今回は柔軟剤のテレビCMをする時にどのようなCMをすればいいのか、どんな放送の仕方が良いのか、ということについて、
テレビCMをメインに取り扱う広告代理店ライズアドバートが考えてみたいと思います。
【アンケート調査】柔軟剤、使ってる?みんなのこだわりを教えて!という記事によると、洗濯をする時に柔軟剤を使う人の割合は79.6%。
全体の約8割の人が柔軟剤を使って洗濯をするんですね。
私も洗濯をする時は必ず柔軟剤を使います
柔軟剤を使わない人の意見としては、以下のようなものがありました。
「柔軟剤の匂いが嫌い 乾燥機に衣類を入れるとふわふわになるから」(30〜34歳/女性)
「より効果を期待するなら、すすぎの段階で入れるなどの手間が面倒そうだから」(35〜39歳/男性)
「いま使っている洗剤だけで、柔軟剤の必要性を感じないから 」(45〜49歳/男性)
「吸水力が落ちる」(35〜39歳/男性)
「敏感肌なので刺激になるものは避けたいと思ったため」(45〜49歳/女性)
「子供に良くないと聞いたから」 (40〜44歳/女性)
やはり香りに対する意見が多いことがわかります。
柔軟剤を選ぶポイント
同アンケートによると、柔軟剤を選ぶポイントとしては、
- 香りの種類
- ふんわりと仕上がるか
- 抗菌・防臭効果
- 香りの持続性
- 価格
- 香りの強さ
- 洗剤との相性
- パッケージのデザイン
- その他
というような順番になっていました。
香りに関する意見は多いですが、
それ以外にふんわりと仕上がるかどうかを気にしている人もいます。
さらには、抗菌・防臭効果についても重視している人が多い、というのがわかりますね。
逆に、フレグランスは別で使用するので、無香料の柔軟剤を選ぶ、という意見もありました。
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柔軟剤のCM、どんなCMにしたら良い?
では柔軟剤のCMはどんなCMにしたら良いのでしょうか?
「香り」が重視されて柔軟剤が選ばれることはわかりましたが、テレビCMで香りそのものを伝えることはできません。
既存のCMを見ていると、フローラルの香りをアピールするのにお花のグラフィックスを多く取り入れたCMにしたり、
女優さんに柔軟剤の香りを嗅いでもらって、その匂いに対するリアクションを撮影しているCMなどがあります。
また、香りの持続効果を表すのにも、CGが使われ、人の周りにシャボンのようなイメージがついているものもありますね。
このように香りの表現は色々されているわけですが、CMで「ちょっといいかも」と思っても結局香りが本当に自分の好みのものなのかはわからないので、
私の場合はスーパーやドラッグストアで香り見本があればそれを嗅いでみて、購入するか判断する、ということが多いです。
同じようなアプローチになってしまうとどうしても他の競合他社との差別化が難しくなりますので、逆に「無香料の柔軟剤」のCMをしてみるのはどうでしょうか?
柔軟剤の匂いが残るのが嫌な人も一定数いるわけですから、
「匂いがないから、香水を使っても香水の匂いが活きる!」というような謳い文句にすれば、狭いターゲット層にグッと刺さるのではないかと思います。
もちろん無香料の商品だけではないと思いますので、他の商品に関してはぶら下がりなどで紹介しても良いでしょう。
無香料というので、オーガニック系のイメージがつくようなCMをするのも良いかと思います。
アンケート結果を見るに、赤ちゃんの肌でも使える、だったり、敏感肌の人用、というのも需要はありそうです。
スポット、あるいは情報番組が狙い目
初めてテレビCMをされる場合は、スポットCMといって、特定の番組のスポンサーにはならず、時間帯だけを指定して、その時間帯の中でランダムにテレビCMを放送する、という方法が人気です。
全体の出稿本数としてもスポットCMが一番多いんですね。
ターゲットはやはり主婦層、あるいは独身の若い方達がメインになるかと思いますので、
そこにリーチさせやすい時間帯で、平日の朝夜と土日の全体の時間帯が良いのではないかと思います。
また、働く世代にアプローチするのであれば朝の情報番組なんかもおすすめです。
この場合はスポットCMではなく、特定番組のスポンサーになるタイムCMになりますが、毎朝同じ情報番組を見ている、という人は多いですから、
何度も繰り返し同じ人に同じCMを見てもらうために、朝の情報番組で出稿してみるのも良いのではないでしょうか。
最初から全国となると料金も高くなってしまいますが、例えば地方ローカルエリアの朝の情報番組であれば、月に100万円以下で出稿をすることができる番組もかなりあります。
さらにスポットの場合はローカルエリアだと50万円程度から出稿できる局も多いです。
ご予算に合わせてご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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