弊社ライズアドバートは主にラジオCMとテレビCMを扱う広告代理店ですが、
グループ会社内で映像制作も行なっており、「テレビCMを放送したいけど初めてだから、一緒にテレビCM制作も行いたい!」という企業様に多くご依頼いただいています。
そういった初めてテレビCMを放映する企業様へ、
テレビCM制作をする時にWEB用の映像制作も一緒に行なっていただくメリットを紹介したいと思います。
映像は一度に制作してコストカット
映像制作は長い尺であれば長い尺であるほど、制作費用も高くなってしまう、と思われがちなのですが
実はそんなこともありません。
例えばロケが出て撮影をして制作をする場合だと
実際に30秒や15秒の尺にするための映像素材がたくさん撮れます。
数時間分の素材を改めて並べてみて、それを組み合わせてテレビCM制作をしていくので
実は30秒の制作をするのも15秒の制作をするのもあまり手間としてはかからないんですね。
それよりも
- ロケが出るか出ないか
- ロケが何日必要なのか
といったところで制作費が大きく変わってきます。
1日のロケであれば、内容にこだわり過ぎなければ100万円前後で15秒の素材も30秒の素材も作ることができるのです。
(有名タレントを起用したりする場合はキャスト費用がかかるので値段も大きく変わってきますが)
テレビCMでは15秒の尺のものと30秒の尺のものが一般的ですが、
ウェブ用に1分や45秒といった長めの尺の制作をすることもできます。
関連記事:CM制作費の相場はいくらか
WEB用の動画は半永久的に配信できる
テレビCMの放映は予算に合わせて本数や期間が変わりますので、
どうしてもお金をかけないと放映をずっとし続けることはできません。
ですが、企業様の公式サイトなどで実際に放送しているテレビCMを配信したり、
放送が終わってからも配信し続けることは半永久的にできます。
YouTubeなどの動画投稿サイトに制作した動画をアップロードし、
それを公式サイトに埋め込むだけでできますから簡単ですしお金もかかりません。
もちろん権利などの関係もありますから、サイトで配信をしたいのであれば制作する前の段階でしっかりその旨をお話しておいていただく必要はあります。
有名タレントさんを起用したりする場合は、権利の関係でネットでずっと制作物を配信し続けることはできません。
ただ、権利フリーの状態の制作物を制作することも可能です。
最初から公式サイトで配信することが決まっているのであれば、ずっと権利を気にせずに配信することができるように制作をすることもできるんですね。
最近は公式サイトで制作したCMを配信したい、という企業様がとても多く、
初めてのテレビCM制作で
- ウェブCM用の30秒尺のもの
- テレビCM用の15秒尺のもの
を一緒に制作するケースが非常に増えています。
テレビCMがリーチしなかった人も、公式サイトを訪れた際にテレビCMがみられる、という状態にしておけば
テレビCMをやった実績も伝わります。
「テレビCMを放送する企業はちゃんとしている企業」という認識を持っている人は多く
それもまたアピールポイントになるでしょう。
関連記事:CM制作をするならどれくらいスケジュールを見ておくべき?
一度作った映像は今後もCMに使える
初めてテレビCMをする企業様にとっては、放送用のCM素材制作もしなくてはいけないので大変だとは思いますが
一度作った素材は今後、追加でテレビCMを放送したい、という時ももちろん使えます。
かなり昔に制作した素材を今もあえて使い続けている老舗企業様も多いですからね。
例えば初めてのテレビCMの場合は15秒の尺でスポットCMにすることが多いですが
その後少しテレビCMに慣れてきたら、30秒尺のものを使ってタイムCMを打ってみるということもできます。
長期的にテレビCMを放映していくことを考えているのであれば
やはり一番最初に15秒のものと合わせて30秒のテレビCMも制作しておく方が良いでしょう。
テレビCMは一度きりよりも
やはり長い期間を通して投下していくことで効果が上がりやすくなりますから
長期的な目で検討していただきたいと思っています。
関連記事:テレビCMで売上を伸ばすための戦略
ウェブCMにも流用できる
制作したCM動画素材は公式サイトで配信するだけでなく
ウェブCMとして投下することも可能です。
例えばYouTube広告であれば、5秒尺のCMや1分尺のCMもあります。
権利をフリーにした形でCM素材制作を行えば、その素材を流用してウェブCMも配信することが可能ということなんですね。
テレビCM用の映像制作はやはりCMを放送するなら一度はやっておかなくてはいけないことですが
今後の展開と合わせて、どの尺のものを一緒に作っておくか、ということもぜひ検討してみていただきたいです。
関連記事:YouTubeの広告はどこまでターゲティングできる?
