されることも多いので、生活よりも仕事優先になってしまう場面は多々あります。

行動力のある人

思いついた時にすぐに行動に移すことができるタイプの人はADに向いてる人です。

どの現場においてもテレビ局は基本的に時間のない中で制作を行っているので、言われたらすぐにやることができる人が重宝がられます。

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行動力のあるADは出世も早いでしょう。実際、ADの考えた規格が番組として放送されることもありますから。

弊社スタッフ「N」さんがお話してくれた「ADさんにインタビュー!まずは自分から何かしてあげる」という記事でも「週1の企画会議」についてお話されています。

インタビューに答えてくれた弊社スタッフ

だいたい2〜3年程度ADとしてキャリアを積むと、ディレクターなどに昇格することができ、最終的にはフリーランスとして活躍する人もいるのがテレビ業界です。

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ADに向いてない人

では次に、ADに向いてない人についても少しお話ししておきたいと思います。

これに該当する人は自分自身を変えないとテレビ局で働くのは難しいかもしれません。

プライベートに仕事を持ち込みたくない人

基本的にテレビ局で制作の仕事をする、ということは常に頭の中でネタ探しをする、ということに等しいんですね。

コンテンツを作っていくためにどういうことができるか、またどんなことをやったら視聴者に面白いと思ってもらえるか、ということを常にテレビ局で働く人は考えています。

なのでプライベートと仕事の境界があまりありません。

そういったものをきっちりと分けていきたい人はADには向いていないでしょう。

頑固な人

頑固すぎる人はADに向いていません。

というのも、テレビ局では頑固な人をむしろ相手にしていかなくてはいけないのがADです。

出演者を始め、自分の上司でもこだわりをもって仕事をしている人がたくさんいるでしょう。

その中で自分も頑固になりすぎてしまうとフラストレーションが溜まってしまいます。

覆せないことには目をつむる、くらいの柔軟性があった方がいいと思います。

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深く考えすぎる人

物事を深く考えすぎる人はあまりADには向いていないでしょう。

時間が無い中で制作をしているので、一つの事にとらわれすぎて時間配分を間違えると仕事が詰まってしまうのがテレビ局の仕事です。

仕事の中でもしっかり優先順位をつけられて、それぞれにあまり固執しすぎない人の方がADに向いてるでしょう。

ADとしてテレビ局で働くなら

弊社ではテレビ局への派遣業務を営んでおります。

テレビ局で働くならテレビ局に就職する、という選択肢ももちろんありますが、この場合必ずしも制作の現場で働けるとは限りません。

詳しくはこちら:テレビ局で働きたいなら知っておきたいこと

テレビ局で制作の仕事がしたい、また学生のうちからテレビ局で働きたい、という方、ぜひ下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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