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農機具のCMはどんなやり方がおすすめ?

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回は農機具のCMをする時にどんなやり方が良いのか、ということを考えていきたいと思います。

農機具は人手不足を解消するために導入されている

「農作業をする際の人数」に関するアンケート(日本の農作物の生産者184名(10代〜70代)が対象)を見てみると、

「普段農作業を行う人数についてどのように感じますか?」という設問では、

  • 人手が足りていない…45.6%
  • 丁度良い…53.8%
  • 多い…0.5%

という結果になっており、人手不足を感じている人がかなり多いということがわかります。

さらに、「人手が足りない際、農作業で工夫されいることはありますか?」という質問では、

「機械を導入している」と回答する人が最も多く、その割合は45.07%となっています。

その他の回答としては、

  • 家族に手伝ってもらう
  • 農業仲間に手伝ってもらう
  • アルバイトを雇う
  • 時間をかける

など。

多くの生産者が、人手不足を解消するために農機具を導入しているので、

農機具のCMをする時は、「これくらいの作業がこの農機具を導入することによってこれくらいの労力で済むようになります」というような作業効率をメインにアプローチする内容にしてみると効果的かもしれません。

また、CM冒頭から「農作業の人手不足に悩んでいませんか?」といったナレーションを入れると、

CMに興味を持ってもらいやすくなるかもしれませんね。

関連記事:テレビCM放映に向けたペルソナの設定の仕方

ユーザーが農機具を購入するタイミングは?

これはお米の生産者に限定したアンケートになってしまいますが、2023年最新版!お米の生産者が本当に欲しい農機具ランキングというものを見てみると、

「今欲しい農機具はなんですか?」という質問に対しては以下のような結果が出ています。

  1. トラクター…25.29%
  2. コンバイン…22.99%
  3. 田植機…14.94%
  4. ハロー…8.05%
  5. 畦塗り機…5.75%

さらに、「その機械が欲しい理由はなんですか?」という質問では、以下のような結果が出ていました。

  1. 機械の劣化による買い替え…24.05%
  2. 作業に必要だから…17.72%
  3. 機械のグレードアップ…13.92%
  4. 作業効率化…12.66%
  5. 負担軽減…10.13%

この結果を見ると、「機械の劣化による買い替え」で新しい農機具を購入する人が一番多いことがわかりますね。

つまり、初めて農機具を購入するという人よりも、すでに農機具を持っている人が購入する、というケースをメインターゲットとして考えた方が良いことがわかります。

テレビCMも、農業をすでに営んでいる人で、今使っている農機具に劣化があって困っている人や、使っている農機具が古くて性能が今出ている商品よりも悪くて困っている人、などをメインターゲットとして考えると良いでしょう。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

どの時間帯にテレビCMを放送するべき?

とやま就農ナビの農業を仕事にした場合の1日の流れというものを見てみると、

農繁期は、

時間行動
5:30〜7:00起床・食事
7:00〜12:00仕事
12:00〜13:00食事
13:00〜18:00仕事
18:00〜23:00食事・自由時間
23:00〜睡眠

上記のようなモデルケースが掲載されています。

農閑期では以下のようになっています。

時間行動
6:30〜8:00起床・食事
8:00〜12:00仕事
12:00〜13:00食事
13:00〜17:00仕事
17:00〜23:00食事・自由時間
23:00〜睡眠

冬場は仕事量が減るため、自由時間が多く、趣味を楽しんでいる人も多いようですね。

これを見ると、ある程度ゆっくりテレビを見ることができる時間があるのは夕方18時(17時)以降ということになります。

一般的な夕食よりも少し早い時間帯に食事をとることが多そうですね。

どのような作物を作っているかによっても生活の時間帯は変わりそうですが、

朝の起床・食事の時間、あるいは夕方以降の食事・自由時間の中でテレビを見ることが多いと想定されるため、

その時間帯を使ったテレビCM放送をすると効果が高そうです。

関連記事:朝の時間にCMをする!ターゲット層や期待できる効果は?

実は地方ローカル局でのテレビCM放送は安い

テレビCMは高いもの、と思われがちですが、実は地方ローカル局で放送すれば数十万円程度で放送できるところが多いです。

30万円〜50万円程度からの出稿でも、十分効果が得られる地域ばかり。

テレビCMの放送料金は視聴可能人口に概ね比例するように作られているので、どうしても都心でのCMは数百万円、数千万円という単位がベースになってしまいますが、

ローカル局では数十万円での出稿は珍しいことではありません。

農家さんの多いローカルエリアでまずは試験的にテレビCMを放送してみてはいかがでしょうか。

ご予算や目的に合わせてプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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