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15秒のCMを作る値段はいくら?

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テレビCMの尺は15秒か30秒のものが一般的です。

もちろんそれ以上の長さのものを作ることもできるのですが、初めてテレビCMを放送する場合などは15秒のテレビCMをする場合が多いです。

 

この15秒のテレビCMを作るのに、どれくらい値段がかかるのか、ということを今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが解説したいと思います。

 

一番安いパターンだと、20万円前後

 

15秒のテレビCMですが、一番安く作ればだいたい20万円前後で制作をすることができます。

これは新規で撮影がない場合の料金で、例えばクライアント企業様の方でスチール画像(静止画)などを用意していただき、それらを編集して音楽をつけ、ナレーションを入れるような形で制作するやり方になります。

 

とりあえず初めてのテレビCMで、なるべく費用を抑えて放送したい、という場合はこのやり方で良いのではないかと思います。

 

また、具体的な商品を宣伝したりする内容のテレビCMではなく、

会社の認知度をあげたり、良いイメージを持ってもらうためのCMなのであれば、このやり方が向いていると言えるでしょう。

関連記事:CM放送したい!と思ってから実施まで期間はどれくらいかかる?

 

撮影がある場合は100万円〜

 

改めて新規に撮影をしなくてはいけない場合は、最低でも100万円ほどはかかってくると思っておいた方が良いです。

というのも、撮影をする場合はスタジオを抑えたり、カメラ以外にも照明、音声、モデルやタレントなどの出演者が必要になってきます。

どのような内容にするかによってコストは大きく変わりますが、それらの人件費を踏まえて、最低でも100万円はかかると思っておいた方が良いでしょう。

 

モデルやタレントも、有名な人を起用する場合はギャラが高くなるものです。

さらにそういった人たちにCM出演をお願いする場合は、基本的に「使用期限」というものが付いてきます。

その使用期限を超えてもテレビCMを放送し続けたい場合は、料金が新たに発生してくるというわけです。

 

半永久的に使えるCMを制作するのであれば、有名タレントを起用するのではなく、権利フリーで起用できるモデル、タレントの方が良いでしょう。

関連記事:CMに有名タレントを起用するメリットとデメリット

 

実は30秒CMとあまりコストは変わらない

 

今回は15秒のCM動画を制作するのにどれくらいの値段がかかるのか、ということを解説してきていますが、

実は15秒のCM動画を制作するコストと30秒のCM動画を制作するコストに大きな違いはありません。

 

撮影によって出来上がった映像素材を編集して15秒にするか、30秒にするかの違いなんですね。

上記で説明した、安いパターンの場合も、スチール画像の枚数を変えずにナレーション原稿を長めにする、などして30秒パターンを作ることもできます。

 

そのため、15秒のCM動画を作る値段と、15秒と30秒のCM動画、2パターンを作る値段というのは大きな差が出てくるわけではないのです。

単純に2パターン作るなら倍の値段がかかるのではないか、と思っている人も多いのですが、

実際には15秒のCM動画を作るなら30秒パターンも作っておいた方がお得なのです。

 

テレビCMでは15秒パターンのものを放映して、自社の公式サイトで30秒CMのものを配信する、というようなやり方をしている企業様も多いです。

新しくCMを制作する際はぜひこの方法を検討してみてください。

関連記事:初めてのCM放送の時に知っておきたいことを広告代理店が解説します

 

制作費とは別にかかる放映料

 

テレビでCMを放送する場合は、CMの制作費とは別に放映料がかかってきます。

これはどのエリアのどのテレビ局を使用して放送をするかによって大幅に値段が変わってきます。

 

最近は関東キー局だと1本の枠から販売しているケースもありますが、基本的には最低出稿ラインが目安としてあり、

地方局で15秒のCMを放送するなら30〜50万円ほどは予算が必要になります。

人口の多いエリアになるほどこの最低出稿ラインは変わり、関東キー局だと少なくとも500万円ほどはみていただいた方が良いでしょう。

 

値段に関しては時期によって変わることもあるので、広告代理店に問い合わせて確認するのが一番早いです。

 

ちなみに15秒の枠の値段と30秒の枠の値段だと、もちろん30秒の枠の値段の方が高くなるのですが、

単純に倍の値段になるのではなく、倍の値段に対してさらに1.1倍の値段に設定しているテレビ局が多いです。

つまり同じ予算でも、15秒でテレビCMを放送した方が本数としてはたくさん流すことができる、ということなんですね。

 

商品の使い方がわかりづらい、だとか

あまり認知されていない商品である場合は30秒CMが有効ですが、シンプルな内容で伝えられるものなのであれば、やはり15秒のCMの方がおすすめです。

関連記事:スポットCMとは?そのメリットや特性を広告代理店が解説!

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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