弊社ライズアドバートはテレビCMを放送したいという企業様のお手伝いをさせていただく広告代理店ですが
放送枠の獲得と並行して「初めてテレビCMを放送する」「CM制作も一緒にやりたい」という企業様へ
映像制作も行っています。
中には「なるべく放送に予算をかけたいから、制作費を抑えたい」という企業様もいらっしゃいます。
そこで、CM制作の金額をなるべく抑える時のやり方について、解説していきたいと思います。
一番安くCM制作する方法
CM制作にはいくつかのパターンがありますが
- ロケが必要かどうか
- 有名タレントを起用するかどうか
というところが一番金額に影響する部分です。
金額をなるべく抑え目にするのであれば
ロケをせず、有名タレントも起用せずに制作をするのが一番です。
具体的に言うと
「スチール(画像)の組み合わせにナレーションをつける」
というやり方が一番金額を抑えてCM制作をする方法です。
このやり方をするのであれば、だいたい15秒のテレビCMは50万円以下で制作することが可能です。
さらに、本当に最小限で作るのであれば約20〜30万円前後で制作することが可能です。
どれだけCM制作にこだわるかによって金額はピンキリとなってくるので
制作スタッフと相談しながら、どれくらい作り込むかを考えていくと良いでしょう。
関連記事:CM制作費の相場はいくらか
用意するもの
では金額を最低限に抑えてスチールの組み合わせでCM制作をする場合、
企業側ではどのようなものを用意したら良いのでしょうか?
スチール画像
スチール画像はそのまま組み合わせてテレビCMとして放送するものなので
ある程度画質の良いものを選んだ方が良いです。
今まで会社のパンフレットなどを制作したことがあるなら
そこに使った写真データが使えないか探してみてください。
他にも自前で用意した写真でも大丈夫ですが、大きいテレビで映した時にも画質が落ちないようにするためには
やはり画質の良い写真の方が良いです。
とはいえ最近はiPhoneなどもかなり画質が良いですし
実際全編iPhoneで撮影されている映画もあるくらいなので
iPhoneで撮影したような写真でも使えます。
もし撮影が新しく必要なら撮影をすることもできますが、
そうなるとスタッフが動くことにはなるので多少金額が上がってきてしまいます。
社風・商品詳細がわかるような資料
会社のパンフレットでもいいですし、ホームページでもいいので
会社の社風や商品の詳細がわかるようなものを準備しておくと良いです。
これはCM制作スタッフに雰囲気を伝えるために良い資料となります。
どんなコンセプトでどんな情報を入れなくてはいけないのか、ということが口頭よりもより具体的に伝わるでしょう。
関連記事:認知度の低い商品のCMをする時に注意するべきポイント
入れたい言葉
特に会社を紹介するためのCMの場合は
どのような文言をテレビCMに盛り込みたいのか、ということも制作スタッフに伝えた方が良いです。
もちろんパンフレットや公式ホームページにすでに掲載している文言でも構いません。
一番伝えたいことを軸としてCM制作を行っていくので
やはり方向性をすり合わせるためにも必要になってきます。
関連記事:CM制作をするならどれくらいスケジュールを見ておくべき?
雰囲気が伝わるCM動画など
テレビCMを制作する時に、ジャンルや会社などはなんでも構わないので
「こういうCMが好き!」というのを教えていただけると、制作スタッフに雰囲気が伝わりやすいです。
テレビCMの好感度ランキングでも上位にくるような
- Amazon
- au
- 日清食品
- ソフトバンク
- 花王
- コカ・コーラ
- JR
なんかはよく話題に出ますね。
もちろんターゲット層や伝えたい内容が全く違うこともあると思うので
あくまで参考にする程度、ということにはなりますが
普段テレビを見ていて「面白い!」と思ったCMがあったら、それを伝えていただけると
CM制作の内容もご提案がしやすくなります。
関連記事:広告を出す時に注意したい、考査について
制作したCMを有効活用する
ここまでCM制作をなるべく金額を抑えてする方法についてお話してきましたが、
一度作ったCM素材については別の場所でも流用が可能です。
例えばYouTubeに動画を投稿して
それを埋め込む形で企業の公式サイトで配信をしたり
YouTube広告に使っていただくことも可能です。
もちろんその予定があるのであれば、権利がフリーになるような動画の制作の仕方をしなくてはいけないので
それはあらかじめ制作スタッフに伝えておかなくてはいけないことですが
せっかくCM制作をするなら、作った素材をいろいろなところで使いたいですよね。
CM制作は一度しておけば、またCMを放映したいと思った時にも使っていただけますし
将来的なことも考えて制作に取り組んでいただければと思います。
関連記事:CM制作の依頼をする時に決めておくこと、伝えると良いこと
