弊社ライズアドバートは広告代理店ですが、
グループ会社で映像制作も行なっています。
通常はCMを放映する時は
- CM制作会社でCM素材を作る
- 広告代理店を通してテレビ局のCM枠を購入する
といった流れで、CM制作と広告代理店、2社とやりとりをします。
ただ、弊社の場合は広告代理店とCM制作がグループ会社になっていることによって、
余計なマージンをかけずに、費用を抑えて制作・放映ができる仕組みになっています。
CMを放映する時に「CM制作からやりたい」という企業様の場合は
初めてテレビCMを放送する、というところも多いでしょう。
CM制作の依頼をする時に、あらかじめ決めて置くと良いことを紹介していきたいと思います。
CMをする目的
なんのためにテレビCMをするのか、ということを先に明確にしておくと良いです。
企業によってテレビCMをする目的は様々で
- 企業の知名度を上げたい
- テレビCMを放送したという実績(社会的信用)が欲しい
- 決算前にテレビCMをしたい
- 新商品を出すのでPRをしたい
- 社長がテレビCMに出演したい
- 新しくできる店舗のPRをしたい
など、色々目的はありますよね。
それぞれの目的に合わせてテレビCMも制作していった方が良いので
どのような目的でテレビCMをするのか、ということは制作の依頼をする時点で伝えた方がイメージも伝わりやすいと思います。
関連記事:テレビCMの出稿量の目安はどれくらいで考えるべき?
CMのイメージ
どのようなCMをイメージしているのか、ということもCM制作をするなら伝えた方が良いでしょう。
とはいっても、初めてテレビCMをする場合は「こういうCMが良いんです!」というのをなかなか明確に伝えることができない場合がほとんどです。
その場合は、普段テレビを見ていて「いいな!」と思ったテレビCMを伝えてもらうのが一番わかりやすいです。
例えば、最近好感度ランキングで上位に食い込んでくるCMに、AmazonのCMがあります。
「AmazonみたいなCMをしたい!」と言われた場合は「ハートフルなCMをイメージしているんだな」というのが伝わります。
「ライザップみたいなCMがいい!」と言われた場合は
インパクトがあって、音の印象も強いCMを作ろう、と思えるわけです。
もちろん全く同じものを制作する、というわけではないのですが
イメージというのはなかなか伝わりにくいものなので、既存のCMで「○○のCMみたいな雰囲気で」と言われた方が制作スタッフにはうまく伝わるものなんですよね。
関連記事:テレビCMとネット動画CM、その違いは?どちらを選べばいい?
ターゲット層
どのような人たちをターゲットにしたいのか、ということも決めておくと
より一層具体的な素材を作っていくことができます。
ここで多いのが「色々な人に見てもらいたい」という意見なのですが、
なかなかこれは難しいことで、広くフォローしようとすることで逆に無難なCMになってしまってインパクトに欠けてしまう、ということが往々にしてあります。
それよりも、ぎゅっと範囲を絞り込んで、しっかりとターゲティングをした方が記憶に残るCMを制作することができたりするものなんですよね。
具体的に言えば「年齢」「性別」などはやはりはっきり決めてしまった方が良いと思います。
さらに
- どういう趣味をしている人なのか
- どんな仕事をしている人なのか
- 普段どんな生活をしているのか
など、具体的に絞り込んでも良いでしょう。
これは大雑把に決めたものを広告代理店などに持っていって相談すれば、一緒に考えてくれると思います。
大体の予算
電波料に関しては地域によって差はあるものの、ピンキリ、というわけではありません。
それよりもどちらかというとCM制作の方がかかってくる予算はピンキリになります。
例えばスチール素材(写真)があれば、それを繋ぎ合わせて、ナレーションをつけるような形で
大体20万円〜50万円の間で制作を行うことができます。
どのナレーターを起用するかによって多少幅が出るような形です。
対して、ロケが必要な物を制作するとなると、最低でも100万円〜150万円ほどの制作費がかかってしまいます。
さらに有名なタレントさんを起用する、となると数千万円〜億単位になってしまうこともあります。
それほどに制作費の場合は幅が出てくるものなんですね。
なので大体のイメージで構いませんので、予算のイメージを伝えてもらって
- スチールを繋げて作るのか
- ロケをするのか
- タレントは使うのかどうか
というところだけでも決めていただけると、具体的なお話が進んでいきやすくなると思います。
初めてだとわからないことも多いと思いますし、ここに書いてあることを全て決めないと連絡をしてはいけない、ということではありません。
わからないところはちょっと置いておいて、相談する形で広告代理店に連絡してしまっても大丈夫です。
