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テレビ制作の仕事に関する面白い専門用語

テレビ制作に関する専門用語
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テレビ制作の仕事にもいろいろなお仕事があります。

 

カメラや音声、照明というような技術の仕事もありますし、

アシスタントディレクターやディレクターといった役職もたくさんありますし、

役職名は同じでも違う番組に入ればやる仕事は全く違う、なんてこともよくあることです。

 

テレビ業界未経験のまま入職する人もたくさんいますが、そういった場合は一番最初はアシスタントディレクターとして仕事を始め、

経験をある程度積んでからディレクターやプロデシューサーへなっていくわけですが、

このアシスタントディレクターという仕事は特に、番組によってやる仕事が全く異なってきます。

 

番組の企画に必要になってくる物や衣装を用意したり、

出演者の誘導をしたり、

企画会議に参加したり。

 

当然番組が変われば一緒に働くスタッフの面々も変わるわけで

自分のポジションややらなくてはいけない仕事も変わってきます。

 

なかなかテレビ制作の仕事に関わる前にテレビ制作の仕事について学んでおく、ということができないんですね。

 

ただ、業界で共通している専門用語、というものがあって

これはテレビ制作の仕事に関わる前から学ぶことができるものです。

 

このテレビ業界に共通している専門用語は一つ一つ取り上げているとキリがないのですが、

その中でも現場でよく使われたり、由来が面白いなと感じる専門用語について

今回はテレビ番組制作に関わっている弊社ライズプランニングが紹介してみたいと思います。

 

あご・あし・まくら

 

最初この言葉を聞いた時は何を言っているのかよくわかりませんでしたが

あご、あし、まくら、というのは

  • あご…食事代
  • あし…交通費
  • まくら…宿泊費

のことを指します。

 

番組制作費というのは色々な出費がかかってくるもので、

その中に、出演者やスタッフの食費、交通費、宿泊費というのも含まれます。

 

特にこの中でも「アシ代」はよく聞くかなと思います。

 

関連して「タッ券」という言葉があり、これは「タクシーチケット」のことを指します。

テレビ局で働く場合は、深夜帯に仕事が終わることもあるので、スタッフでもこのタクシーチケットがテレビ局負担で出たりすることもあるんですね。

 

この専門用語は制作に関わるようになると絶対に出てくるものです。

 

アシスタントディレクターになっていきなりお金の管理をしなくてはいけなくなることもありますから

この用語は抑えておいた方が良いと思います。

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1間(いっけん)

 

1間というのは長さの単位です。

1間は180センチのことを表し、テレビ業界ではこの「間」という単位でスタジオを制作していくことが多いです。

 

舞台なども同じで、テレビ業界用語は舞台用語からきているものが多いですね。

テレビ業界の専門用語を学ぶのに舞台の専門用語から入ってもいいかもしれません。

 

例えば上手(かみて)下手(しもて)というのも舞台用語ですがテレビ業界でもよく使われる言葉です。

 

上手というのは観客側から見てステージの右側を指します。

下手というのはその反対で、観客側から見てステージの左手ですね。

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仮払い(かりばらい)

 

「あご・あし・まくら」の用語説明でも話ましたが

番組を制作する時はとんでもない額の出費が色々と出てしまうものです。

 

それを全てスタッフ側が立て替えるというのはかなり無理があることなんですね。

多いと何十万単位になってきますから。

 

そこで会社から一旦まとまった金額を借受けるようなことができるようになっており、

これが仮払いと呼ばれています。

 

アシスタントディレクターでもこういった仮払いの清算をすることはよくあることです。

 

しかし、これが新人からすると結構難しいことなんですね。

 

清算した時に計算が合わなくて現場がぴりつくこともよくあります。

 

なので、仕事関係でお金を使う時は

  • 仕事とプライベートの財布を分けて管理する
  • 領収書を忘れずにもらう
  • 領収書の裏にはすぐに使用用途を書く
  • 小まめに精算する

という癖をつけると良いでしょう。

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笑い屋

 

テレビのバラエティ番組などには

番組を観覧する時に観客席で笑い声を入れたり、番組収録が終わってからVTRを見て笑い声を入れる笑い屋という仕事があります。

 

良いイメージに聞こえないかもしれませんが、

笑いというのは連鎖反応があるもので、大きく笑う人がいるとつられてみんなが笑うものですし、

番組を盛り上げるにはとても重要な役割と言えるんですね。

 

これはきっとテレビ制作業界に入ってみないと知ることがないことだと思います。

 

バラエティを見る時に、ぜひ笑い声にも着目してみてください。

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テレビ関係の仕事

 

今回はテレビ制作業界で使われている面白い専門用語についてお話してみました。

 

テレビ制作の仕事は、やってみないと何をやるかはわからないものです。

番組ごとに仕事も違いますからマニュアルなどがあるわけでもありません。

 

しかしこういった専門用語は共通のものですし、入職する前から学ぶことができるものです。

こういったところから学び始めてみるといいかもしれませんね。

 

弊社ライズプランニングでは実際にテレビ局の中で制作のお仕事をしていただける方を募集しています。

ご興味がございましたら、下記フォーム、またはチャットよりお問い合わせください。

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では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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