弊社ライズプランニングは情報報道番組を中心としたテレビ番組制作会社です。
毎年多くの新卒さんがスタッフとして入社してきてくれるのですが、新卒さんに「学生時代どのようなアルバイトをしていましたか?」と質問することがあります。
これからテレビ番組制作会社に就職を考えている学生さんへ参考になったらいいなと思い、
今回は新卒さんが学生時代どのようなアルバイトをしていたか、について紹介してみたいと思います。
飲食
やはり学生時代にしていたアルバイトの中で一番比率が多いのが飲食のアルバイトになります。
私も学生時代には飲食のアルバイトをしていましたが、なんとなく生活の中で一番学生がアルバイトをしているイメージがあるものが飲食店なのではないかと思います。
「大学生になったらおしゃれなカフェでアルバイトをする」というような憧れのようなものがあったりするものですよね。
直接テレビ番組製作に関係はないように見えるかもしれませんが、飲食店のアルバイトは無駄な経験ではないと思います。
私が働いていたカフェではレジの係とフードを作る係と、食器を片付けたり洗ったりする係と、ホールに出て直接お客様に給仕をする係とに分かれて、それをローテーションのように組んで仕事をしていました。
それぞれの仕事内容は違うのですが、連携が取れていないと仕事がうまく回らなくなります。
こまめに状況を確認し連携が取れているかということをそれぞれが気にしながら仕事をしていきます。
駅前の飲食店だったり、ピークタイムだったりすると、仕事をするスピードが命になることもあるでしょう。
仕事内容は全くテレビ制作とは関係ないですが、それでもこういった緊張感というのはどこか通ずるものがあるような気がします。
テレビ番組制作も一つのものをみんなで作り上げるので、様々な役職の人が関わっていますが、みんなで連携して仕事を進めていくということが、とても大切になります。
さらに飲食店ではお客様に対する接し方も仕事の大切な要素になってくるでしょう。
大きな声で挨拶をしたり、笑顔で接したりするということを大切にしているお店は多いと思います。
テレビ番組制作では知らない人と一緒に仕事をすることもたくさんあります。
だからこそ良い印象を持ってもらうためにも挨拶や笑顔がとても大切です。
こういった部分も少し通ずるものがある気がしますね。
飲食店のアルバイトもテレビ番組制作に活かすことができる部分があると思うのです。
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学習塾
テレビ番組制作会社に入社する新卒さんがやっていたアルバイトの中で2番目に多いのが学習塾のアルバイトです。
これも一見テレビ番組制作とは関係のないもののように感じますが、
学習塾で講師の仕事は「相手が理解することができるように伝える」というのが一番の仕事といえるでしょう。
これは情報を伝える仕事をする上でとても大切なことです。
実は私も学習塾のアルバイトもしていました。
私が教えていたのは中学受験をする小学生の子供達ですが、テレビでは小学生でもわかるように情報を伝えることが重要と言われます。
なぜならテレビというものは家族で見られるものであり、家族全員に理解できるもの、楽しんでもらえるものでなくてはいけないからです。
そのためには小学生でも理解できる伝え方ができるメディアでなくてはいけません。
自分と同じ年代ではない人にも情報を伝えることができる、というのはテレビ番組制作の業界では求められるスキルなのではないかと思います。
学習塾の場合は多くても相手にするのは数十人程度かもしれませんが、テレビというメディアになると全国放送であれば一億人以上の人が対象となります。
相手にどのように伝えたら分かりやすいか?ということを考えながら発信をしていくのがテレビですから、学習塾のアルバイトも役立つと思います。
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イベント
イベント系のアルバイトをしていたという人も多いのですが、実はイベントの協賛にテレビ局が入っていることはよくあります。
アーティストのライブやコンサート、季節限定のスケートリンクや夏祭りイベントなどもテレビ局が関与していることが多いのです。
テレビ局が主催のイベントでは、テレビ局の営業の方が協賛に入ってくれるスポンサー企業を探したりしています。
テレビと言うとテレビ番組の方ばかりに目が行ってしまうかもしれませんが、イベントの仕事も実はテレビ局と関わりがあったりするんですね。
テレビAD
実は学生のうちからテレビ番組制作の現場でADのような仕事をするアルバイトもあります。
弊社ライズプランニングでも実際に情報番組や報道番組に入っていただいて学生さんに働いて頂いています。
テレビ番組制作会社に就職しようか悩んでいるのであれば、ぜひ学生のうちから番組制作の現場を見ていただければと思います。
一般的な人が立ち入る現場ではないので、テレビ番組制作と言ってもなかなかイメージがわかない人が多いでしょう。
経験もなくいきなり入社して「思っていた番組制作とは雰囲気が違うな」と思ってしまうよりも、できれば学生のうちから経験をして「自分は本当にテレビ番組制作の道に進みたいのか」ということを改めて考えた上で就職できた方が良いと思います。
就活直前の方だとなかなか難しいのですが大学1、2年生の方でしたら番組制作の現場でアルバイトしていただくことが可能ですので、ぜひエントリーしてください。
