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CM放送したい!と思ってから実施まで期間はどれくらいかかる?

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CM放送をしたいと思ってから実際にCMを放送することができるまで、どれくらいの期間をみておけば良いのでしょうか?

決算時期に間に合わせたいというような理由から、かなりタイトなスケジュールでテレビCMの放送をしようとする企業様も多いです。

 

CMを放送するために、どのようなことを決めなくてはいけないのか、

どのような段階を踏まなくてはいけないのか、ということについて解説していきたいと思います。

 

素材制作は最短で1ヶ月

 

初めてテレビCMを放送する場合は実際に放送する映像素材を作るところから始めなくてはいけません。

映像素材の制作は最短で1ヶ月ほど見ておいて頂いた方が良いと思います。

 

実はこれも制作内容によるので、一概に「これぐらいの期間でできる!」と言えるものではないのです。

 

例えば静止画像を組み合わせてそこにナレーションと音をつけるだけ、というような簡単な映像素材の制作であれば、

静止画像がすでに用意してあれば1週間から2週間ほどで制作を終えることができます。

 

逆に新規で撮影が必要になるようなCM制作の場合は、スタジオをおさえて、キャスティングも行い、撮影した上で編集はしなくてはいけないので

最低でも一ヶ月ほど制作期間を見ていただいた方が良いです。

 

複雑な作りにしなければ撮影自体は1日で終わりますので、あとは編集をすれば素材が完成します。

 

逆に有名タレントを起用したり、色々なシーンでの撮影が必要で1日では撮影を終えることができないような、少し工程が多くなるようなCMになってくると

1ヶ月で制作をするのは難しいので2ヶ月から3ヶ月ほど見ていただいた方が良いでしょう。

 

基本的にCMの制作はCM制作会社に依頼をします。

弊社ライズアドバートは広告代理店ですが映像制作も承っており、制作とCM放送枠の獲得をワンストップサービスでご提供しています。

 

CM制作会社では代理店業務(CM放送枠の獲得)ができない場合がありますので、依頼する時に確認をしておいた方が良いでしょう。

関連記事:CMの広告代理店と制作会社の違い、どちらに何を頼むのか

 

素材制作と並行して考査作業

 

テレビCMの制作をすることが決まったら、それと同時にテレビ局の考査作業を進めておくと、タイトなスケジュールでもなるべく早くCM放送をすることができます。

 

テレビ局の考査というのは審査のようなもので

  • CMを放送する企業がきちんとした企業であるかどうかを審査する業態考査
  • CM内容が誤解を与える表現などを含んでいないか、などを審査する表現考査

の二つの考査があります。

 

業態考査に関しては素材ができていない状態でも進めることができるのでCMの放送が決まり、放送するテレビ局が決まったらすぐに進めていきます。

 

また表現講座についても映像制作において絵コンテができている状態であれば先に考査を通しておくことができます。

 

もちろん完パケ(最終納品の形)状態になってからの考査も必要なのですが、絵コンテ状態から考査を通しておくことによって、後で無駄な修正をしなくて済みます。

 

商材にもよるのですが、誤解を与えるような表現がないように、使ってはいけない言葉などが結構細かく決まっているので

絵コンテ状態で考査を一度通しておくと安心して制作を進めていくことができます。

関連記事:CM制作の金額を一番安くする方法と用意するもの

 

素材ありの場合は最短2週間で放送可能!

 

映像素材が既にあるのであればここまでの流れは必要ないので、

業態考査と表現考査をすぐに行って、最短で2週間ほどでCMを放送することができます。

 

素材があるかないかによってCM放送までの期間はかなり変わってくるんですね。

 

逆を言えば権利的にフリーで半永久的に使える素材を持っているのであれば、CM放送をしたいと思った時にすぐに放送することができるとも言えます。

一度映像素材を作ってしまえば楽ですね。

関連記事:CMを作る会社はどんな基準で選べばいいの?

 

スポットCMは3ヶ月以上前から準備

 

これらのことを踏まえてスポットCMを放送する場合は大体3ヶ月以上前くらいから準備をしていただけると余裕をもってCMを放送することができると思います。

 

ここまで、全ての工程において最短でこれくらいの期間というのをお話ししています。

  • どのエリアで放送するのか
  • どのテレビ局で放送するのか
  • 予算はいくらくらいかけるのか
  • どれぐらいの期間放送するのか
  • どの時間帯で放送するのか

こういったことを逐一決めていかなくてはいけないので、それらを考える時間などを含めるとやはり3ヶ月ほどは準備期間が欲しいところです。

 

既に予算が決まっていれば良いですが、多くの企業様はやはりCMの予算感が分からない所が多いので

広告代理店にCMの相場を相談してみてその後に予算を決めていくという流れが多いです。

 

最短で行こうとするとすべての決めなくてはいけない項目を、悩む暇なく決めなくてはいけないので

企業様にとっても負担が大きいと思います。

関連記事:スポットCMを打つのに料金はいくらくらいかかる?

 

タイムCMは半年以上前からの準備が必要

 

ここまでスポットCMについて解説してきましたが番組のスポンサーになってテレビCMを放送するタイムCMの場合は半年以上前から準備が必要になると考えていただきたいです。

 

というのもタイムCMというのは番組のスポンサーになるCMの仕方なので、

その番組のスポンサーにすでに競合他社が入っていたりしたらスポンサーに入ることができません。

 

スポンサーの募集というのはだいたい半年毎の大きな改変期に行われるので、「この番組のスポンサーになりたい」というような明確なビジョンがある場合は

その番組のスポンサーになるためにどうしたらいいのかということを考え動いていかなくてはいけないからです。

改編期じゃないとスポンサーになれない場合もあります。

 

ただ、今すぐにスポンサーに入ることができる番組というのもあったりはするので、明確に「この番組のスポンサーになりたい」というビジョンがないのであればすぐにタイムCMを放送することができる場合もあります。

 

これは広告代理店に相談してみて現在そのテレビ局がどのような状況なのかを聞いてみると良いでしょう。

関連記事:CM1本の値段はいくら?放送する時の料金の考え方

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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